「カイコ(蚕)」研究開発型スタートアップのMorus,小笠原敏晶記念財団のインキュベンチャー助成に採択
「タンパク質危機」に対するMorusの「日本発」原料・カイコ(蚕)研究開発・事業開発の公益性・新規性が評価され、小笠原敏晶記念財団より2,000万円の助成をいただきました。
今回の助成を受け、一層研究・開発事業を加速させていきます。
- 小笠原敏晶記念財団「インキュベンチャー助成」について
公益財団法人小笠原敏晶記念財団(2020年6月より改称)は、科学技術の健全な発展の一助となる助成活動を通じてわが国の産業の発達に寄与することを目的として昭和61(1986)年9月に発足されました。
インキュベンチャー助成は、平成27(2015)年「大義ある熱い志」をもった起業家への助成活動としてスタートしました。
日本の成長産業につながるような独創性に富んだ公益性の高い新製品・新技術のプロジェクトに対し、市場に新しい付加価値を提供することを目的に起業化を目指す、ふ化間近い方を支援する制度です。
※「インキュベンチャー」とは、インキュベーションとベンチャーを合わせた造語です。
▼小笠原記念財団「インキュベンチャー助成」ホームページはこちら
https://ogasawarazaidan.or.jp/science/incuventure/
- Morus株式会社について
Morusは、日本の経済的発展を支えてきたカイコのバイオ原料の供給と研究開発を行う、研究開発型のベンチャー企業です。他の昆虫にない豊富な栄養成分を多く持ち原料としての可能性に満ちたカイコを、品種改良と量産によって複数産業へ原料として供給し「タンパク質危機」などの世界的課題を解決することを目的に創業いたしました。
カイコはタンパク質が高含有であることはもちろんのこと、他の昆虫では確認されてない有用成分の研究が進んでいます。加えて、人類の長い歴史を通じ家畜化された昆虫であり、逃げない・共食いをしないなど量産に適した性質を備えていると同時に、昆虫の中でも長く研究が行われてきたため、今後も研究開発が円滑に進むことが予想されます。食分野でも日本発で世界的な健康課題も解決しうる、可能性に満ちた昆虫です。
社名 | Morus株式会社 |
代表者名 | 代表取締役CEO 佐藤亮 |
本社所在地 | 〒141-0022 東京都品川区東五反田2-5-2 THE CASK GOTANDA 907号室 |
HP | https://morus.jp/jp |
事業内容 | カイコ原料の製品開発、研究開発 |
- 本件に対するお問い合わせ
https://morus.jp/contact
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