変わりゆく気候に備え、気候変動に強い社会をつくる!「気候変動対策「適応」の入門講座」無料オンライン講座「gacco®(ガッコ)」にて3/22(火)より募集開始!

~国立環境研究所の研究者による、「気候変動」と適応策について概要と事例を学ぶことができる講座~

株式会社ドコモgacco

株式会社ドコモgacco(東京都港区、代表取締役社長 佐々木基弘、以下「ドコモgacco」)は、無料オンライン講座プラットフォーム「gacco®(ガッコ)」にて、差し迫る気候変動による影響とそれに対する適応策について学ぶことができる「気候変動対策「適応」の入門講座」の募集を、2022年3月22日(火)15:00より開始します。SDGsに関心のある方や企業内でSDGsをご担当されている方におすすめな講座です。開講は2022年4月28日(木)15:00です。

  • 講座内容
温室効果ガス排出によって世界的に気候変動が進行しています。変わりゆく気候にどう備えるか。その対策としての「適応」のご紹介とその内容や取り組みについての講座です。差し迫る気候変動による影響とそれに対する適応策について、その概要と具体的な事例を交えながら、国立環境研究所のメンバーがご説明いたします。

気候変動に対応するには、脱炭素により気候変動の進行を抑える取り組み(気候変動緩和策)と同時に、既に現れている気候変動の影響に備え、気候変動に強い社会づくり、「気候変動適応策」をすすめる必要があります。

最初に、気候変動適応とは何か、身近な事例や取り組みや適応の概要について学んでいただきます。第2週以降では、気候変動影響の自然環境観測の重要性とその影響のメカニズムや、影響の将来予測、また、水稲への影響と適応策、水害時の感染症や都市化による複合的な影響など、さらに踏み込んだ内容で気候変動影響や適応策について学んでいただきます。
 
  • 講座概要
【講座名】 気候変動対策「適応」の入門講座
【講師】  国立環境研究所気候変動適応センター
【講座公開期間】  2022年4月28日(木)15:00~2022年10月31日(月)23:59まで
【受講者募集期間】 2022年3月22日(火)15:00~2022年10月26日(水)23:59まで
【受 講 費】 無 料
※gaccoの会員登録がお済みでない方は、以下より会員登録をお願いします。会員登録も無料です。
  gacco会員登録ページ:https://lms.gacco.org/register
【受講申込先】 受講方法・受講申込などは、以下のホームページをご覧ください。
        https://lms.gacco.org/courses/course-v1:gacco+pt125+2022_04/about

【内容】

第1週:気候変動適応ってなに?

現在の状況について(気温や影響)
将来の予測
さまざまな気候変動影響と適応の具体事例(熱中症、感染症媒介蚊、水稲など)
気候変動に適応するには?
気候変動に関する国際的な動き、政府の動き
地域への支援と適応の強化
気候変動適応センターの役割

第2週:自然環境への気候変動影響とその観測

SDGsと気候変動対策(緩和と適応)
自然生態系の変化が社会や生活に及ぼす影響
気候変動にともなう自然生態系の変化
気候変動による影響を検出するには
気候変動影響(国環研での研究例)- 湖沼の水草、海の変化
気候変動影響観測(さまざまな影響観測技術の開発・活用、市民参加による調査)
自然生態系を活かした気候変動適応

第3週:気候変動影響の予測

気候変動の影響とは、予測とは
 気候変動の影響はいつ、どれくらい深刻になるのか?
気候変動影響予測のポイント
 気候シナリオ、影響モデル、影響の評価と適応策の検討、影響予測の課題と困難
国立環境研究所の取り組み
 国立環境研究所の取り組み、気候変動の影響評価研究、気候シナリオ・影響予測公開、研究紹介

第4週:温暖化による水稲品質への影響と適応

気温が上昇すると作物はどうなるのか?
お米への影響
予測モデルを使って将来の影響を予測する
適応戦略の策定と実施
高温耐性品種の導入茨城県の例

第5週:洪水時の衛生問題:気候変動や都市化の影響と適応

水害時の水系感染症への気候変動の影響
水害時の水系感染症リスクの将来予測と適応策
 
  • 講師紹介
第1週

吉川 圭子
国立環境研究所気候変動適応センター 副センター長
兼 気候変動適応推進室長

・プロフィール:東京理科大学理工学部土木工学科卒。2020年8月に環境省から国環研に出向してきた理工系行政職。技術士(環境部門、総合技術監理部門)として日本技術士会千葉県支部理科教育支援委員会でも活動。千葉県出身。趣味は読書(SF、ラノベ)、星空の綺麗な場所探し。

第2週

西廣 淳
国立環境研究所気候変動適応センター
気候変動影響観測研究室長

・研究課題:生態系を考慮した気候変動適応/湿地の生物多様性保全・生態系修復
・プロフィール:専門は生態系を考慮した気候変動適応や、湿地の生物多様性保全・生態系修復。地元の印旛沼周辺をフィールドとする里山グリーンインフラネットワークを率いている。千葉県東庄町出身。趣味は田んぼ作業、尺八を吹くこと、レコードを聴くこと。

