JAPAN MADEが『畳になれないイ草を用いたアップサイクルマット』をプロデュース。READYFORにてクラウドファンディングを開始。

株式会社ひゃくはち

2022年6月7日 11時00分

株式会社ひゃくはち（東京都世⽥⾕区、代表・畠⼭純）が運営する日本のモノづくりを持続可能にするプロジェクト『JAPAN MADE （ジャパンメイド）』は、明治44年から続く⽼舗畳屋『⾦井畳店』と共に、非正規品や廃棄予定だった「イ草」を再活用したサステナブルなアップサイクルマットを企画・開発。 READYFORにて6⽉7⽇よりクラウドファンディングに挑戦します。

明治44年から続く⽼舗畳屋『⾦井畳店』と共に、捨てられてしまうはずだった「イ草」を再活用し、様々なシーンで使えるマルチマットを企画・開発しました。

READYFORにて、2022年6⽉7⽇（⽕）から7⽉16⽇（⼟）までの40⽇間クラウドファンディングに挑戦します。

古くからある畳文化を、現代のライフスタイルに合わせて日常的に、もっと身近に楽しめるようにしたい。日本のモノづくり、工芸の未来を広げていくためにも、挑戦を共に支え応援してくださる仲間を募りたいと考え、クラウドファンディングの実施に至りました。

本プロジェクトの背景

今回のプロジェクトは、東京都浅草橋にある金井畳店の金井功さんからご相談をいただいて始まりました。「育てられたイ草のほとんどは、B品や廃棄になってしまう。農家さんのためにもなんとかしたい」というお話をいただき、イ草の香りや効能、生活の欧米化による畳文化の減少、自然素材を活かした訴求を考え、アップサイクルマットに行き着きました。

実は、畳に使用されるイ草はある程度の長さがないと正規品として用いることが難しく、畳になれないのです。そのため、収穫されるイ草の約7割が焼却されたり、肥料になったり、アウトレット品になってしまっているのが現状。その年の天候や品種によっても作柄が変わってくるため、農家さんが自然と向き合いながら作ってくれています。また、イ草農家さんが減ってきていることや、労働状況や利益率についての課題もあります。

プロダクトについて

表地に、B品・廃棄予定だったイ草を用いており、縁にはITONAMIさんにご協力いただき、端材のデニムを使用。また、裏地には飲食店から回収したコルクを活用して作られたTOKYO CORK PROJECTさんのコルクマットを採用しています。

マットは２種類。ヨガ、ストレッチ、瞑想、筋トレ、昼寝、ピクニックシート、座布団、ラグ、インテリアなど、様々な用途でお使いいただけます。

※ヨガではグリップの強度の感じ⽅に個⼈差があるため、軽めのポージングをおすすめします。

折ったり、丸めて持つこともでき、簡単に持ち運びすることが可能なので、リモートワーク中のリフレッシュタイムなど様々なシーンで活躍します。裏地がコルクマットを採用しているため表地の畳と比較すると滑りにくく、使いたい時にさっと使えるのも嬉しいポイントです。

クラウドファンディングについて

READYFOR（https://readyfor.jp/）にて6月7日～40日間実施予定。詳細や価格等は、下記よりご確認くださいませ。

https://readyfor.jp/projects/upcyclemat

JAPAN MADEとは

JAPANMADEは『共息』をコンセプトに、日本のモノづくりを持続可能にすべく活動するプロジェクトです。日本のモノづくりは、恵まれた豊かな自然とそこで育まれ、受け継がれてきた人間の技と心が対話し、共息して生まれた文化だと私たちは考えます。

“共に呼吸し、息の長いストーリーを。これから先も在り続ける文化を。”

そんな想いで私たちはJAPAN MADEを運営しています。

畳もまさに、日本の自然と人間の技が共に息をして育んできた素敵な文化の一つ。もしかするとこれから先に生まれてくる子どもたちは、畳を知らないまま大人になるかもしれません。どこか懐かしさを感じる、癒やしを与えてくれる畳の文化。次世代に繋いでいくためにも、日本文化を大切にしたいという思いが芽生えるきっかけになりますように。