宿泊型ミュージアムBnA Alter Museumがディレクターズ・アートフェア「 メタモール“アルター”市場 vol.3 」を開催
既存のジャンルに囚われないディレクション及びキュレーションを展開する5名のディレクターのセレクトにより総勢15組の作家が出品。
- 「 メタモール“アルター”市場 vol.3 」概要
会場:BnA Alter Museum SCG/1F/2F
会期:2022年3月5日〜3月27日
開館時間:11:00〜20:00
会期中無休/入場無料
[京都市「Arts Aid KYOTO」補助事業]
参加ディレクター(5名):
吉田山 (FL田SH) / 武部敬俊 (LIVERARY) / 佐久間磨 (Rondade) / 黒田純平 (keshik.jp) / 筒井一隆 (BnA Alter Museum)
参加アーティスト(15組):
金田金太郎 / 菊池和晃 / 時吉あきな / HOME ECONOMICS EXPERIMENT / vug / 大橋裕之 / on-demand / System of Culture / サカイケイタ / 清水美於奈 / 高橋美衣 / 野田ジャスミン / beewaa / 中田有美 / 松田将英
この度BnA Alter Museumでは、展覧会 メタモール”アルター”市場 vol.3を開催いたします。
2020年に第1回目を開催した本展覧会は当初より、既存のジャンルに囚われないディレクション及びキュレーションを展開するディレクターたちを擁立したディレクターズフェアとして開催してきました。
第3回目となる今回は、前回までの会場である当館1F及び2Fの他に、計5つの展示空間を有する階段型ギャラリーSCGも展示会場として加わります。
SCGでは、計5名のディレクターが1人につき1展示室を担当し、アーティストとともに企画展示を行います。
また今回より、従来の展覧会タイトルを「スーパーマーケット”アルター”市場」より「メタモール”アルター”市場」へと刷新しました。
これは、新たな展示室を加えた今までの拡大版であるということを意味するだけではありません。
本展が掲げる「市場をオルタナティブに思考する」とは、市場で商品(アート作品)を売買すること以上に、我々が展覧会や作品と対峙し鑑賞する場で生じる感性的な意味を含む価値判断を意識的に拾い上げることを意図しています。その上で、後に続く作品を消費する=consume( con(=完全に)sume(=取る))=残らず使い尽くすということは、どういうことなのか。
消費するということのうちに生産を見出すことは出来ないかという試みでもあります。
階段を登りながら鑑賞するSCGというギャラリーをショッピングモールに見立て、本来のモールが担う生活の基盤としての役割や施設としての構造を踏まえながら展覧会を構成します。
是非ご高覧頂ければ幸いです。
- 関連イベント
日程:3月4日 19時〜
定員:20名 [事前予約制]
参加ディレクター:吉田山 (FL田SH)、武部敬俊 (LIVERARY)、佐久間磨 (Rondade)、黒田純平 (keshik.jp)、筒井一隆 (BnA Alter Museum)
参加無料/予約方法について以下
タイトルに「メタモール」、本文に氏名、電話番号、を明記の上 scg@bnaaltermuseum.com までメールにてお申し込みください。
※オンライン配信も実施予定。
※本イベントを現地にてご参加の方は、一足先に展覧会をご覧いただくことができます。
【SCG内部開放】
日程:3月5日、6日(2日間)
ガイド:黒田純平、筒井一隆
時間:14時/16時/18時(各日程3回)
各回定員:先着10名
参加無料/事前予約不要(当日1Fフロントにてお申込ください)
普段外側しか鑑賞できない階段型ギャラリーSCGの内部を開放します。合わせて搬入導線にある宿泊部屋アートルームも同時にご覧頂くことができます。
- 参加ディレクター紹介
吉田山 yoshidayamar
富山県うまれアルプス育ち、東京在住。FLOATING ALPS合同会社代表。
現在は散歩詩人(HIKER)としてフィールドワークを行い、その一環として展覧会企画やアートスペースの運営等活動中。2018年から「同路上性」をテーマに掲げるギャラリー&ショップFL田SHを渋谷区外苑前に立ち上げ、展示の企画と運営をおこなう、現在は場所を失ったFL田SHを背負い共に都市を漂流し、各地で展覧会を企画している。
パフォーマンスコレクティブであるKCN (kitchen) のメンバーとしても活動している。
近年の主な活動に、ディレクション「ギャラリーTOH」(東京, 2021-2022)、展覧会企画「のけもの」(元錬成中学校屋上, 東京, 2021)、展覧会企画「FLUSH-水に流せば-」(EUKA参加「トミノ見えざる手」(eitoeiko, 東京, 2021)、展覧会参加「インストールメンツ」(投函形式,住所不定,2020)等多数。
武部敬俊 Takatoshi Takebe
フリーランスの編集者。1983年生まれ。岐阜市出身。
これまでさまざまな編集プロダクション、出版社に勤務し編集ノウハウを学ぶ。本業と並行して取材〜デザインまで一人で手がける自主制作雑誌『THISIS(NOT)MAGAZINE』を企画・発行。2013年よりWebマガジン「LIVERARY」を仲間たちと共に始動し、名古屋を拠点にカルチャートピックを日々発信・提案し続けている。メディアの編集・運営のほか、イベントの企画制作、ショップのプロデュース、広告物や物販のグラフィックデザイン、アートワークまでを手掛け、広義における編集者として活動中。
