世界水準の国際アートフェア、第2回Tokyo Gendaiが7月5日から開催

18カ国から約70のギャラリーがパシフィコ横浜に集結し、厳選されたアート作品を展示・販売

「Tokyo Gendai」広報事務局

世界でアートフェアを手掛けるThe Art Assemblyは、国内外から厳選された著名ギャラリーが一堂に会する世界水準のアートフェア Tokyo Gendai(東京現代)を、2024年7月5日(金)から7日(日)までの3日間、横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)にて開催します。招待客向けプレビューおよびヴェルニサージュは、開幕に先立ち本日7月4日(木)に行います。


第2回となる今回は、世界18カ国から集結する約70ものギャラリーによる作品展示に加えて、充実したプログラムを設けることで、国内外の優れたアート作品を新たな視点で探求する機会を来場者に提供します。プリンシパルパートナーとして、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(以下、「SMBCグループ」)が参加します。


Tokyo Gendai, 2024Tokyo Gendai, 2024


  • 世界有数の現代アートギャラリーの作品を3つのテーマ別セクターで展示

Tokyo Gendai は、アート界のキーパーソンで編成されたセレクションコミッティにより厳選された、国内外の著名なアーティストから新進気鋭のアーティストまでの作品を展示・販売する現代アートに特化した国際アートフェアです。ギャラリーは、以下の3つのテーマ別セクターに分かれて展示されます。


1     Galleries(ギャラリーズ)

日本と海外のギャラリー37軒が集結。各ギャラリーを代表する作家の作品を展示します。

2     Hana 'Flower'

24ギャラリーが、若手~中堅アーティスト1~2人による作品を展示します。

3     Eda 'Branch'

アジア出身の有名アーティストや、歴史的に重要なアーティストの作品を展示するセクターで、今回は8ギャラリーが参加します。


ギャラリー展示の詳細は、こちら( https://tokyogendai.com/wp-content/uploads/2024/05/20240415-Tokyo-Gendai-Press-Release-Gallery-Lineup_JP.pdf )のプレスリリースをご覧ください。


  • 充実のアートプログラムによる多様なアート体験

ギャラリー展示の他にも、多様なアートブログラムを設け、来場者にさまざまなアート体験を提供します。


異なるバックグラウンドをもつ女性アーティストの作品を展示する「Tsubomi ‘Flower Bud’」

表現と多様性を巡る考え方に挑むアートプロジェクトを展開する国際的コレクティブSPECTRUMが、「ALL THINGS ARE DELICATELY INTERCONNECTED(すべては繊細なつながりを持っている)」と題した特設展覧会を開催。同団体共同設立者の天田万里奈(インディペンデントアートキュレーター)と、Soojung Yi(韓国国立現代美術館キュレーター)をキュレーターとして迎え、国籍や世代、文化的アイデンティティが異なる女性アーティスト4人のアーティストの作品を紹介します。


1     田島 美加(TARO NASU/東京):絵画、彫刻、映像、パフォーマンスの境界を自由に往来しながら新しい知覚体験を模索する、ニューヨーク在住のアーティスト

2     ミヤ・アンドウ(Sundaram Tagore Gallery /ニューヨーク):自然現象を通して東洋と西洋の文化の共存を表現するアーティスト

3     Jenny Holzer(SCAI THE BATHHOUSE/東京):電光掲示板、石彫、絵画、看板、印刷物などのさまざまなメディアを用いて公共空間にテキストを展開する、アメリカのコンセプチュアル・アーティスト

4     Sareena Sattapon(SAC Gallery/バンコク):パフォーマンス、映像、インスタレーション等で表現する、タイ出身のビジュアルアーティスト


Tsubomi ‘Flower Bud’, ALL THINGS ARE DELICATELY INTERCONNECTEDTsubomi ‘Flower Bud’, ALL THINGS ARE DELICATELY INTERCONNECTED

大型インスタレーションを展示する「Sato ‘Meadow’」

国内外のギャラリー5軒が参加。各ギャラリーを代表する作家による大型なインスタレーションを展開します。


1     BLUM(ロサンゼルス、ニューヨーク、東京):「泥沼の中に浮かんでいる白いもの」を想像して制作した、奈良 美智のインスタレーション「Puff Marshie (Hirosaki Version, Shanghai Version)」を展示。

