オンデマンド交通×交流イベントによる社会実験を通じて、地域課題を解決します
-町民800名強へのアンケートで明らかになった課題を解決し、持続可能なまちづくりへ-
当町は、伊豆半島東海岸の中央に位置する人口約1万1千人の自治体で、東側を相模灘、西側を天城連山に接する、観光業と1次産業が中心の町です。本年5月末時点で町民の約27%が後期高齢者という典型的な少子高齢化の町ですが、首都圏に直通する交通アクセス、風光明媚な自然環境もあり、コロナ禍以降とくに移住者や2拠点生活者が増え、2021年には30年ぶりに転入数が転出数を上回る人口社会増を記録しました。
当町とうさぎ企画では、昨年11月開催の「東伊豆町地域公共交通講演会」の前後で、計4回の町民アンケートを行い、全町民の7%強である816名から回答を得ました。その結果、公共交通の先細りとコロナ禍による移動機会と交流機会の急減が、町民の孤立や生活不満を生んでいることがわかりました。その他にも、急増した移住者(2拠点生活者含む)と地元住民の交流機会の乏しさや、免許返納後の移動制約が町民共通の不安となっていることも確認できました。
そこで本実験では、オンデマンド交通により移動課題を解決させるとともに、様々な交流拠点を停留所として組み込み、交流イベントを開催することで、コロナ禍で減った交流機会を復活させます。また交流イベントによって、移動需要を喚起するほか、500人を超える移住者のスキルを当町の課題解決に活用することで、町民相互交流によるイノベーション推進を目指します。さらには、稲取幼稚園跡地などの未稼働資産の有効活用や、オンデマンド交通を運行する東海バスや農園等と連携した貨客混載など、シェアリングエコノミー推進による持続可能なまちづくりを目指します。本実験の成果を踏まえて、今後、稲取地区以外での実施も検討します。本実験の詳細は、今後改めてお知らせします。
なお本実験に先立ち、2023年7月8日(土)14時より、新たな交流拠点として整備する稲取幼稚園跡地にて、当町とさいたま市での2拠点生活をされているビジネス書作家の大杉潤氏によるセミナーを開催します。当町の活性化には、町民と移住者の交流が不可欠という内容です。是非ご参加をお待ちしています。
町民アンケート結果の概要
https://prtimes.jp/a/?f=d100976-9-84dfacc3731b3c66b99e98ad57b43a94.pdf
セミナー資料
https://prtimes.jp/a/?f=d100976-9-00355f9cd0d77dd02944ca872d238da9.pdf
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