コロナ禍におけるシニア層のお盆期間の過ごしかたを調査!離れて暮らす家族とのコミュニケーションはSNS活用※1が56%とデジタルシフト~一方、80代の5割は「お盆期間に使う予算が増えた」と回答~
※1 本調査ではTwitter、Instagram、FacebookなどをオープンSNS、LINEなどをパーソナルSNSと定義しています。
【「シニア層のお盆期間の過ごしかた」調査トピックス】
■お盆休みに「家族の帰省予定あり」と回答した人のなかで最も多かったのは60代(52.8%)。「帰省してくる家族と過ごす人」や「ステイホーム」、「一人または夫婦で旅行を予定している」など小規模・少人数での行動が多い結果に。 ■お盆休みに家族の帰省予定がない人の中で「リモートやビデオ通話で家族と会話や会食をする」という人は60代で最も多かったが、年代関係なくリモートでの交流が浸透してきていることが明らかに。 ■コロナ禍以降における日常生活での離れて暮らす家族や孫とのコミュニケーションは、80代が最も多く取られており「手段に変化はあれど、頻度は増えた(43.1%)」と回答。 また、その手法はSNSを介して活発になっており「オープンSNS(Twitter、Instagram、Facebookな ど)を使う(52.6%)」との回答が多く、デジタルコミュニケーションの浸透がわかる結果に。 ■コロナ以前のお盆休みと比較すると、80代が「使う予算が増えた(51.4%)」と最も多く回答したのに対し、60代では「使う予算が減った(40.9%)」との回答が最多。 予算が減った理由として、「コロナ前と比較すると収入が減ったから」と回答した人が多く、年代によって働きに出ている人の生活の変化が浮き彫りとなる結果に。 |
【調査結果の総括】
コロナ禍以降におけるお盆期間の過ごしかたは、シニアのなかでも年代によって異なることがわかります。60代のニューシニア(※2)層では、家族の帰省を予定している人が多く、また、一人旅や夫婦旅行など小規模でアクティブに過ごす予定の人が多いことも判明しました。
お盆休みに関係なく、コロナ前と比較すると離れて暮らす家族とのコミュニケーションが増えたと回答した人は80代が最も多く、60代では逆にコミュニケーションが減ったと回答した人が多い結果となりました。離れて暮らす家族以外に同居の家族がいるかどうかによって、家族との関わりかたに違いがあることが推測できます。
一方、リモートでのコミュニケーション手段では、80代でオープンSNSを使用する人が多いことが判明。若者だけでなくSNSなどのデジタルツールを使用するシニアが増えていることがわかる調査結果となりました。
※2 本調査では65歳~74歳までの前期高齢者を“ニューシニア”と定義しています。(世界保健機関(WHO)によるシニアの定義は65歳以上。そのうち、65歳~74歳までを前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と定義されています。)
《2021年のお盆休みの過ごしかたについて》
■お盆休みに「家族の帰省予定あり」と最も多く回答したのは60代。帰省してくる家族と過ごす人や夫婦で旅行を予定している人が多い結果に。
60代では家族の帰省を予定している人が最も多いことがわかりました。過ごしかたについては、「一人または夫婦で旅行(44.4%)」を計画している人が最も多く、そのほか「帰省する家族または(同居の)家族で団らん(44.3%)」と回答するなど、他の年代と比較すると限られた規模ながらアクティブに過ごす予定の人が多いことがわかります。
■お盆休みに家族の帰省予定がない人の中で、リモートやビデオ通話等で離れて暮らす家族と会話や会食をする人は、60代が最多。ただし、年代関係なく浸透してきていることが明らかに。
お盆休みに「家族の帰省予定なし」と回答した人の中で、離れて暮らす家族との会話や会食をリモートやビデオ通話等で予定している人が一定割合以上いることもわかりました。
60代が多いものの、コロナ禍以降におけるコミュニケーションの手法として、リモートでのビデオ通話等が年代関係なく浸透してきていることがわかります。
また、「リモートで会話予定」と回答した人の中で、普段からリモートでの会話や会食をよく行なっているかとの質問には、60代が最も多く「よく行なっている(月に1回以上)(46.9%)」と回答しました。
《日常生活における、離れて暮らす家族や孫とのコミュニケーションについて》
■コロナ禍における日常生活のコミュニケーションについて、
全年代の中で80代が最も多く「手段に変化はあれど、頻度は増えた(43.1%)」と回答。
離れて暮らす孫や家族との日常生活でのコミュニケーション(手紙・電話・SNSでのやり取り・会話)について、全年代の中で80代が最も多くコミュニケーションを取る頻度が増えていることがわかりました。一方で、60代では「頻度が減った(38.3%)と」回答した人が最も多く、対面での会食や会話が難しくなることにより世代間で違いが出ていることがわかります。
また、コミュニケーション手法はオープンSNS(Twitter、Instagram、Facebookなど)を使って離れて暮らす孫や家族とコミュニケーションを取る80代が多いことが明らかになりました。その他、SkypeやZoomを使って会話を楽しむと回答した人もおり、従来の対面での会話や電話、また手紙といったコミュニケーション手段に加えて、デジタルツールを使用するシニア層が増えていることもわかります。
《2021年のお盆期間に使うお金の予算について》
■コロナ禍以前のお盆休みと比較すると、80代が最も多く「予算が増えた(51.4%)」と回答し、60代で「予算が減った(40.9%)」との回答が最多に。
コロナ禍前後でお盆休みに使う予算について比較をすると、80代では「予算が増えた(51.4%)」と回答する人が最も多く、一方で60代は「予算が減った(40.9%)」と回答する人が最も多い結果となりました。使うお金が増えた理由としては、「お金に余裕があり日常的に使う予算が増えたから」と回答する人や、「コロナ禍で外出や人に会う機会が減り、日常的にお金を使わなくなったことで、お盆休みに使う予算が増えたから」との理由が挙げられています。
また、使うお金が減った理由としては、「コロナ禍前と比較すると収入が減ったから」と回答する人が多く、60代のシニア層では働きに出ている人が多く、コロナを機に仕事面で生活に影響が出ている人が一定数いることも予想できる結果となりました。
【調査概要】 調査対象 :全国の65歳~89歳男女 サンプル数:800 調査期間 :2021年7月30月~8月3日 調査方法 :インターネットリサーチ 【本調査結果引用時のお願い】 ※本調査内容の引用・転載等を希望される場合は、下記「報道関係のお問い合わせ」先までご連絡のうえ、出典元((株)DMMファイナンシャルサービス)を明記いただくようお願いします。 |
■株式会社 DMM ファイナンシャルサービス(https://www.dmm-fs.co.jp/) 会社概要
代表者:代表取締役社長 島津 勇一
設立日:2020 年 3 月
資本金:1,000 万円
所在地:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー24階
※保険事業においては、株式会社DMMファインナンシャルサービスが、株式会社DMM少額短期保険の「DMMほけん」の販促施策等を代行し、また保険募集代理店として保険契約締結の媒介を行ないます。
※「DMM ほけん」を運営・管理している株式会社 DMM 少額短期保険は、株式会社 DMM ファイナンシャルサービスの 100% 子会社です。
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