ノンフィクションのサブスク型サービス「SlowNews」に新潮社「小説新潮」からコンテンツ提供開始 宮下洋一さん「デス・ペナルティー」
スマートニュース株式会社(東京都渋谷区、CEO:鈴木健)の子会社スローニュース株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:瀬尾傑)は4月20日、同社が運営するノンフィクション・調査報道に特化したサブスクリプション型Webサービス「SlowNews」( https://slownews.com/)に、株式会社新潮社(東京都新宿区、佐藤隆信社長)が発行する歴史ある小説誌『小説新潮』(西麻沙子編集長)からの記事配信を開始しました。
『小説新潮』が長い歴史の中で、サブスクリプションサービスに作品を配信するのは初めてです。
今後も、SlowNewsは『小説新潮』編集部と連携し、同誌が生み出す良質なノンフィクション作品を随時配信します。
SlowNewsは、ノンフィクションの傑作や話題の本、国内外の長編記事など厳選したコンテンツを配信する定額読み放題サービスとして、2月24日にスタートしました。利用料は月額1,650円(税込)の定額制です。
書籍は、岩波書店、KADOKAWA、講談社、光文社、東洋経済新報社、文藝春秋の6社の協力の下、100冊以上のノンフィクション作品を掲出します。
また、The New York TimesやProPublica、The Guardianなど海外メディアの調査報道の翻訳記事や、調査報道に取り組むジャーナリストへ取材費用の支援などを行う「調査報道支援プログラム」の参加者が提供する記事をオリジナルコンテンツとして独占配信します。
すでに高橋ユキ氏、濱野ちひろ氏、吉田千亜氏ら、各ノンフィクション賞受賞者や注目のジャーナリストが長期間の取材に取り組んだ作品を配信しています。
本サービスの収益の一部は「調査報道支援プログラム」に使用し、ジャーナリズムの最も重要な役割を担う調査報道が継続的に生み出される環境づくりに取り組みます。
SlowNewsでは、今後、『小説新潮』だけでなく、各出版社の文芸誌などの協力を得て、話題のノンフィクション作品を配信をする予定です。
◆『小説新潮』について
小説新潮は戦後まもない一九四七年に創刊されました。以来、文学史に名をとどめる作家で、小説新潮に登場したことのない名前を探すほうが困難なほど、数多の文豪、巨匠、新進気鋭による名作、名シリーズが誌面を飾ってきました。
時代は変わり、新しい作家、若い書き手も次々に現れます。変わらないのは「小説を読む楽しみ」を大切にすること。現代小説、時代小説、ミステリー、恋愛、官能……。ジャンルにこだわらず、クオリティの高い、心を揺り動かされる小説を掲載していきます。
小説と並ぶ両輪が、エッセイと豊富な読物です。小説新潮では、毎号、ボリュームのある情報特集や作家特集を用意しています。読み応えは新書一冊分。誰かに教えたくなる情報が、きっとあります。
目指すのは、大人の小説、大人の愉しみが、ぎっしり詰まった雑誌です。経験を重ね、人生の陰翳を知る読者だからこそ楽しめる小説、今だからこそ必要とされる情報を、ぎっしり詰め込んでいきたい。
言葉を換えれば、「もうひとつの人生を体験する小説誌」。時には主人公たちの息遣いに寄り添い、またある時には人生の新たな側面を見つけるささやかなヒントになれば――そう願っています。
ほんの少しかもしれませんが、小説新潮で毎月の生活がきっと変わるはずです。
1976年、長野県生まれ。ジャーナリスト。18歳で単身アメリカに渡り、ウエスト・バージニア州立大学外国語学部を卒業。その後、スペイン・バルセロナ大学大学院で国際論修士、同大学院コロンビア・ジャーナリズム・スクールで、ジャーナリズム修士。フランス語、スペイン語、英語、ポルトガル語、カタラン語を話す。フランスやスペインを拠点としながら世界各地を取材。『安楽死を遂げるまで』(小学館)で講談社ノンフィクション賞受賞。著書は他に、小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞した『卵子探しています 世界の不妊・生殖医療現場を訪ねて』『外人部隊の日本兵』(写真・横田徹氏)など。
