コダシップ、自動車の機能安全とサイバーセキュリティの認証を取得
テュフズードは、ISO 26262およびISO/SAE 21434に従ってコダシップのIPハードウェア開発を監査し、認証しました
2024年2月1日、ドイツ、ミュンヘン – RISC-Vカスタム・コンピュートのリーダーであるコダシップは、機能安全規格ISO 26262および自動車向けサイバーセキュリティ規格ISO/SAE 21434の認証を取得したことを発表しました。コダシップのIPハードウェア・エンジニアリング開発プロセス、ガイドライン、作業指示書は、テュフズードによって評価され、認証されています。
コダシップのエンジニアリングチームは、この認証されたプロセスを用いて新しい車載IP製品を開発しています。コダシップの標準化されたプロセスへのコミットメントは、コダシップのIP製品の完全性と信頼性を保証するだけでなく、合理的かつ効率的なIP製品のコンプライアンスと評価のための強固な基盤を確立します。
自動車・製品担当バイスプレジデントのJamie Broomeは次のように述べています。「これらの認証取得により、安全性とセキュリティのニーズに総合的なソリューションを提供するという一つの目標に到達しました。カスタム・コンピュートによって製品の差別化を図る自動車メーカーをサポートするための次のステップとして、当社は製品ポートフォリオの主要部分を認証する予定です。」
Codasip は、安全性とセキュリティに対する総合的なアプローチが強く求められていると考えています。ほとんどの車両システムは複雑なハードウェアとソフトウェアに依存しており、無線アップデート(OTA)などのワイヤレス技術にますます依存します。脆弱な1本のリンクチェーンに依存したこれらのシステムが侵害されることは容認できません。プロセッサに強固なセキュリティと安全対策を組み込むことは、システマティックな故障やランダムな故障に対する防御になると同時に、悪意のある攻撃や不正アクセスに対する防御にもなります。コダシップの包括的アプローチの詳細はこちらから
2023年10月、コダシップは、きめ細やかなメモリ保護テクノロジCHERI初の商用ライセンス実装を発表しました。CHERIテクノロジは、認証された開発プロセスと組み合わすことで、Codasip RISC-Vプロセッサ コアをベースとした次世代の安全でセキュアなプロセッサの基盤を構築します。
自動車向け標準規格について
ISO 26262 は、道路車両内の電気、電子、ソフトウェア コンポーネントで構成される安全関連システムの安全ライフサイクル中のすべての活動に適用されます。ISO 21434 は、道路車両内の電気および電子システムのエンジニアリングにおけるサイバーセキュリティの観点に取り組んでいます。コダシップの開発プロセスの認証は、ISO 26262:2018およびISO/SAE 21434:2021 の関連条項に従って取得されています。
コダシップについて
コダシップは、システム・オン・チップ開発者が製品を差別化して競争力を高めることを可能にするプロセッサ技術企業です。ユーザーは、コダシップのカスタム・コンピュート製品を通じて、オープンなRISC-V ISAが持つ変革の可能性を各々の方法で活用することができます: プロセッサ設計自動化ツールCodasip Studioと、簡単にカスタマイズできるプロセッサIPシリーズの組み合わせは、完全なオープンアーキテクチャ ライセンス モデルとなります。 コダシップはヨーロッパが拠点であることを誇りとし、世界中にサービスを提供し、すでに数十億台のデバイスが コダシップのテクノロジによって実現されています。 詳細はhttp://www.codasip.com/jp/ をご覧ください。
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メディア・コンタクト
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tora.fridholm@codasip.com +46 761 619134
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Codasip Headquarters Munich, Germany
Paul-Gerhardt-Allee 50
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