佐久間磨 Osamu Sakuma
さまざまなアートフォームを創造の初期衝動に立ち返り、既成の枠にとらわれない形と方法で現化することを目的にRondadeを設立。『冨井大裕 : 関係する / Interact 』、伊丹豪 『photocopy』、Buku Akiyama 『Composition No.1–10 and the derivatives, 2001–2016 』、澤田育久『substance』などのアートブックや写真集を出版。空間、アートブックのディレクション、キュレーション等活動は多岐にわたる。
黒田純平 Junpei Kuroda
1994年生まれ、大阪府出身。京都精華大学芸術学部洋画コース卒業。
大学では絵画制作を主に専攻し卒業後は、「場所をもたないギャラリー」keshik.jpを立ち上げ、各地で展覧会、POPUPを開催する。2021年、共同運営「TENSHADAI」を立ち上げながら活動する。
主な展覧会企画に、KG+「時代をアーカイブする」(マガザンキョウト, 京都, 2019)、umao個展「my favorite」(ターナーギャラリー, 東京, 2020)、「Gathering」(Kitahama N gallery, 大阪, 2021)他多数。
筒井一隆 Kazutaka Tsutsui
1986年生まれ。BnA Alter Museumアートディレクター。 ギャラリーでのディレクター職、インテリアデザインオフィスでのアートコーディネート業務を経て、京都河原町にある宿泊型ミュージアムBnA Alter Museumにて展覧会のキュレー ションやアーティストインレジデンスの企画運営を行う。
近年の主な展覧会企画に「揺れる目、浅い眠り」(BnA Alter
Museum 1/2F, 京都, 2021)、「楽観のテクニック」(BnA Alter Museum SCG, 京都, 2020)、「TO SELF BUILD」 (BnA Alter Museum SCG, 京都, 2019) 他多数。
- 出展アーティスト 作品紹介
金田金太郎 "inter-inter-cept" / 菊池和晃 "Draw a CircleⅠ" 撮影:表恒匡
時吉あきな / HOME ECONOMICS EXPERIMENT
vug "asakura vs saitou" / 大橋裕之
on-demand / サカイケイタ
System of Culture / 清水美於奈
高橋美衣 / 野田ジャスミン
beewaa / 松田将英 "Ripples" 2021 撮影:三宅英正
中田有美 "Near and far (IN THE OFFICE)" 2021
※アーティストのより詳細な情報は、下記”本件に関する報道関係者からのお問合せ先”にあるプレスキットをご確認ください。
- BnA Alter Museumとは
BnA Alter Museumは、気鋭のアーティストが制作する泊まれる空間型アート作品31部屋に加え、計31メートルの縦型ギャラリースペースや、ミュージアムショップ、バー&ラウンジ等が併設される新しい形のアートスペースです。また、パブリックスペースを展示やイベントに開放するなど、国境を超えたアーティスト、アートファンのコミュニ ティーが集う場となることを目指します。
住所:京都府京都市下京区天満町267-1
アクセス:阪急河原町駅より徒歩6分/京阪祇園四条駅より徒歩7分/河原町松原バス停から徒歩3分
Tel: 075-748-1278
URL:https://bnaaltermuseum.com/
Twitter:https://twitter.com/BnaAlter
Facebook:https://www.facebook.com/BnAAlterMuseum
Instagram:https://www.instagram.com/bnaaltermuseum/
- SCGとは
SCG(stairscase gallery)はアートルームと同様に、施設としてBnAの思想を表現するためのもう一つのメインプロジェクト。
施設においては常設展であるアートルームに対してSCGは企画展という位置付けにあり、宿泊ゲストだけでなく全ての人々に開かれている。 計30メートルの縦型ギャラリースペースで、施設内階段を上りながら縦に広い五つの空間を鑑賞するという世界にも類を見ない展示空間。 既存のカテゴリーを超え、未来を開拓する”今”を捉えること。
ユニークな隔離空間だからこそ実現する奇想天外なアイディア。BnAがやるギャラリーだからこそ、表現者にも鑑賞者にも新たな挑戦の場を。
- 【本件に関するお問合せ先】
BnA Alter Museum
担当:アートディレクター 筒井 一隆
Tel:075-764-1278
Mail:scg@bnaaltermuseum.com
【本件プレスキットは以下よりダウンロード頂けます。】
https://drive.google.com/drive/folders/1lHgmMeiB8taWob9dERbalh8VMsY7Gzm1?usp=sharing
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像