本日「世界アルツハイマーデー」に認知症の疾患啓発動画を公開『日々はつづいていく 2023』「ふたりの記憶、ひとつのものがたり篇」―知ることから、やさしくなれる―
急速な高齢化に伴い、日本では2025年には65歳以上の約5人に1人が認知症になると予測されており¹、今や認知症は誰にとっても身近なことです。認知症の症状は、原因となる疾患や個人により異なりますが、周囲の方がその症状の意味や当事者の想いを知り、誤解や思い込みを解くことが、当事者の不安を取り除く第一歩になります。
世の中の認知症への理解を深めることで、認知症の当事者様とそのご家族が安心して暮らすことができる社会の実現をめざし、「知ることから、やさしくなれる」をコンセプトとした本動画を作成しました。2022年度は認知症と診断された母とその娘の視点で日々を綴った「ないわけない篇」「タイムスリップ篇」を公開し、80を超える自治体より、地域イベントでの活用希望等のお問い合わせを頂きました。
「ふたりの記憶、ひとつのものがたり」篇
ふたりは出逢い、成長し、夫婦になり、家族をつくる。時は経ち、ある日食事をしたことを忘れる夫。それに気づき戸惑う妻。
認知症と共に生きていくことを受け入れて、前を向く、ふたりと家族のものがたり。
本動画はhttps://e-65.eisai.jp/special/lifegoeson_movie/よりご覧いただけます。
当社は、今後も自治体や他産業との連携による認知症エコシステムを構築することで、社会的インパクトを創出し、誰一人取り残さない「認知症と共生する社会」の実現に貢献してまいります。
1. 厚生労働省 認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/nop1-2_3.pdf
[参考資料]
1.世界アルツハイマーデー
1994年、「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、この日を中心に認知症の啓発活動を行っています。また、2012年からは9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、世界中で様々な取り組みが行われています。日本においても、公益社団法人「認知症の人と家族の会」がポスターやリーフレットを作成し、認知症への理解を呼びかけるなどの活動を行っています。
厚生労働省HP:世界アルツハイマーデー及び月間(令和5(2023)年度)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/alzheimerday2023.html
2.『日々はつづいていく 2023』「ふたりの記憶、ひとつのものがたり篇」
【屋外広告キャンペーン】
9/21(木)~9/30(土)の10日間、丸ノ内線の1編成限定で中吊り広告を全面展開します。
【メイキング動画】
もうひとつの「ふたりの記憶、ひとつのものがたり」
-誰もがよりよく生きられる社会へ-
病気の前に、その「人」のことを考えるきっかけを作り、社会と認知症という病気の距離を近づけたいという想いで、制作スタッフ一同、撮影に臨みました。
【メイキング演出コンテ】
登場人物の動きや心情、シーンをどのように演出するかなど、さまざまな情報を盛り込んだ、映像の土台。
夫の認知症の症状や心の変化も、より詳細に描写されています。
3.認知症情報サイト「相談e–65」
「相談e–65(そうだんイーローゴ)」では、認知症に関する相談や治療に対応している「医療機関」を検索いただける「もの忘れ相談ナビ」のほかに、認知症に関する基礎知識、認知機能の維持・向上の対策、介護方法、体験談、体と脳を活性化するデュアルタスクの運動プログラム「ブレパサイズ」など、認知症と歩む皆様に向けた情報を掲載しています。
詳細はhttps://sodan.e-65.net/よりご覧ください。
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