弊社社員が、地元農産品である大阪ぶどうの収穫ボランティアに参加
大阪府の『アグリパートナー連携協定の農業体験・ボランティア』分野の初事例
社長の尾形をはじめ従業員25名は、2箇所のぶどう農園にて、収穫期を迎えたぶどうの見分け方や収穫作業方法を学びながら、約490kgのぶどう*を収穫しました。弊社は、大阪工場で86年間ゼラチン等の生産活動を続けており、地域社会の一員として、地域の発展に貢献することが重要であるとの認識のもと、この収穫ボランティアに参加いたしました。今後も地域に貢献できるよう様々な活動に参画してまいります。(*:720ml入りのワインに換算すると、約400本分が製造できる量に相当)
■アグリパートナー連携協定について
大阪府内の農業者の多くは、農繁期を中心にパート人材を活用してきましたが、コロナ禍で人材の確保が難しくなっています。一方、企業においてはコロナ禍における従業員の収入源確保やモチベーション向上のため、副業の解禁が進み、副業分野として農業へ関心が寄せられています。そこで、大阪府が今年度から新たに設置した「大阪農業つなぐセンター」が、副業や農業体験などで農業分野への参画を希望する企業及びその従業員をアグリパートナーと位置づけ、農作業等への応援を求めている農業者をマッチングする制度です。これにより農業者と企業がお互いにWin-Winとなる関係を築くものです。またこの活動は、SDGsに揚げる17のゴールの内、8(働きがいも経済成長も)のゴール達成に寄与するものです。
大阪農業つなぐセンター アグリパートナー企業募集のサイトへ
https://www.pref.osaka.lg.jp/nosei/agripartner/index.html
■弊社社長 尾形のコメント
弊社はこれまで、地元小学生への出前授業や、地域清掃など自社で行える活動を主体に行ってきました。今回の農業体験・ボランティア活動」では、農繁期に高齢化やコロナ禍による人手不足で困っておられる栽培農家で農作業を行うことで、地元の方に役立つ支援をしたいという想いで参加しました。真夏に収穫期を迎えるぶどうの収穫は、暑さに加え、足元が傾斜地での作業となり、大変さを身をもって体験しました。弊社のボランティア活動は微力ではありますが、今後も継続していくことで、地域の特産品である大阪ぶどうの生産が維持され、100年後にもこの価値あるぶどう畑の風景が広がっていることを願っています。
■ぶどう栽培農家(至田園)の方のコメント
当園のぶどうは大半が傾斜地で栽培されていて、種無しぶどうにする処理や害虫対策などの作業も重労働なのですが、中でも真夏のぶどう収穫作業は最も大変な作業で、今回のボランティア支援は本当に助かりました。大阪府中部農と緑の総合事務所の山田さんに相談し、今回の「農業体験・ボランティア活動」を紹介してもらい本当に良かったですとのコメントをいただきました。
■大阪府中部農と緑の総合事務所 農の普及課 推進総括主査 山田庸子様のコメント
今回の「農業体験・ボランティア活動」によるぶどうの収穫作業支援を好事例として、来期の活動継続や未経験の方でも参加可能な他の農作業を検討し、提案したいとのコメントをいただきました。
■カタシモワイナリーと大阪ぶどうについて
1914年(大正3年)にカタシモワインフード株式会社の創業者、高井作次郎が果樹園の経営のかたわら日本酒の醸造技術を用いたワインの醸造に成功し同5月に創業。前身となるカタシモ洋酒醸造所を設立。西日本で現存する最古のワイナリーで、製造されたワインは数々のコンテスト受賞歴があり、2019年6月に大阪市で開かれた20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の夕食会で、各国首脳らに同社のワインが振る舞われたことでも知られています。
大阪は約100年前日本一のぶどうの産地でしたが、都市化や担い手の高齢化等により栽培農家が減少しており、カタシモワイナリーは大阪が100年後もぶどうとワインの産地であるために、地元企業等と共に地域の栽培農家を支援しています。
カタシモワイナリーのサイトへ https://www.kashiwara-wine.com/
■■■ 新田ゼラチンについて ■■■
1918年の創業以来100年以上、コラーゲンの“無限の可能性”を追求し、研究開発を続けてきた大手コラーゲン・ゼラチンメーカー。全ての人々の『元気で若々しくありたい』という願いを叶えることを目指し、製品やソリューションを食品や健康食品市場に提供しています。
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