◆「デス・ペナルティー」の内容紹介
〈犯した罪の償いとして、死刑が存在する。それは、人間社会が決める善と悪の基準に則って、できる限り悪を排除するための慣習なのだと思う。しかし、その基準は、全世界共通でないばかりか、国や地域や町によっても異なる。理想や希望こそあれ、死刑に絶対的な答えはない。〉生殖医療、安楽死と「生と死」をテーマにし続けてきたジャーナリストが、世界各国を取材し、死刑の「なぜ」に迫る。
◆『小説新潮』西麻沙子編集長のコメント
今年創刊74年を迎える「小説新潮」は、その名の通り「小説」がいっぱい載っている雑誌です。でもそれだけではなく、漫画にノンフィクション、エッセイなど、面白い読み物がとにかくたくさん読める宝箱のような雑誌を目指しています。宮下洋一さんの「デス・ペナルティー」は死刑制度を巡るノンフィクションでありつつも、読むうちに著者の誠実さが心に沁みこんでくる、すぐれた物語性のある作品だと感じています。今回、SlowNewsさんとこのようなコラボレーションが叶って大変光栄に存じます。連載の続きが気になった方は、ぜひ本誌にも目を向けていただければ幸いです(益田ミリさんのかわいい表紙が目印です)。
◆スローニュース株式会社について https://about.slownews.com/
スローニュース株式会社は2019年2月、スマートニュース株式会社の子会社として設立。ジャーナリズムの最も重要な役割を担う「調査報道」を次の時代にどのように残すのか、この難題に取り組むべく始動した。調査報道を継続的に生み出すエコシステムの創出を目指し、定額課金サービスSlowNewsを2021年2月にスタートした。
サブスクリプションサービスへのリンクはこちら: https://slownews.com/register
商号:スローニュース株式会社(英名:SlowNews, Inc.)
所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-25-16 いちご神宮前ビル2F
設立日:2019年2月1日
事業内容:ジャーナリスト、ジャーナリズムメディアの支援、育成
代表者名:瀬尾傑
作品は『小説新潮』2021年3月号から連載スタートしたジャーナリスト・宮下洋一さんによるノンフィクション作品「デス・ペナルティー」です。4月20日(火)からSlowNewsで配信され、連載完結まで、隔月ペースで各回を配信予定です。
『小説新潮』が長い歴史の中で、サブスクリプションサービスに作品を配信するのは初めてです。
今後も、SlowNewsは『小説新潮』編集部と連携し、同誌が生み出す良質なノンフィクション作品を随時配信します。
SlowNewsは、ノンフィクションの傑作や話題の本、国内外の長編記事など厳選したコンテンツを配信する定額読み放題サービスとして、2月24日にスタートしました。利用料は月額1,650円(税込)の定額制です。
書籍は、岩波書店、KADOKAWA、講談社、光文社、東洋経済新報社、文藝春秋の6社の協力の下、100冊以上のノンフィクション作品を掲出します。
また、The New York TimesやProPublica、The Guardianなど海外メディアの調査報道の翻訳記事や、調査報道に取り組むジャーナリストへ取材費用の支援などを行う「調査報道支援プログラム」の参加者が提供する記事をオリジナルコンテンツとして独占配信します。
すでに高橋ユキ氏、濱野ちひろ氏、吉田千亜氏ら、各ノンフィクション賞受賞者や注目のジャーナリストが長期間の取材に取り組んだ作品を配信しています。
本サービスの収益の一部は「調査報道支援プログラム」に使用し、ジャーナリズムの最も重要な役割を担う調査報道が継続的に生み出される環境づくりに取り組みます。
SlowNewsでは、今後、『小説新潮』だけでなく、各出版社の文芸誌などの協力を得て、話題のノンフィクション作品を配信をする予定です。
◆『小説新潮』について
小説新潮は戦後まもない一九四七年に創刊されました。以来、文学史に名をとどめる作家で、小説新潮に登場したことのない名前を探すほうが困難なほど、数多の文豪、巨匠、新進気鋭による名作、名シリーズが誌面を飾ってきました。
