「これが合格に繋がった!」中学受験合格組が伝授する親サポート必勝法。全国偏差値60以上の中学校に通う保護者アンケート調査
一番多かった回答は「送り迎えなどの日常生活のサポート」(31.3%)父親の回答で一番多かったのは、「勉強を教えたこと」(28.4%)
ひまわり教育研究センター(運営会社:イノベーションシステム株式会社、代表取締役 熊野貴文)は、2022年8月、偏差値60以上の中学校に通うお子さんをもつ保護者150人に「お子さんの中学受験」について複数のアンケート調査を行いました。
このたび「お子さんの受験サポートの中で合格につながったと思われること」についてのアンケート調査の結果を公開しましたことをお知らせいたします。(調査会社:ゼネラルリサーチ株式会社 調査時期 2022年8月16日〜8月18日)
ひまわり教育研究センターでは、未来をはばたく子供たちを育てる保護者の方々に有益な情報をお伝えするため、日々研究調査を行なっています。このたびの調査結果がお子様の教育においての一つの指針になることを願います。
このたび「お子さんの受験サポートの中で合格につながったと思われること」についてのアンケート調査の結果を公開しましたことをお知らせいたします。(調査会社:ゼネラルリサーチ株式会社 調査時期 2022年8月16日〜8月18日)
ひまわり教育研究センターでは、未来をはばたく子供たちを育てる保護者の方々に有益な情報をお伝えするため、日々研究調査を行なっています。このたびの調査結果がお子様の教育においての一つの指針になることを願います。
<調査の背景>
中学受験は、高校受験や大学受験に比較すると、「保護者の方のサポート」が重要であると言われています。そこで、ひまわり教育研究センターでは偏差値60以上の中学校に通う保護者の方々に「合格に繋がったと思うお子さんへの受験サポートは何だったと思われるか」についてのアンケート調査を行いました。具体的なサポートの詳細実例、父親母親別調査分析等、中学受験をしようと考えている保護者の方にとって大変参考になる結果が得られました。
<調査の内容>
・中学受験全般を振り返って、お子さんの受験サポートの中でこれが合格につながったと思われることを3つまで選んでください。
・選択いただいた項目について具体的にどのようなことをしたのか教えてください。
<調査対象について>
偏差値60以上の中学校に通うお子さんをもつ保護者150人のうち、保護者の性別は男性81人(54%)、女性69人(46%)でした。子供の性別は、男子69人(46%)、女子81人(54%)で、子供の年齢は中学1年生16人(10.7%)、中学2年生68人(45.3%)、中学3年生66人(44%)でした。
子供の通う中学校がある地域は、関東が一番多く、62人(41.3%)でした。続いて多いのは近畿の33人(22%)、中部19人(12.6%)でした。地域の詳細は以下のグラフの通りです。
Q. あなたのお子さんが通う中学校がある地域を教えてください
<調査の詳細>
Q. 中学受験全般を振り返って、お子さんの受験サポートの中でこれが合格につながったと思われることを3つまで選んでください。
偏差値60以上の中学校に通うお子さんをもつ保護者150人に「中学受験全般を振り返って、お子さんの受験サポートの中でこれが合格につながったと思われることを3つまで選んでください」という質問をしたところ、一番多かった回答は、「送り迎えなど日常生活のサポートをしたこと」の47人(31.3%)でした。次に多かった回答は、「勉強を教えたこと」の36人(24.0%)、「ノート作りやコピー、プリント整理など勉強のサポートをしたこと」の35人(23.3%)、「スケジュールの管理をしたこと」の34人(22.7%)でした。
Q. 中学受験全般を振り返って、お子さんの受験サポートの中でこれが合格につながったと思われることを3つまで選んでください。
次に、父親、母親別に調査結果を比較しましょう。