2     小山登美夫ギャラリー(東京): 60年代末〜70年代の芸術運動「もの派」の中心メンバーとして知られる、菅 木志雄のインスタレーション「周集系」

3     GALLERY SIDE 2(東京):タイ出身のUdomsak Krisanamisによる、音楽やゲームを楽しむことができるプラットフォーム「Every game begins with ‘LOVE’」を展示。

4     KOTARO NUKAGA(東京): 本フェアに向けて特別に制作されたユーイチロー・E・タムラの「The Cowboy on the Grass」

5     MtK Contemporary Art(京都): 鬼頭 健吾が Tokyo Gendai のために映像作家とコラボレーションしたインスタレーション作品「LINES」


奈良 美智 “Puff Marshie (Hirosaki Version, Shanghai Version)” (BLUM)奈良 美智 “Puff Marshie (Hirosaki Version, Shanghai Version)” (BLUM)

菅 木志雄 “周集系” (小山登美夫ギャラリー)菅 木志雄 “周集系” (小山登美夫ギャラリー)


国内の芸術文化財団による特別ショーケースを楽しめる「Ne ‘Root’」

日本を代表する複数の財団が、特徴的なアートプロジェクトをご紹介する特別展を実施します。


1     小田原文化財団:国内外に芸術文化を発信する場として構想された江之浦測候所のコンセプトに加えて、2024年に着工予定の新たな展示施設「甘橘山美術館」や、白井晟一が設計した邸宅「桂花の舎」の移築計画

2     福武財団:2025年春開館予定の新美術館を含む、ベネッセアートサイト直島の新たな活動について

3     吉井財団:同財団の拠点として山梨県北杜市で運営する、芸術文化複合施設である清春芸術村について

4     大林財団:都市開発や未来の都市づくりのあり方に関心を寄せるアーティスト、思想家、研究者の支援

5     日本現代美術商協会(CADAN):アートコレクターがお気に入りの作家を紹介し、コレクションの楽しさを伝える展覧会「My Pick」と、今年5月にリニューアルオープンしたギャラリースペースCADAN有楽町の活動

 

子ども向けワークショップ“IntoArt”

Tokyo Gendai の新たな取り組みである、出展アーティストによる子ども向け無料ワークショップ“IntoArt”を開催※1。子どもの運動教室や若者の就労支援事業、教育現場への参画を行う株式会社Gotoschoolが主催し、著名な彫刻家 名和 晃平とキュレーターの丹原 健翔が監督となり、出展アーティストがナビゲーターを務めます。世界レベルの作家から直接アートを学び、作品づくりの楽しさを体感しながら、会場では講師となったアーティストたちの作品を楽しめる取り組みです。


※1:ワークショップは事前予約制となる予定


各種プログラムに関する詳細は、こちら( https://tokyogendai.com/wp-content/uploads/2024/05/20240528-Tokyo-Gendai-Press-Release-Programme-and-Partners_JP.pdf )のプレスリリースをご覧ください。

 

異なる視点でアートを掘り下げる「Art Talks」

現代アートの第一線で活躍するキーパーソン20人を招き、国内外における現代アートの潮流や社会情勢の現在地点など、多岐にわたるテーマを異なる視点から掘り下げる8つのトークセッションプログラムを開催します。


登壇者一覧 ※2:

淺井 裕介(美術作家)

アレクサンダー S.C. ロウワー(カルダー財団 理事長)

石田 潤(『GQ JAPAN』 ヘッド・オブ・エディトリアル・コンテント)

内田 まほろ(キュレーター・JR東日本文化創造財団 TAKANAWA GATEWAY CITY 文化創造棟準備室室長)

大林 剛郎(株式会社大林組 取締役会長 兼 取締役会議長)

カールステン ニコライ(アーティスト、ミュージシャン名 アルヴァ ノト)

片岡 真実(森美術館 館長)

木村 絵理子(弘前れんが倉庫美術館 館長)

蔵屋 美香(横浜美術館館長、横浜トリエンナーレ組織委員会総合ディレクター)

サリーナ サッタポン(アーティスト)

スージュン イ(韓国国立現代美術館 キュレーター)

田口 美和(タグチアートコレクション共同代表)

