活動10年を迎えた、共感的傾聴で子育て中の母親を応援するNPO/クラウドファンディングによる資金を基に、ホームページを全面リニューアル

NPO法人リスニングママ・プロジェクトは、 "すべての人が聴きあう未来" の実現に向けて、新しく生まれ変わったホームぺージを通じて、聴くことの重要性を広く発信し、共鳴する方々との繋がりを目指します。

NPO法人リスニングママ・プロジェクト(東京都港区、代表理事:豊平さとみ、以下「リスママ」と称します)は、2024年5月に実施したクラウドファンディングで得た資金を基に、「すべての人が聴きあう未来」の実現に向けて、活動開始以来10年ぶりにホームページを全面リニューアルいたしました。

新しいサイトは2024年12月、公開されています。

URL: https://listening-mom.org/

1.ホームぺージ全面リニューアルの背景と目的

NPO法人リスニングママ・プロジェクト活動10年を迎えての課題


当団体は2014年に活動を開始し、共感的傾聴で「話せる場」の提供と「聴く力」を育成を行っています。

私たちの団体名にも示されているように、子育て中のママの話を聴くことに注力しています。
メイン事業は、”おはなしDAY”という傾聴サービスで、妊婦さんや乳児〜小学生を子育て中のママの話を同じく現役子育て中(3歳〜中学生までの育児中)でリスママ内で専門的なトレーニングを受けたママが、オンラインで20分間、どんな話も寄り添って聴く、というものです。利用料は無料です。

共感的な傾聴を通じて、子育て中の母親の孤独や孤立を軽減し、育児に伴う不安やストレスを和らげるメンタルケアを提供してきました。また、一般的に傾聴と聞いてイメージするよりさらに深く、話す人が大切にしたいことを明確にし、自己決定をするサポートを行うことでエンパワメントを促進してきました。利用件数の累計は現在、4300件を超えています。

ここ数年はリピーターが多く、まだサービスを知らない人により広く知ってもらいたい思いを強くしています。
また、現在、おはなしDAYの認定リスナーが不足していること、子育て期の女性が日常の関係の中でも話を聴いてもらえる場が不足していることに危機感を抱き、私たちは「聴き手」の育成が急務な課題と認識しています。

ホームぺージリニューアルの主な目的は、①SEO対策によるアクセスの向上 ②目指すビジョンの明確化 ③聴き手育成のための講座・研修の情報提供 ④支援者との出会いの機会づくり です。 

2.ホームページリニューアルの資金 クラウドファンディングの成果

2024年5月~”孤”育てをなくそう~をスローガンにクラウドファンディングに挑戦し、目標100万円を達成しました

今年5月、内閣府が実施している「孤独孤立対策強化月間」にあわせ、子育て期女性が感じる孤独・孤立の現状と、その予防として「安心な場で何でも話せること・聴いてもらえること」の意義について、社会に啓発する意味でもクラウドファンディングを実施しました。

この資金は主に活動の広報に充てられる予定で、目標額100万円に対して約125万円を集め、支援者は下は10代から上は80代までの幅広い年齢層にわたり、200名を超えました。多くのご支援や応援をいただき、心より感謝申し上げます。
実際にサービスを利用されたことのある方からは、寄り添って話を聴いてもらうことで孤立感がなくなり力を取り戻せたり、パートナーシップや育児において自分が在りたい方向につながり直せたりした、この活動が広まってほしい、という願いの声があったほか、様々な立場から応援の声がたくさん寄せられました。
今回のホームページの全面リニューアルは、このクラウドファンディングで集まった資金で実現しました。

3.今回のホームぺージ リニューアルのポイント

(1)Vision(目指す未来)、Mission(役割)、Strategy(手段)を明記

すべての人が「聴きあう」未来とはどのような未来であり、そのために私たちが果たす役割や具体的な活動について整理し、明文化しました。

代表や発起人の挨拶の中では、活動対象を敢えて子育て中の母やその周辺に絞っている理由、母をはじめとした子育てに関わる大人たちが聴けるようになることで、子どもたちに自然と「聴く」ことが継承され聴きあう未来が実現する、そんな先を見据えた活動であることに触れています。

https://listening-mom.org/about-listening-mom/  リスママについてページより
聴きあう社会のイメージ図

(2)「聴き手」の育成のための研修内容や実績を紹介

前述のように聴き手の育成が急な課題であることから、おはなしDAYリスナーの養成も兼ねる連続講座の詳細や受講のメリット、実際の受講生の声を集約しました。

「一般的な傾聴のその先をいく聴き手」への興味づけと学びの促進を狙っています。


また、広く社会に聴き手を増やすため、団体や企業向けの研修の窓口を設置し、過去数年間における保育士や里親、助産師など子育て支援者向けの研修のほか、小学校教職員など教育関係者向けの研修、PTAや市民サークルなど保護者向けの研修など、幅広い実績を紹介しています。

https://listening-mom.org/training-for-organizations-and-companies/  団体・企業向け研修ページより

4.今後の展望

私たちはリニューアル後のホームページを活用し、「聴く」ことと「聴いてもらう」ことの重要性を広く発信していきたいと考えています。その中で、子育て中の母やその支援者、また子どもの教育に関わる方々と出会い、「聴く在り方」と「技術」を手渡していけたらと願っています。

また、私たちの活動に共鳴し、応援してくださる方々との出会いと相互理解の場になることも期待しています。

「聴く力」「話せる場」をすべてのママへ その先の子どもたちへ さらにはすべての人へ

実現を確かなものにし、そして加速させることを目指しています。

NPO法人リスニングママ・プロジェクト リニューアルホームぺージ

【団体概要】

NPO法人リスニングママ・プロジェクト

団体名:特定非営利活動法人リスニングママ・プロジェクト
所在地:東京都浜松町2-2-15 浜松町ダイヤビル2階
代表:豊平さとみ
設立:2014年(法人化は2018年)
事業内容:話せる場(聴いてもらえる場)の提供、聴く技術を広める講座・研修事業
WEBサイト:https://listening-mom.org/

【問い合わせ先】
特定非営利活動法人リスニングママ・プロジェクト 
Mail:lis.mom.info@gmail.com

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会社概要

URL
https://listening-mom.org/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都港区浜松町2-2-15 浜松町ダイヤビル2F
電話番号
-
代表者名
豊平さとみ
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年09月