泉山陶石で蘇った、令和の古伊万里 【Ko-Imari history Labo】×【李荘窯業所】

~400年の伝統を誇る有田焼への情熱が生んだ奇跡の物語~

「最盛期の古伊万里を、有田本来の泉山陶石で再生したい。」 「伝統に根ざした、真の有田焼らしい有田焼を再現したい。」  こうした強い想いから、長年、それぞれに有田を舞台に活躍してきた【Ko-Imari history Labo】の村上伸之と【李荘窯業所】の寺内信二がタッグを組み、発掘調査で出土した古伊万里の復活プロジェクトに挑みました。
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泉山陶石で蘇った、令和の古伊万里

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400年の伝統を誇る有田焼。その連綿と続く営みの中では、長らく泉山で産する良質な陶石を原料として、無限とも思えるほど多様な磁器が生み出されてきました。そのありさまについては、有田町内の窯跡をはじめ、数々の遺跡の発掘調査の出土品などが、多くのことを現代に語ってくれます。

有田焼の原料も、大正時代からはほぼ熊本県の天草産に変わり、泉山陶石に最適化した技術の多くは失われました。もはや幻の磁器原料となったのです。
 

【李荘窯業所】寺内信二(左)と【Ko-Imari history Labo】村上伸之(右)【李荘窯業所】寺内信二(左)と【Ko-Imari history Labo】村上伸之(右)

 


「最盛期の古伊万里を、有田本来の泉山陶石で再生したい。」

 

「伝統に根ざした、真の有田焼らしい有田焼を再現したい。」


 

長年、有田に住み、それぞれのスタイルで有田焼と向き合ってきた2人のプロフェッショナルが立ち上がり、泉山陶石を原料とし、伝統的な技と最新技術を駆使して復活に挑むこととなったのです。

 

 

そこからの道は平坦ではありませんでした。
試作に試作を重ねて、ついに納得のいくクオリティを実現した”令和の古伊万里”が蘇ったのです。

 


 
数百年も前に創造されたデザインながらも、まったく古さを感じさせない、そのモダンな造形や文様は、現代の食卓にも、すんなりとマッチするはずです。
 
 

 

 



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■染付窓絵ザクロ文小鉢
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有田町の泉山口屋番所遺跡から出土した、古伊万里最盛期の1690年代頃の製品を、忠実に再現したものです。おそらく、近接する年木谷3号窯跡の焼成品と推定されます。
 
 



内面周囲の四方にはザクロの折枝文を描いた窓を配し、その間に花唐草文を挟んだ小鉢です。繊細で端正な線描きと、その中に塗られた濃淡の対比が美しい濃(だ)みが、そこはかとない上品さを漂わせています。
 

 


内抱えぎみに二段に立ち上がる造形も、現代の製品にはないオリジナリティの高いもので、泉山陶石独特の味わい深い素地と、熟練した職人の手描きによる絵付けと相まって、唯一無二の有田焼に仕上がりました。
 

 

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■染付牡丹文中皿
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有田町の泉山口屋番所遺跡から出土した、古伊万里最盛期の1690年代頃の製品を、忠実に再現したものです。おそらく、近接する年木谷3号窯跡の焼成品と推定されます。
 

 

 


 
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李荘窯  http://www.risogama.jp/index.html

寺内 信二

 

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Ko-Imari history Labo    https://www.instagram.com/koimari_history/
村上 伸之

 

【プロフィール】


(略歴)

1986年10月 青山学院大学大学院博士後期課程中退 有田町奉職 有田町教育委員会出向 学芸員 2015年4月 有田町教育委員会文化財課課長 2019年4月 有田町歴史民俗資料館・有田陶磁美術館館長兼務 2021年4月 有田町歴史民俗資料館・有田陶磁美術館館長 (専門分野) 近世考古学 肥前の近世窯業・陶磁史 これまでの有田町の全発掘調査の2/3以上を担当 日本考古学協会会員 東洋陶磁学会幹事

 

(主な近著)

・「発掘資料にいる有田の古九谷」『聚美』第5号   青月社 2013

・「初期伊万里から古九谷へ」『徳川将軍家の器』   千代田区立日比谷図書文化館 2013
・「発掘調査が語る有田焼の生産システム」   『中近世陶磁器の考古学』第1巻 雄山閣 2015
・「山辺田遺跡発掘調査速報」『陶説』No.759   日本陶磁協会 2016
・共著『古伊万里金襴手』創樹社美術出版 2016
・「肥前陶磁における「初源伊万里」の位置付け」『目の眼』No.486   目の眼 2017
・「日本の磁器誕生秘話」『芸術新潮』2019.10月号   新潮社 2019
・「唐津焼の起源(研究史編)」   『中近世陶磁器の考古学』第12巻 雄山閣 2020
・『伊万里磁器の創始窯 小溝窯出土陶片』創樹社美術出版 2020
・「唐津焼の起源(考察編)」   『中近世陶磁器の考古学』第16巻 雄山閣 2022   

(その他)
・佐賀新聞に「有田陶片物語」のコラムを10年以上連載
・「世界ふしぎ発見」(TBS)、「ブラタモリ」(NHK)ほかテレビ出演、新聞・雑誌取材多数
・講演・講話多数

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この器は、一般社団法人ヘルスサポーターズイノベーション(https://www.healthsupporters-i.com/)およびNPO法人poco a bocco(https://www.pocoabocco.jp/)の活動を、ふるさと納税による寄付で応援してくださった方への返礼品となっております。

 

 

 

 

 

●ヘルスサポーターズイノベーション

 

【有田焼】【李荘窯】染付牡丹文中皿

https://www.furusato-tax.jp/product/detail/41001/5582396/307

 

【有田焼】【李荘窯】染付窓絵ザクロ文小鉢

https://www.furusato-tax.jp/product/detail/41001/5582395/307


 

 

ヘルスサポーターズイノベーションは、ヘルスケアやキャリア支援の専門家が連携し、オンラインで人々のWell-Beingをサポートする活動に取り組んでいます。運営するオンラインサービスCHILWEL(チルウェル https://chilwel.jp/)は令和4年度経済産業省フェムテック等サポートサービス実証事業(https://www.femtech-projects.jp/)にも採択されています。

 


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●NPO法人poco a bocco

【有田焼】【李荘窯】染付牡丹文中皿
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/41001/5582451/453


【有田焼】【李荘窯】染付窓絵ザクロ文小鉢
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/41001/5582450/453


 

NPO法人poco a boccoは九州の佐賀県で女性のこころと身体の健康をサポートしている団体です。産前産後ケアのほか、子育て中の母親向けのフィットネスプログラムや妊娠期の夫婦のためのイベント、SAGAN COFFEE FESTA、シングルファミリーのための子ども料理教室など様々な取り組みを行っています。

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日用品・生活雑貨
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会社概要

URL
https://www.healthsupporters-i.com/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
佐賀県佐賀市水ケ江2-11-1
電話番号
0952-60-2152
代表者名
寺野幸子
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年05月