中学生が地域交流で「働く」を学ぶ SDGsに取り組む東京・豊島区で
NPOキーパーソン21、区立中学の地域交流型キャリア教育開催を支援
キーパーソン21の対話型キャリア教育プログラムを活用し、明豊中の子どもたちを中心に学校、PTA、地域の大人が共創することで持続的にキャリア教育に取り組んでいくことを目指しています。今プロジェクトは、内閣府より「SDGs未来都市」に選定された豊島区でのSDGs達成の担い手育成事業の一環です。
- 区立明豊中学校のキャリア教育プロジェクトのねらい
人生100年時代、先の見えない時代となり、大学へ進学しブランド力の高い企業に入れば将来安心という構図は崩れつつあります。それに対応するために早い時期からの将来を見据えた学びが必要となる中で、中学校の役割が重要となっています。
そこで、豊島区立明豊中学校では、中学生が自分たちの生活に身近な「働くこと」を理解できるように、地域の大人と出会う機会を作る今回のキャリア教育プロジェクトを開始しました。親や教師以外の多様な大人の生き方に接することで、自分が将来どのように生き生きと働くかを考えるきっかけとなります。
明豊中学校でこのプロジェクトが開始された背景としては、豊島区では、子どもたちが身近な地域課題を学び、解決策を考え行動を起こす、「自分ごと」としての地方創生SDGsの取組が持続発展都市を作り上げていくという方針があります。
- 今回のプロジェクトでのキーパーソン21の役割
20年以上に渡りキャリア教育支援を続けてきたキーパーソン21は、独自に開発した対話型プログラムを活用し、今回の豊島区立明豊中学校のプロジェクトにおいて、中学生たちがわくわくすることを見つけ、地域コミュニティを醸成する支援を行います。
- 豊島区立明豊中学校との協働プロジェクトの概要
対象:明豊中学校2年の全生徒、および明豊中学校PTA、保護者、地域の大人
日時:2021年10月29日(金) ①10:40~12:30(1,2組)②13:30~15:20 (3,4組)
開催場所:明豊中学校(所在地:東京都豊島区長崎5丁目31−29)
主催:豊島区立明豊中学校
開催支援:認定NPO法人キーパーソン21
10月29日(金)キャリア教育プログラム実施
サポーターとなる地域の大人が学校に訪問し、大人との対話を通じて生徒自身が自分を掘り下げます。好きなものことを理由とともに伝え合います。地域の大人と中学生がゲーム形式のグループワークを通じて、中学生が自分の「わくわくすること」を見つけ出し、それが世の中の仕事とつながっていることに気づき、自主性を育みます。
※10月29日のキャリア教育プログラム実施に先立ち、準備プログラムとして下記の2つを実施済み
①オンライン講演会(2021年9月25日)
オンライン講演会では、PTA、保護者、地域の大人を対象に、キーパーソン21のキャリア教育に対する考え方、子どもの内発的動機を引き出すことの重要性、それを伴走する地域コミュニティの重要性などをレクチャー。また保護者、地域の大人同士の交流をつくる。
② プログラムサポーター養成講座(2021年10月17日)
PTA、保護者、地域の大人を対象に、キャリア教育プログラムのサポーター養成講座を実施。子どもの内発的動機をどうやって引き出し、言語化するのかについて1日かけて伝え、実践した。
- 10月29日の取材に関して
・10月29日(金)キャリア教育プログラムの様子について、撮影を含む取材が可能です。
・プロジェクトの狙いなどについては、今回の主催者である豊島区立明豊中学校およびキーパーソン21が取材対応させていただきます。
・参加する中学生や保護者等への取材など、詳細に関してはキーパーソン21にお問い合わせください。
- 【資料】団体概要
名称:認定NPO法人キーパーソン21(特定非営利活動法人 キーパーソン21)
設立:2000年12月10日
本部:神奈川県川崎市中原区新丸子東2-907-25 ハイツ武蔵小杉704
代表理事:朝山あつこ
会員数:456(理事9名, 監事1名, 顧問2名, アドバイザー5名)
全国拠点:9(北海道、新潟、北関東、東京、川崎、湘南、静岡、沖縄、大阪兵庫)
パートナー団体:6(株式会社植松電機、株式会社感性労働研究所、株式会社クリップアカデミー、認定NPO法人くさつ未来プロジェクト、EGAHOUSE&COMPANY、社会福祉法人生活クラブ)
キーパーソン21ではあらゆる大人たちが次世代を育むために一緒になって本気で力を注ぐ社会を目指し、持続可能な地域づくりを行っています。私たちは親、教員、企業人三者を対象とした活動を行っています。
・親:親子の相互理解を深め、子どものやりたいを引き出すオンラインプログラム
・教員:先生が生徒のやりたいを引き出すプログラム
・企業人:上司と部下がお互いの意欲の源泉を見出だすプログラム
「夢!自分!発見プログラム」 経産省主催キャリア教育アワード経済産業大臣賞受賞
「夢!自分!発見!プログラム」は、2016年に、経済産業省主催「キャリア教育アワード経済産業大臣賞(中小企業部門)」を受賞した、子どもたちのやりたい!を引き出すキャリア教育プログラムです。これまで全国各地で20年間、53,266人(2021年3月31日までの延べ人数)の子どもに提供してきました。地域の様々な大人たちとの出会いの中で、子どもたちが将来の仕事や生き方を考え、本当に大切にしたいことに気づき、主体的に人生を選択して動き出す力を育みます。多数の学校で授業に導入されている教育効果の高いキーパーソン21オリジナルのプログラムです。
代表理事 朝山あつこ略歴
わくわくして動き出さずにいられない原動力「わくわくエンジン®」の発見提唱者。
長男の中学校の学校崩壊がきっかけで、大人も子どもも、自分を活かしていきいきと仕事をして生きていってほしいと願い、2000年にNPO設立。
「夢!自分!発見プロクラム」を開発し、学校、企業、行政、大学、PTAなどと連携し、“一人ひとりのわくわく”から主体的になるキャリア教育を北海道から沖縄まで全国に展開中。これまで、5万人を超える子どもたちにプログラムを提供してきている。
日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2005」クリエイティブ部門受賞。
神奈川県の大学における男女共同参画推進プログラム検討委員や、
企業のCSR教育プログラムアドバイザー、その他、多数の企業や教員研修を務める。
2017年 経済産業省主催 キャリア教育アワード 中小企業部門最優秀賞を受賞。
2018年 内閣府、文部科学省、厚生労働省、経済産業省の三省連携シンポジウムで基調講演。
2019年〜 相模原市総合計画審議会委員
著書:「ふつうの主婦が見つけたやる気のエンジンのかけ方」
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