第3週

花崎 直太
国立環境研究所気候変動適応センター
気候変動影評価研究室長

・研究課題:全球水資源モデルの開発と応用に関する研究
・プロフィール:専門は水文学(すいもんがく)。世界の水利用や水循環などのコンピュータシミュレーションについて研究。現在はさまざまなスケールや分野を含む、包括的な気候変動影響評価の実現に向けた研究をしている。東京都出身。趣味はマラソンとクラリネット。

第4週

増冨 祐司
国立環境研究所気候変動適応センター
アジア太平洋気候変動適応研究室長

・研究課題:地球温暖化が農作物に及ぼす影響及び適応策の評価
・プロフィール:専門は農業気象学。地球温暖化の農作物への影響と適応策についてコンピューターを用いたシミュレーション研究を実施するともに、つくば市内の水田でフィールドワークをしている。また、アジア太平洋気候変動適応情報プラットフォーム(AP-PLAT)ウェブサイトの開発・運営・広報を担当し、COP26やESCAPなど各地でAP-PLATの伝道にも努めている。山口県出身。NIES野球部所属。昨年取れなかった首位打者を今年も狙っている。

第5週

真砂 佳史
国立環境研究所気候変動適応センター
気候変動適応戦略研究室長

・研究課題:気候変動適応推進に資する統合影響評価および適応経路解析
・プロフィール:専門は水環境、環境疫学、気候変動適応。気候変動適応を推進するための経路解析やデータベース構築について研究。また、気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT)の開発・運営を担当し、スマホアプリやMicrosoft Teamsを活用した幅広い情報支援ツールを展開している。大阪府出身。週末の楽しみは息子とのマインクラフト。
 

2018年6月に公布された気候変動適応法(平成30年法律第50号)により、国立環境研究所が気候変動影響及び気候変動適応に関する情報の収集・整理・分析・提供や、地方公共団体や地域気候変動適応センターにおける気候変動適応に関する取り組みに対する技術的助言などを行う役割を担うことが定められました。この新たな業務や気候変動適応に関する研究を一体的に実施するための拠点として、気候変動適応法の施行日に合わせ、2018年12月1日に気候変動適応センターを設立。

本センターが中核となり、気候変動影響・適応に関する情報の収集・整理・分析や研究を推進し、その成果を広く提供することで、政府、地方公共団体による気候変動適応に関する計画の策定や適応策の実施をはじめ、事業者や個人を含む各主体による気候変動適応に関する取り組みに貢献します。
 
  • gacco について
【サービス内容】 大学教授をはじめとした一流の講師陣による本格的な講義を、誰でも無料で受けられるウェブサービスです。
【特徴】
無料で学べる
…講座は大学や企業に提供いただいており、無料で学ぶことができます。
いつでも・どこでも学べる
…スマホ・タブレットで受講も可能。オンライン講義なので、いつでもどこでも学ぶことができます。​
学びやすい
…一つの動画の長さは10分程度。外出先やスキマ時間にも、ネットで学びやすいよう工夫されています。​
本格的な大学レベルの講義
…ビジネス直結の講座から知的好奇心を満たす講座まで、様々なジャンルの講師が本格的な講義を繰り広げます。
受講者同士で学びを深められる
…レポート課題がある講座では、採点基準に基づき、講師ではなく受講者同士でレポートの評価をし合う、相互採点を行います。
オンライン講座と対面授業を組み合わせた講座もあり、講師や受講者同士の議論を通じて発展的な内容を学びます。​
掲示板では、同じ講義を受講する仲間と熱いディスカッションが繰り広げられます。時には講師も参加し、議論をまとめます。
まさにゼミ活動さながらの、深い学びを得ることができます。​
努力の証しがもらえる
…クイズやレポートを提出し、所定の基準を満たすと修了証※(電子ファイル)が発行されます。
※受講した講座の修了証であり、大学の単位、公的資格等を証明するものではありません​。

【利用方法】
講座を受講する前にgaccoの会員登録をしてください。会員登録は無料です。
gacco会員登録ページ:https://lms.gacco.org/register / gaccoトップページ: https://gacco.org/
【提供】
本サービスは、JMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会)に加盟している(株)ドコモgaccoが提供しているものです。
(株)ドコモgaccoは、大学レベルの講義を受けられるMOOC(大規模公開オンライン講座)プラットフォーム「gacco」の運営を通じ、人生100年時代をより豊かに過ごすために学び直しをしたい方々を応援しています。法人向けには、「gacco ASP」や「gacco Training」として、受講者を限定した法人オリジナル研修の配信サービスや研修コンテンツのご提供もしています。
 
  • 会社概要
株式会社 ドコモgacco
[代表取締役] 佐々木 基弘(ささき もとひろ)
[事業内容] 無料で学べる大学講座「gacco®」の運営・「gacco」システムのASP販売・
     「gacco」で公開した講座の企業研修向け提供
[設立] 2009年9月18日
    NTTナレッジ・スクウェア株式会社として設立(2015年8月25日に株式会社ドコモgaccoに商号変更)
[所在地] 東京都港区南麻布1丁目6番地15号 TEL:03-3456-1200(代)
[URL] https://gacco.co.jp/

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会社概要

株式会社ドコモgacco

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URL
https://gacco.co.jp/index.html
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都港区南麻布1丁目6番地15号 アーバンネット麻布ビル1F
電話番号
-
代表者名
佐々木基弘
上場
未上場
資本金
-
設立
-