Gmail&スマホ閲覧率UP、メルマガ調査|20代はLINEやSNSも
メールマガジン購読状況調査 2022年度版
当社では昨年から「メールマガジンがどの様に読まれているのか?」について、日本国内のインターネットユーザーを対象に調査を行っています。
今回の2022年度調査でも、昨年同様にプライベート用メールアドレス、仕事用メールアドレスそれぞれのメルマガ購読状況を調査しました。また、今回新たにSNSサービスの利用状況についての設問を追加しています。
今回の2022年度調査でも、昨年同様にプライベート用メールアドレス、仕事用メールアドレスそれぞれのメルマガ購読状況を調査しました。また、今回新たにSNSサービスの利用状況についての設問を追加しています。
- 【調査結果サマリー】
- Gmailでのメルマガ購読が昨年より大幅に増加し60%以上に
- 昨年に比べ、スマホでメルマガを購読する人が増加
- BtoBは「12時~15時台」、BtoCは「21時~23時台」がメルマガ購読時間の1位
- 「会社やお店に関する情報」を見るチャネル1位はLINE、2位はメルマガ、3位はTwitter
- メルマガ、LINE、SNSで「会社やお店に関する情報を見ることがある」人の大半が「購入・予約」する
調査目的
メルマガ購読状況についての現状を把握し、メール配信の企画・実務に携わる方々に役立つ情報を提供するため。また、仕事用とプライベート用のメールアドレスそれぞれの購読状況を比較するため、調査対象者を下記とした。
調査概要
・調査方法 :インターネット調査
・調査期間 :2022年7月26日~8月7日
・対象者 :会社員、公務員、自営業を含めた経営者、20代〜60代(回答者の年齢分布は国勢調査の人口比率に対応)
・有効回答数:4,354(事前調査)、858(本調査)
- (事前調査)メルマガを1通以上受信している人はどれくらいの割合か?
(出典)「国内外における最新の情報通信技術の研究開発及びデジタル活用の動向に関する調査研究」総務省(2022)
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r04/html/nf308000.html
以降の設問は、最低1通以上のメルマガを受信していると回答した方々を対象に、仕事用・プライベート用、それぞれのメールアドレスでのメルマガ購読状況についてまとめたものです(有効回答数858名)。
- メルマガを読む時間帯はいつか?
プライベート用アドレスについては、1位は「21時~23時台(27.0%)」、2位は「12時~15時台(22.4%)」、3位は「19時〜20時台(16.7%)」という結果となりました。昨年と比べると、1位は変わらないものの、2位と3位で入れ替えがありました。仕事用アドレスでも見られた傾向ですが、プライベート用アドレスでも夜間のメール閲覧比率が減り、その分だけ日中の閲覧が増える傾向がありました。
昨年と今年で日本人のライフスタイルに極端な変化があったとは考えられませんが、昨年度の調査時(2021年春)はコロナ禍による影響が今年よりも強くあったことが影響しているのかもしれません。
- メルマガ購読に利用されているメールソフトはどれか?
2位は、仕事用アドレスでは「Outlook」で49.7%(昨年比+3.5%)で、プライベート用アドレスでは「Yahoo!メール」で52.7%(昨年比+1.9%)と、それぞれ昨年よりシェアを伸ばしています。
一方、4位は「Thunderbird」でしたが、仕事用アドレスでは12.7%(昨年比-0.9%)、プライベート用アドレスでは10.7%(昨年比-1.4%)と昨年比でシェアを落としており、「その他」の回答も数%ずつ落ちていることから、「Gmail」「Outlook」「Yahoo!メール」3つのメールソフトに利用者が集中していく傾向にあることが分かりました。
- スマホとPC、どちらのデバイスで読まれているか?
今回の調査で明らかに増加したのはスマホでのメルマガ閲覧です。「スマホのみ」「両方だがスマホが多い」を合わせると、仕事用アドレスで41.6%(昨年比+5.0%)、プライベート用アドレスで55.5%(昨年比+6.2%)がスマホでメルマガを読んでいる結果となり、昨年から大きく増加していることが分かりました。
- 1日平均何通のメルマガを受信しているか?
プライベート用アドレスでは、1位が「6通〜10通(28.5%)」、2位が「1通~5通(24.0%)、3位が「21通以上(23.4%)」となり、昨年1位だった「21通以上」が3位へ後退し、2位3位だったものが1位2位へと繰り上がった結果となりました。プライベート用アドレスでの受信通数は、平均すると少し下がったものと考えられます。
- 1日に平均何通のメルマガを開いて読んでいるか?
前設問ではメルマガの1日あたりの「受信数」について調べましたが、次に「開いて読んでいる数」について調べました。
会社用でもプライベート用でも、約8割の人が1日10通以内、約2割の人が1日10通以上読んでいるということになります。
- 1日にどれくらいの時間メルマガを読んでいるか?
一日あたりのメルマガの通数から考えても、メルマガ1通が読まれる時間はそう長くはなさそうです。多くの方は、メール全体をチェックしたのち、関心が高い数通を開いてさっと目を通したり、特に気になるものがあればじっくり読む、という行動を取っていると考えられます。
- メルマガを開く、開かないの判断に最も影響するところはどこか?
慣れ親しんだメルマガの場合には送信元に対する安心感がある為、「今日は何の内容かな?」という観点で受信箱を見ることが多く、件名やプレビューの影響が大きくなると考えられます。一方、新たに購読を開始したばかりのメルマガの場合には、「誰から届いたか?」という送信元名の重要性が高くなると考えられます。
- どんな理由でメルマガを購読停止しているのか?
- どんなコンテンツを期待してメルマガに登録するのか?
期待されるコンテンツを送り続けることが開封率・購読率に大きく影響しますので、これらのコンテンツが提供可能にも関わらずまだメルマガに含まれていない場合には是非追加されることをお勧めします。
- 購読を停止したメルマガはどれくらいの配信頻度だったのか?
- メルマガ、LINE、SNSなどで会社やお店に関する情報を見るか?
若い年代ほどLINEやSNSの比率が高く、年齢が上がるにつれメルマガの比率が高くなる傾向が分かります。また、グラフ内にはありませんが性別による特徴もあり、Instagramは特に女性の比率が高いという傾向が見られました。一方、メルマガでは特に男女に差はありませんでした。
- メルマガ、LINE、SNSなどでサービスの購入や施設の予約をするか?
- まとめと調査結果の詳細について
調査結果の詳細についてはこちらのスライドをご覧ください:
https://prtimes.jp/a/?f=d81059-20220928-3d43d691a75e80627036882da8274b12.pdf
- 会社概要
所在地:東京都千代田区霞が関1-4-1 日土地ビル2F
事業内容:メール配信サービス「Benchmark Email(ベンチマークイーメール)」の提供
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