偏差値60以上の中学校に通うお子さんをもつ保護者150人に「中学受験全般を振り返って、お子さんの受験サポートの中でこれが合格につながったと思われることを3つまで選んでください」という質問をしたところ、母親が父親と比べて顕著に多かった回答は、「送り迎えなど日常生活のサポートをしたこと」(母親37.7%、父親25. 9%)、「気分転換に遊びに連れていったこと」(母親15.9%、父親7. 4%)、「勉強を頑張っている時は褒めてあげたこと」(母親20.3%、父親12.4%)、「美味しくて栄養のある食事作りをしたこと」(母親17.4%、父親11.1%)でした。
父親が母親と比較して顕著に多かった回答は、「勉強を教えたこと」(父親28.4%、母親20.3%)、「スケジュールを管理したこと」(父親25.9%、母親18.8%)、「勉強を怠けている時は、注意したり叱ったりしたこと」(父親11.1%、母親5.8%)でした。
母親の回答で一番多かったのは、「送り迎えなど日常生活のサポートをしたこと」(37.7%)、父親の回答で一番多かったのは、「勉強を教えたこと」(28.4%)でした。
Q. 中学受験全般を振り返って、お子さんの受験サポートの中でこれが合格につながったと思われることを3つまで選んでください。
Q. 選択いただいた項目について具体的にどのようなことをしたのか教えてください。
いただいた回答を大きく「勉強のサポート」「日常生活のサポート」「お子さんの精神面でのサポート」「食事のサポート」の4つに分類しました。具体的な個々の回答は以下の通りです。
① 勉強のサポート
- 一緒に勉強した。(複数回答)
- 早めに塾に通わせた。
- 毎週、勉強を見ていた。
- スケジュール表を作成して逆算による進捗管理を行なってONスケでない時には叱ってでも修正した。
- テスト前に過去問を解いて、間違えた問題をノートにまとめた。
- 計画的にスケジュールを組むことでテストなどでもペース配分を意識させた。
- 過去問ノートの作成。塾のノート、プリント、過去問、テストの整理、管理。
- 間違いをした問題を集めたノート作りをしたこと。
- 毎日朝起きてから寝るまでの間の勉強スケジュールを立てた。塾の復習は2周はやり、確実に自分のものにするように計画を立てた。
- テスト前に勉強を促す。
- スケジュール管理と体調管理をして、常にベストに勉強できるようにした。
- 勉強優先の生活。
- 塾の時だけでなく自習する時も希望する時間に送り迎えした。
- 片道1時間の送り迎え。
- 一週間日程表を作成して管理。子供は塾の勉強に集中させて、それ以外のことで子供が自分自身でできていないことを手伝った。
- 勉強や学校以外に必要なことは、できるだけサポートした。
- テスト日程の把握から点数発表までスケジュールを管理していい時は徹底的なご褒美を与えた。
- 朝から晩までサポートした。
- 笑顔を絶やさないこと。
- 気分転換に夜散歩に出かける。
- 気分転換に遊園地によく行った。
- 基本的には塾の方針に従い、テストの出来不出来などについて、うるさく言わないようにした。
- 気持ちが明るく前向きになるよう色々な事に配慮した。
- とにかく褒めたり、鼓舞したり子供にやる気を出してもらうように応援した。
- 勉強するのも、遊ぶのも自由、後で後悔しないように自分で決めろと伝えた。
- 子供の意向をできるだけ尊重した。
- 本人のやりたい気持ちを伸ばしてあげる手伝いをする。
- 常にはげましていた。
- モチベーションを上げるために会話を多くした。
- 天才だと言い続けた。
- とにかく褒めたり、鼓舞したり子供にやる気を出してもらうように応援した。
- テストが悪くても叱らず、落ち込まないように明るく元気づけた。
- モチベーションを高めてあげること、プレッシャーをかけすぎない環境が良い。
- 勉強に関しては本人のペース、調子を尊重して声をかけずに、がんばっていることについてほめる。
- 本人のペースで頑張らせて、できたときは褒めた。
- スケジュールがタイトだったので息抜きを与えた。
- 本人のやる気に任せる。
- どれだけ真剣に志望校に行きたいかは本人が一番知っているので、集中できる環境、応援している環境が伝わるように心掛ける。
