「キャリアと子育ての両立サポート制度」トライアル導入開始

通常勤務と時短勤務に加え、新たな勤務および報酬パターンを選択可能に。子育てサポート担当者も任命。全社員を対象に。

株式会社電通ランウェイ

株式会社電通ランウェイ(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:鈴木篤、以下「当社」)は、「キャリアと子育ての両立サポート制度」を整備し、全社員を対象に、2025年1月よりトライアル導入を開始いたします。本制度は、子育て中の社員が直面する業務負担や心理的なストレスを軽減し、柔軟な働き方を実現することで、社員それぞれの志向やライフスタイルに合わせて、キャリアを中断することなく継続できる環境を提供することを目的としています。

<本制度の概要>

選べる4つの時短勤務パターン

新たな勤務時間および報酬パターンを設定し、従来の選択肢に加え、中間的な働き方を可能にしました。これにより、社員一人ひとりが自身の状況に応じて、勤務形態を選ぶことができるようになります。

従来の選択肢

【通常勤務】 7時間勤務+割増見合手当20時間

【時短勤務】 6時間勤務+割増見合手当なし または5時間勤務+割増見合手当なし

新制度の選択肢

【タイプA】 時短6時間勤務+割増見合手当10時間

※時短6時間勤務を選択した場合、自動的に割増見合手当10時間分が付与されます

【タイプB】 7時間勤務+割増見合手当10時間

※タイプA、Bともに残業を想定しない所定労働時間を上限とした勤務形態です。

シミュレーションでは、従来の制度では時短勤務と通常勤務の年間給与差が約39%ありますが、新制度ではタイプAで約21%、タイプBで約8%に縮小される見込みです。

子育てサポート担当者の任命

本制度では、上述の時短勤務パターンを増やすと共に「子育てサポート担当者」を任命する仕組みを導入し、急なお迎えや通院といった突発的な事態にも対応しやすくいたしました。これにより、社員のライフステージに合わせて相互に助け合うことが当たり前となる職場環境を目指すものです。

  • 子育て中の社員と同等以上のスキルを持つ社員を事前に選定し、「子育てサポート担当者」として任命

  • サポート担当者には固定で子育てサポート手当を支給(サポート発生の有無に関わらず支給)

  • 対応内容は「子どもの急な発熱などの事象」を想定(1回あたり3~4時間、月1回程度)

本制度実施の背景

日本の人口は2008年12月をピークに減少の一途をたどり[1]、今年発表された2023年の合計特殊出生率は1.20[2]と過去最低の数値を記録しました。育児・介護休業法の改正(2022年4月1日施行)により、いわゆる「産後パパ育休制度」の創設や1歳までの育児休業の分割取得を可能にする等の法整備が進む一方で、昨今の報道によれば「子育てしにくい」という声がいまだ多く聞かれることも事実です。

当社においても、一般的に「子育て世代」と言われる20~40代の社員が多く働いています。2019年の会社創設以来フレックスタイム制度を導入し、現在は、出社勤務を原則としつつ、労働生産性の向上に資する在宅勤務を推奨した「ハイブリッド勤務」を基本方針としておりますが、実際に子育て中の社員の話を聞くと以下のような声が多くあがりました。

「できる限りフルタイムで働きたいが、しっかりと業務に対応できるか不安なので、時短勤務にすべきか迷っている」

「育児休暇を取得後、本当は営業職に戻りたかったが、子どもが小さいうちはどこまで対応できるか自信がなく、突発的な業務の少ない担務に変更して勤務を続けている」

こういった課題の解決を目指し、外部の人事・労務専門家の助言を聞きながら大きく2つの制度を整え、本年1月よりトライアル導入を開始しました。やりたい仕事の継続はもちろん、管理職への昇格をめざす子育て中の社員を、会社として制度面から支援していきたいと考えています。

電通ランウェイでは、今後もひとりひとりの社員の志向やライフスタイルに合わせられる、柔軟で働きやすい環境づくりと、制度を使いやすい企業風土の醸成に力を注いでまいります。


[1] 人口推計(2023年10月1日現在、総務省統計局)

[2] 人口動態推計(2024年6月5日公表、厚生労働省)

プロジェクト責任者のコメント

「子育て中の社員が働きやすい環境を整えることは、社員一人ひとりが最大限の力を発揮するために欠かせません。本制度を通じて、仕事と子育てを両立できる仕組みを提供し、全社員が活躍できる会社を目指しています。これからも社員の声を反映しながら、新たな制度づくりに取り組んでまいります。」(人事部長 衛藤美穂)

【電通ランウェイとは】

2019年に設立された電通グループの総合広告会社です。メディアコミュニケーション領域やブランドエクスペリエンス領域において、高い対応力を持つプロデューサー集団として活動しています。唯一無二のエージェンシーとして、ブランドの成長に寄り添いながら、ビジネスや社会に新たな価値を創造することを目指しています。

社名:株式会社電通ランウェイ(英文表記:Dentsu Runway Inc.)

事業領域:メディアコミュニケーション領域とブランドエクスペリエンス領域におけるソリューションの提供

所在地:〒105-7001 東京都港区東新橋1-8-1 

資本金:1.5億円

主要株主:株式会社電通グループ 100%

主要役員:代表取締役社長執行役員 鈴木 篤

創立:2019年4月1日(同年7月1日より営業開始)

公式HP:https://www.d-runway.co.jp/

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会社概要

株式会社電通ランウェイ

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URL
https://www.d-runway.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区東新橋1-8-1 電通本社ビル29階
電話番号
03-6271-1800
代表者名
鈴木 篤
上場
未上場
資本金
1億5000万円
設立
2019年04月