【イタリアン デザイン】盛田昌夫コレクション寄贈記念 特別展「イタリアの磁器-リチャード ジノリのクラシックとモダン 」愛知県陶磁美術館で開催
2025年5月17日(土)~7月27日(日)愛知県陶磁美術館

愛知県陶磁美術館では、盛田昌夫氏から寄贈されたリチャード ジノリの貴重な作品の初公開を記念し、特別展を開催します。リチャード ジノリは1730年年にフィレンツェ近郊のドッチァで誕生し、磁器の焼成に成功しました。その後、王侯貴族に愛されながら発展し、1896年にはミラノのリチャード陶器会社との合併を経て、近代的な製陶会社となりました。特にアール・デコ期には、ジオ・ポンティのモダンなデザインが加わり、新たな魅力を生み出しました。本展では、初公開となる盛田昌夫コレクションに加え、ジオ・ポンティの代表作や現代のジノリのシリーズを含む約190点を展示します。
Ⅰ章 イタリアの磁器 ドッチァ窯
創業者カルロ・ジノリ時代(1737₋1757)から5代カルロ・ベネデット・ジノリ・リーシ時代(1879‐96)につくられたテーブルウエアを紹介



Ⅱ章 リチャード ジノリの時代
1898年のリチャード ジノリ陶磁器会社設立以降に、世界的な陶磁器メーカーとして生み出したテーブルウエアと装飾陶磁の名品を紹介。



Ⅲ章 アートディレクター ジオ・ポンティの世界
「イタリアンモダンの父」と呼ばれ、20世紀イタリアの建築とデザインの第一人者として知られるジオ・ポンティ(1891₋1979)が、1923年から1930年代にかけてアートディレクターとして手掛けた陶磁器などを紹介。





Ⅳ章 ジノリの現在(いま)
2013年にリチャード ジノリはケンリン・グループの傘下に入り、2020年にはブランド名が変更されて「GINORI 1735」となった。世界的に活躍するデザイナーとのコラボレートで生み出された最新シリーズを中心に紹介。


展覧会名 盛田昌夫コレクション寄贈記念
特別展「イタリアの磁器-リチャード ジノリのクラシックとモダン」
会 期 2025年5月17日(土)~7月27日(日)
開館時間 2025年5月17日(土)~6月29日(日)
午前9時30分から午後4時30分まで
※5月17日は開会式のためご観覧は11時30分頃から
2025年7月1日(火)~7月27日(日)
午前9時30分から午後5時まで
休館日 毎週月曜日 ただし7月21日(月祝)は開館し22日(火)に振替休館
会 場 愛知県陶磁美術館 本館 1階展示室
観覧料 一般 900円(720円) 高校・大学生 700円(560円)
中学生以下無料 ( )内は20名以上の団体料金
【関連行事】
記念講演会「陶磁を愛した建築家・ジオ・ポンティ」(事前申込不要・先着順)
日時:5月31日(土)午後1時30分から3時頃まで
講師:田代かおる氏(フリーキュレーター)
親子向けギャラリートーク「はじめてのジノリ」(事前申込不要・要観覧券)
日時:6月1日(日) 午後1時30分から(1時間程度)
ギャラリートーク(事前申込不要・要観覧券)
日時:6月15日(日)、7月19日(土)
各日とも午後1時30分から(1時間程度)
ポーセリン・ペインティング体験講座(事前申込制・要参加費)
「ペンワークで小さなお皿に花飾りのイニシャル)を描く」
日時:6月22日(日) 午後1時~4時頃
講師:杉山ひとみ氏
(1級陶磁器製造技能士、イタリアロンバルディア州認定陶磁器上絵装飾士)
定員:20名 (応募者多数の場合は抽選)
※詳細は公式ウェブページで確認を。
主 催 愛知県陶磁美術館
〒489-0965愛知県瀬戸市南山口町234番地
℡ 0561₋84₋7474/Fax 0561₋84₋4932
ホームページ https://www.pref.aichi.jp/touji
本展についての問い合わせ先
担当:愛知県陶磁美術館 学芸課 大槻倫子、鮫島由佳、植田直子
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像