時代は変わり、新しい作家、若い書き手も次々に現れます。変わらないのは「小説を読む楽しみ」を大切にすること。現代小説、時代小説、ミステリー、恋愛、官能……。ジャンルにこだわらず、クオリティの高い、心を揺り動かされる小説を掲載していきます。
小説と並ぶ両輪が、エッセイと豊富な読物です。小説新潮では、毎号、ボリュームのある情報特集や作家特集を用意しています。読み応えは新書一冊分。誰かに教えたくなる情報が、きっとあります。
目指すのは、大人の小説、大人の愉しみが、ぎっしり詰まった雑誌です。経験を重ね、人生の陰翳を知る読者だからこそ楽しめる小説、今だからこそ必要とされる情報を、ぎっしり詰め込んでいきたい。
言葉を換えれば、「もうひとつの人生を体験する小説誌」。時には主人公たちの息遣いに寄り添い、またある時には人生の新たな側面を見つけるささやかなヒントになれば――そう願っています。
ほんの少しかもしれませんが、小説新潮で毎月の生活がきっと変わるはずです。
◆宮下洋一(みやした・よういち)
1976年、長野県生まれ。ジャーナリスト。18歳で単身アメリカに渡り、ウエスト・バージニア州立大学外国語学部を卒業。その後、スペイン・バルセロナ大学大学院で国際論修士、同大学院コロンビア・ジャーナリズム・スクールで、ジャーナリズム修士。フランス語、スペイン語、英語、ポルトガル語、カタラン語を話す。フランスやスペインを拠点としながら世界各地を取材。『安楽死を遂げるまで』(小学館)で講談社ノンフィクション賞受賞。著書は他に、小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞した『卵子探しています 世界の不妊・生殖医療現場を訪ねて』『外人部隊の日本兵』(写真・横田徹氏)など。
◆「デス・ペナルティー」の内容紹介
〈犯した罪の償いとして、死刑が存在する。それは、人間社会が決める善と悪の基準に則って、できる限り悪を排除するための慣習なのだと思う。しかし、その基準は、全世界共通でないばかりか、国や地域や町によっても異なる。理想や希望こそあれ、死刑に絶対的な答えはない。〉生殖医療、安楽死と「生と死」をテーマにし続けてきたジャーナリストが、世界各国を取材し、死刑の「なぜ」に迫る。
◆『小説新潮』西麻沙子編集長のコメント
今年創刊74年を迎える「小説新潮」は、その名の通り「小説」がいっぱい載っている雑誌です。でもそれだけではなく、漫画にノンフィクション、エッセイなど、面白い読み物がとにかくたくさん読める宝箱のような雑誌を目指しています。宮下洋一さんの「デス・ペナルティー」は死刑制度を巡るノンフィクションでありつつも、読むうちに著者の誠実さが心に沁みこんでくる、すぐれた物語性のある作品だと感じています。今回、SlowNewsさんとこのようなコラボレーションが叶って大変光栄に存じます。連載の続きが気になった方は、ぜひ本誌にも目を向けていただければ幸いです(益田ミリさんのかわいい表紙が目印です)。
◆スローニュース株式会社について https://about.slownews.com/
スローニュース株式会社は2019年2月、スマートニュース株式会社の子会社として設立。ジャーナリズムの最も重要な役割を担う「調査報道」を次の時代にどのように残すのか、この難題に取り組むべく始動した。調査報道を継続的に生み出すエコシステムの創出を目指し、定額課金サービスSlowNewsを2021年2月にスタートした。
サブスクリプションサービスへのリンクはこちら: https://slownews.com/register
商号:スローニュース株式会社(英名:SlowNews, Inc.)
所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-25-16 いちご神宮前ビル2F
設立日:2019年2月1日
事業内容:ジャーナリスト、ジャーナリズムメディアの支援、育成
代表者名:瀬尾傑
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