【こども家庭庁×ヤングケアラー協会】「子ども・若者育成支援推進法」の法改正についての座談会を開催!レポート配布中
法改正の今こそ知っておきたい、「ヤングケアラー」の現在地
本座談会では、こども家庭庁「令和6年度ヤングケアラー相互ネットワーク形成推進補助事業」において「子ども・若者育成支援推進法」の意義や課題、実際の支援のあり方について専門家と座談会という形で議論を交わしました。法改正により、社会の認識がどう変わり、今後どのような支援が求められるのか——当事者の声を交えながら、ヤングケアラー支援の未来を考える貴重な機会となりました。
一般社団法人ヤングケアラー協会について

ヤングケアラー協会は、元ヤングケアラーによる、ヤングケアラーのための団体です。
日本最大のヤングケアラーのオンラインコミュニティ(Yancleコミュニティ)の運営や、ヤングケアラーのキャリア支援、ヤングケアラーのLINE相談窓口、ヤングケアラーコーディネーター、オンラインサロン、自治体・企業・教育機関向けの講演・研修等、ヤングケアラー当事者の居場所作りや相談窓口の運営に加え、社会に広く認知されるための啓発活動などを行っています。
【ヤングケアラーとは?】

【子ども・若者育成支援推進法の改正について】

ヤングケアラーを支える法律
「子ども・若者育成支援推進法」についての座談会を開催

一般社団法人ヤングケアラー協会の宮崎成悟氏、弁護士の藤木和子氏、こども家庭庁の古藤雄一氏・高浜武氏の4名が登壇し、「子ども・若者育成支援推進法」の課題や意義について座談会を行いました。
⚫️今回の法改正に対して、どう思いましたか?

⚫️なぜ法の対象が、若者世代までに引き上がったのか?



●おわりに

ここ数年でヤングケアラーの存在が社会で知られるようになり、法改正によって支援の枠組みも整いました。でも、それだけで 子どもや若者の 生活がすぐに変わるわけではありません。法律はあくまで、社会を変えていくためのスタートライン。本当に変化を生み出せるのは、ヤングケアラーのそばにいる大人たちです。今回の法改正は、「社会で子どもや若者を支えていこう」という国の意思表示です。でも、それが実際に意味のある支援につながるかどうかは、私たち一人ひとりの意識と行動次第です。制度は整いつつありますが、それをどう活かすのか。ヤングケアラーの支えになれるのか。すべては、大人である私たちがどう動くかにかかっています。 もちろん、自戒を込めて。(※レポートより抜粋)
▼詳しい「座談会レポート」ダウンロードはこちらから

編集・取材 : 對馬杏衣
撮影:加藤雄太
デザイン:武居泰平
企画制作:株式会社bona
●フリーペーパー「トンネル」vol.02を発行
※こちらにも座談会の内容が掲載されています。


・ヤングケアラー支援、初の法制化
― 宮崎 成悟(ヤングケアラー協会代表理事)、藤木 和子(弁護士)、こども家庭庁の座談会
・ケアと家族と、私の話。
― 高橋 唯
・寄り添うカタチ、いろいろ
― 谷口 仁史(佐賀県/認定NPO法人スチューデント・サポート・フェイス)、幸重 忠孝(滋賀県/NPO法人 こどもソーシャルワークセンター)
・私の部屋とあの日々と
・セカイをのぞこう!フランスの取り組み
― 安發 明子
・おすすめの映画と本。
・私らしく、生きる。
― 友田 智佳恵(モデル)、加藤 雄太(写真)
・ひらけ
― 松島 靖朗(安養寺住職・認定NPO法人おてらおやつクラブ代表理事)、高橋 亜美(社会福祉法人子供の家 ゆずりは代表)、成澤 俊輔(世界一明るい視覚障がい者)
●代表プロフィール:ヤングケアラー協会 宮崎 成悟

元ヤングケアラー。15歳の頃から難病の母のケアを担い、大学卒業後、国内大手医療機器メーカーに入社。3年で介護離職。その後、複数のベンチャー企業を経て、2019年にYancle株式会社を設立し、自身の経験をもとにヤングケアラーのオンラインコミュニティ、就職・転職支援事業を行う。同事業の形態を変え、一般社団法人ヤングケアラー協会を設立。厚生労働省やこども家庭庁、東京都等のヤングケアラーに関する委員やアドバイザーなどを歴任した。Forbes Japan「世界を救う希望」100人に選出。
【団体概要】
■名 称 : 一般社団法人ヤングケアラー協会
■代表者 : 宮崎 成悟
■所在地 : 東京都品川区旗の台2丁目9-32 ベルビューヒル101号室
■活動期間 : 2019年-
■設 立 : 2021年11月5日(法人登記)
■連絡先 : contact.form@youngcarerjapan.com
■理 念 : ヤングケアラーが自分らしく生きられる社会を
■活動領域 : 全国
■web : https://youngcarerjapan.com/
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