- 自主的に学んでいるときはねぎらう言葉をかけていた。
- 勉強に関しては本人のペース、調子を尊重して声をかけずに、がんばっていることについて褒める。
- 模試の成績が悪かったり、日々の学習が順調に進まなかったりしても、一切口を出さなかった。
- 一緒に買い物に行ったり、美術館に行ったりと気分転換しながら色んな視野を広げた生活をした。
- 子供が行きたいと言い出したので、塾等は調べたりしたが、合格に向けてのプレッシャーなどを与えないように何も言わなかった。
- 本人のやりたいようにさせた。
- 健康の基本は食にあると思っているので、本人の好き嫌いと栄養のバランスを考えながら食事の用意をした。
- 集中力アップのためアミノ酸が取れるようにしたり、食事には気をつけた。
- 朝昼夜、オヤツの栄養管理をしっかりと行った。
- 記憶力を高める料理を作った。
- 塾で夕飯はお弁当を食べるが温かいお弁当を毎日受付に預けてました。汁物も持参して家で食べる夕飯のようにしていた。
<調査結果>
今回の調査により、偏差値60以上の中学校に通うお子さんをもつ保護者150人が「中学受験サポートで合格に繋がったとこと」は、「送り迎えなど日常生活のサポートをしたこと」「勉強を教えたこと」「ノート作りやコピー、プリント整理など勉強のサポートをしたこと」「スケジュールの管理をしたこと」であることがわかりました。これから中学受験をしようと考えている保護者の方は上記の点を中心にサポートをすることがよいと思われます。
合格に繋がったと思われる具体的なサポートの中で「一緒に勉強する」という回答が複数みられました。子供を孤独にさせず、一緒に勉強し共に頑張ることは、子供にとって嬉しく勇気付けられることでしょう。また、子供を褒めて元気づけ、励ます言葉をかける具体的なサポート回答も多くみられました。
父親で一番多かった回答が「勉強を教える」ことより、父親のサポートは直接的に「学力を高める」ことに繋がるように思われます。一方、母親の回答で多かったのが、「送り迎えなど日常生活のサポートをしたこと」「気分転換に遊びに連れていったこと」「勉強を頑張っている時に褒めてあげたこと」「美味しくて栄養のある食事を作ったこと」などより、母親は精神面のサポートが多いように思われます。
「具体的なサポートの回答」をみると、お子様のために保護者の方が愛情と手間をかけて中学受験サポートをされたことがよくわかります。多くの回答例を紹介していますが、中学受験を考えている保護者の方は、これら全てしなければいけないというわけではありません。回答例を参考にしていただきながら、その中で「うちの子に合っていそうだな」「これなら出来そうだな」ということを少しずつ家庭に取り入れていただければよいのではないかと思います。
ひまわり教育研究センター
所長 上田尚子
<調査のまとめ>
偏差値60以上の中学校に通う子供をもつ保護者が「合格に繋がったと思われる親のサポート」は、
- 「送り迎えなど日常生活のサポートをしたこと」(47人、31.3%)
- 「勉強を教えたこと」(36人、24.0%)
- 「ノート作りやコピー、プリント整理など勉強のサポートをしたこと」(35人、23.3%)
- 「スケジュールの管理をしたこと」(34人、22.7%)
- 母親の回答で一番多かったのは、「送り迎えなど日常生活のサポートをしたこと」(37.7%)
- 父親の回答で一番多かったのは、「勉強を教えたこと」(28.4%)
ゼネラルリサーチ株式会社
調査時期
2022年8月16日〜8月18日
アンケート設計
イノベーションシステム株式会社
「ひまわり教育研究センター」
調査方法
インターネット調査
対象者 偏差値60以上の中学校に通うお子さんをもつ保護者150人
<リリースに関するお問い合わせ先>
イノベーションシステム株式会社
ひまわり教育研究センター
所長 上田尚子
TEL 06-6307-1112
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