2022年度の「サステナビリティレポート」を公開
サステナブル素材の使用促進や梱包形態における環境負荷低減の取り組みが推進
※2022年度の取り組みに関する内容のため、対象はオンワード商事株式会社です。
<サステナビリティレポートwebページURL>
https://www. onward-cd.co.jp/sustainability/sdgs_report/
・サステナビリティレポート概要
2022年度(2022年3月から2023年2月まで)の事業活動を振り返り、当社が定めているマテリ
アリティ(重要課題)への具体的な取り組みと目標に対する進捗を公開することで、サステナブルへの取
り組みをさらに向上させることを目的として編集したレポートです。
■SDGsの取り組みに注力する理由
当社は、事業の根幹であるファッションを通じて、企業文化やブランドの醸成に寄与し、また、人々の消費意識をエシカルに変えていきたいと考えています。そして、これまでに「一人ひとりの『はたらく、まなぶ、つかう』をエシカルに」というサステナビリティ方針を掲げ、サステナブル素材の使用促進や梱包形態における環境負荷低減、環境・社会に配慮した販促企画等に取り組んでいます。
■2022年度のマテリアリティにおける主な取り組み実績(サステナビリティレポートから抜粋)
1. サステナブル素材の使用促進や梱包形態における環境負荷低減の取り組み推進
原材料の高騰が著しく厳しい環境下であったものの、サステナブル素材調達数・調達率共に増加しました。また、梱包形態については、医療従事者向けカタログ「ラフィーリア」の包装材をバイオマス由来に切り替えたほか、ソリューションデザイン(タイアップセールス)事業においては、開催した催事にてマイバッグ持参のキャンペーンを実施しました。また、包装材を全て環境配慮型素材への切り替えを行い、今後も継続するよう努めます。
【マテリアリティ】
サステナブル素材の促進 / 梱包形態における環境負荷低減
2. 環境・社会に対する象徴的な取り組み
プラスチック資源循環促進法が2022年4月1日より施行された背景もあり、バイオマス由来の素材の採用や、リメイクアップに取り組んだ商品が多く採用されました。また、2023年度も継続して環境配慮型の製品設計のみならず、教育や障がい者支援に関連するコンテンツにも取り組んでいきます。
【マテリアリティ】
環境・社会に配慮した販促企画等による消費者意識の向上
3. 再生可能エネルギーへの切替・ペーパーレス化の推進
東京本社ビルの電気については、2022年12月に再生可能エネルギーへ移行しました。紙の使用量についても、前年度比91.6%と年々削減が出来ています。再生可能エネルギーの使用を継続するとともに、更なるデジタル化・ペーパーレス化による紙の使用量の削減に努めます。
【マテリアリティ】
環境に配慮した社内設備・業務の推進
4.人権課題への取り組み
全社員を対象に人権課題についての取り組みとして、「各業界のリーディングカンパニーの人権方針等の事例紹介」「ビジネスと人権について」「人権方針について」をテーマとしたセミナーを実施しました。また、役職者を対象に、「事業または業界における人権侵害のリスクをライツホルダー別で考える」といったテーマでワークショップを開催しました。
取引先工場の労働環境及び環境負荷のモニタリング推進については、181工場に対してCSRアンケートを実施しました。児童労働や強制労働など、深刻な人権被害は認められませんでした。2023年度は、より実効性を高める為に立ち入りでCSR監査を実施します。
【マテリアリティ】
人権の尊重 / 環境・社会に配慮したサプライチェーン
5. 人財の多様性への取り組み
ダイバーシティ・インクルージョンの一貫として、全社員を対象にLGBTQセミナーを開催しました。「LGBTQとは?」「LGBTQと職場の課題」「アライについて」の内容を改めて学びました。(講師:株式会社Job Rainbow 代表 星 賢人様)2023年度は、マイノリティがアクセスしやすい窓口の設置および社内周知や、「婦人科系疾患のサポート」に関する仕組みの整備を実施していきます。
【マテリアリティ】
多様な社員の活躍推進(女性活躍推進)
■株式会社オンワードコーポレートデザイン 代表取締役社長 村上 哲コメント
当社がサステナビリティ方針及びマテリアリティを策定して2年が過ぎましたが、なぜサステナブルへ取り組むのか、どうすれば目標達成するのかについて、徐々にではありますが従業員一人ひとりが自分ごととして取り組み始めていると感じます。この流れ、変化、従業員の意識をよりダイナミックなものにすべく、様々なアクションを講じてまいります。また、目標達成にはお客様やお取引先といったステークホルダーの皆様との共創が必要不可欠です。継続して個人、個社では解決不可能な課題への取り組みを、様々なカタチのパートナーシップを発揮して推し進めてまいります。
その他、当社のSDGsに関する取り組みの詳細は、サステナビリティレポートと合わせて当社コーポレートサイト内「サステナビリティ」のページもご覧ください。
<サステナビリティページURL>
https://www. onward-cd.co.jp/sustainability/
■株式会社オンワードコーポレートデザイン 概要
株式会社オンワードホールディングスの事業会社として、法人ビジネスを行っています。「ヒトと地球(ホシ)の、明日(あした)の笑顔をデザインしつづける。」をパーパスに掲げ、企業の課題をデザインの力で解決します。
※2023年9月1日にオンワード商事株式会社と株式会社オンワードクリエイティブセンターが合併し、株式会社オンワードコーポレートデザインへ社名変更。
代表者:代表取締役社長 村上 哲
所在地:〒102-8115東京都千代田区飯田橋二丁目10-10
設立:1962年(昭和37年)4月23日
事業内容:
1. ユニフォーム、セールスプロモーショングッズ、メンズウェア、ジュエリー、レディスウェア、雑貨、 健康関連商品の企画・生産・販売、催事販売会の開催・運営
2. ブランディング業務、コンサルティング、広告の企画制作
3. 土木・建築工事の請負施工、店舗事務所のデザイン・空間利用およびディスプレイデザインに関するコンサルティング業務の受託
URL:https://www. onward-cd.co.jp
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