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公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン
会社概要

生活困窮世帯の保護者1,902名へのアンケートから見えた子ども・家庭への新型コロナの影響に関する調査結果発表

「7割以上の家庭が所得減少」「約4割の子どもが学習機会減少」~支援を届けるべく「夏の募金」を9月11日まで実施~

公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン

子どもの教育格差の解消に取り組む公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン(東京都墨田区、代表者:今井悠介・奥野慧、以下CFC)は、新型コロナが及ぼす子どもや家庭への影響について、生活困窮世帯の保護者1,902名に対して行った調査結果を発表しました。
調査の結果、生活困窮世帯の7割以上がコロナ禍で所得が減少傾向にあることが明らかになりました。この他にも、3~4割の子どもに「学習機会の減少」「学力の低下」「学習意欲の低下」等の学習面の困りごとがあることがわかり、5~7割の子どもが部活動や行事、習い事等学校内外の「体験機会の減少」にも直面していることがわかりました。CFCは、これらの調査結果を報告書にまとめ、ホームページ上で公開いたしました。詳細は、調査報告書をご覧ください。


※調査報告書(全文)は以下よりダウンロードしてください。
URL:https://cfc.or.jp/wp-content/uploads/2022/07/report2207.pdf
 

  • 調査結果の要約

(1)生活困窮世帯の7割以上が、世帯所得減少またはその見込みがあると回答
新型コロナウイルスの発生による世帯所得への影響を調査したところ、「現時点で既に世帯所得が減少した」との回答が49.8%、「今後減少する可能性がある」との回答が24.8%に上りました。


(2)子どもの学習や教育に関する困りごととして、3~4割が「学習機会の減少」「学力の低下」「学習意欲の低下」と回答。最も多かった回答は「体験機会の減少」
新型コロナウイルスに関連した子どもの学習や教育についての困りごとを調査したところ、休校や学級閉鎖に伴う「学校の授業機会の減少」(45%)、「塾に通えない」(32%)との回答のほか、「学習意欲の低下または学習習慣がなくなった」(40%)、「学力の低下」(37%)など、学習面の困りごとに直面している子どもが3~4割に上ることが明らかとなりました。
また、困りごととして「学校内外の体験機会の減少」と回答した割合が最も多く、部活動や学校行事などの「学校内の体験機会減少」と回答した割合は約7割、文化・スポーツ活動などの「学校外の体験機会減少」と回答した割合は約5割でした。


(3)当事者の声(一部抜粋)
・新型コロナウイルス感染症流行により失業してしまい、その後はひとり親であることや、働ける時間が限られていることなどもあり、正社員にはつけずパートや派遣で繋いでいる。子どもたちにとてもつらい思いをさせてしまっており、申し訳ない。

・臨時休校や部活動の停止が現在も続いており、親としても学校へ行く機会が減り、学力や学校生活がどの様な状態なのかわからないのが現状で、不安を感じます。子どもも、入学当時からコロナの影響を受けており、色々と諦めている様に感じます。

・収入減少を受けて習い事をしたいという希望を叶えてあげることが出来ず我慢させてしまっている。自分の興味があることに挑戦できない思いが学習面や友人関係にも影響していないか不安を覚えます。

※調査報告書(全文)は以下よりダウンロードしてください。
URL:https://cfc.or.jp/wp-content/uploads/2022/07/report2207.pdf
 

  • 調査概要

■目的
新型コロナウイルスの感染拡大が生活困窮世帯の子どもに与えている影響を調査し、課題やニーズを把握することで、適切な支援制度を検討する。

■対象者
CFCのスタディクーポン(学校外教育費補助)利用者募集に申請した保護者
(子どもの学年:小学生・中学生・高校生)
※CFCは、生活困窮世帯の子どもに学習塾・習い事等で利用できるクーポンを提供している。クーポン利用者の所得基準は、就学援助受給世帯、児童扶養手当受給世帯、生活保護受給世帯である。なお、本アンケート調査は、クーポンの提供を行う前(申請段階)に実施した。

■調査項目
・新型コロナ感染拡大が保護者の勤務状況や世帯所得へ与えた影響
・新型コロナ感染拡大に伴う子どもの学びや教育についての困りごと など

■調査期間
2022年2月21日~3月25日

■調査方法
WEBアンケートフォーム

■回答者数
1,902名
 

  • コロナ禍の子どもたちの学びと体験を支える「夏の募金」を実施

新型コロナウイルスの影響の長期化をふまえ、CFCでは6月1日~9月11日までの期間「夏の募金」を実施いたします。
CFCが今年度実施したスタディクーポンの新規利用者募集に対しては、過去最多の1,902名から応募があったものの、1,500名以上に支援を届けることができませんでした。今後、一人でも多くの子どもたちに学びと体験の機会を届けるべく、個人および法人寄付者を募ってまいります。

 

  • 「夏の募金」概要

■募集期間
2022年6月1日~9月11日

■目標金額
1,000万円

■寄付金使途
生活困窮世帯の子どもたちを対象としたスタディクーポン事業に使用

■寄付金の受付方法
WEBの専用申し込みフォームより受付
https://cfc.or.jp/archives/news/2022/06/01/30971/
※当団体への寄付は寄付金控除の対象となります
 

  • 団体概要

公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン


国内の子どもの貧困・教育格差解消を目的に、2009年にプロジェクト発足、東日本大震災の発生を受け、2011年6月に法人設立。経済的な理由で学校外教育を受けることができない生活困窮家庭の子どもたちに、学校外教育で利用できる「スタディクーポン」を提供するとともに、大学生ボランティアによる相談支援を行っている。
https://cfc.or.jp/


※お詫びと訂正(2022年8月1日)
2022年7月21日に配信した内容に一部誤りがございました。
訂正した内容を再度配信させていただくとともに、関係者の皆様には深くお詫び申し上げます。

【訂正箇所】
■調査結果の要約
(2)子どもの学習や教育に関する困りごととして、3~4割が「学習機会の減少」「学力の低下」「学習意欲の低下」と回答。最も多かった回答は「体験機会の減少」
→回答項目「塾に通えない」の割合を以下の通り訂正いたしました。

(訂正後)32%
(訂正前)31%

■ダウンロード先の調査報告書につきましても、内容を訂正のうえ差し替えております。
調査報告書
https://cfc.or.jp/wp-content/uploads/2022/07/report2207.pdf
正誤表
https://cfc.or.jp/wp-content/uploads/2022/07/220729_seigohyo.pdf


以上

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URL
https://cfc.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都墨田区錦糸1丁目11-1 ノイエヤマザキ5階
電話番号
03-5809-7394
代表者名
今井悠介
上場
未上場
資本金
-
設立
2011年06月
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