名古 摩耶(ARTnews JAPAN 編集長)

長谷川 祐子(金沢21世紀美術館 館長 国際文化会館 アートデザイン部門 プログラムディレクター)

藤本 壮介(建築家)

ペドロ エルバー(早稲田大学 教授)

マーク グリムシャー(Paceギャラリー CEO)

真鍋 大度(アーティスト、プログラマ、DJ)

三嶋 りつ惠(アーティスト)

ルー ヤン(アーティスト)


※2:50音順で記載


Art Talksの詳細は、こちら( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000103225.html )のプレスリリースをご覧ください。


  • 関係者からのコメント

観光庁長官 秡川 直也氏 コメント

「Tokyo Gendai が昨年に続き開催されますこと、大変嬉しく思います。トップレベルの現代アートに触れる機会を日本国内で創り出していくことは、観光において非常に重要なことと考えております。本フェアを通じ、日本のギャラリーやアーティストたちが世界のアートコミュニティと繋がるとともに、皆様が文化芸術という切り口で日本各地を訪れ日本の魅力を肌で感じていただくことを期待しております」


文化庁長官 都倉 俊一氏 コメント

「第2回Tokyo Gendaiが開催されますこと、心よりお慶び申し上げます。世界水準の国際アートフェアが開催されることは、日本において世界のアートに親しむ機会が創出されると同時に、日本の文化芸術を多くの方々に実際に体験いただき、その魅力をより深く知っていただく機会となるでしょう。本フェアの開催を契機として、日本がアートの国際発信拠点へと発展していくことを期待しています」


  • Tokyo Gendai(東京現代)について

Tokyo Gendai は、国際的に著名な現代アートギャラリーが一堂に会して、アート作品の展示・販売を行う世界レベルのフェアで、2023年7月に初開催されました。アート作品の販売だけでなく、日本と世界のアートシーンをつなぎ、ギャラリーやアーティスト、コレクターやオーディエンスといった幅広いアートコミュニティが集うプラットフォームとして、新たな視点やアイデアの共有を促進します。本フェアでは、ギャラリーによる展示だけでなく、特設の展覧会やArt Talks、インスタレーションといったパブリックプログラム、そして日本各地の美術館と連携したオープニングイベントやアーティストスタジオ訪問などの招待客向けプログラムも併催され、多角的なアート体験を提供します。


【第2回 Tokyo Gendai 開催概要】

開催日時:2024年7月5日(金)- 7日(日)

 ※招待客向けプレビューおよびヴェルニサージュは7月4日(木)に開催

開催場所:横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)ホールC/D

チケット販売:ArtSticker( https://artsticker.app/ )にて販売中

●当日券(2024年7月5日 - 7月7日)

  大人  4,500円、学生・障害のある方 2,700円

●ヴェルニサージュ当日券                 8,000円

  ※小学生以下のお子様は無料    

主催:The  Art Assembly

公式ウェブサイト:https://tokyogendai.com/ja/


 

  • The Art Assembly について

The Art Assemblyは、アジア太平洋地域のメジャーなアートフェア Tokyo Gendai(日本)、Taipei Dangdai(台湾)、ART SG(シンガポール)を運営する英国の団体です。アートフェアの主催者として世界の第一線で活躍する、サンディ・アンガス(Sandy Angus)、ティム・エッチェルズ(Tim Etchells)、マグナス・レンフリュー(Magnus Renfrew)の3人により創設されました。アートフェアの開催を通じて、地域性を生かしつつ、世界レベルのアート体験をコミュニティに提供するとともに、美術関係者やコレクター、オーディエンスなど、アートコミュニティのさまざまなステークホルダーをつなぐ場を創出し、長期的な関係構築に寄与します。

  • SMBCグループについて

SMBCグループには、時代とともに芸術活動を支えてきた長い歴史があり、これまでも各種イベントへの協賛や、本部ビルを活用したアート作品の展示などを通じて、アーティストの表現活動支援や、身近に作品を感じていただける機会の提供に努めてまいりました。また、現在の中期経営計画においても「幸せな成長への貢献」を掲げ、社会的価値の創出に注力しております。SMBCグループは、これからもアートの魅力を広くお伝えし、社会全体の幸せな成長の実現に貢献してまいります。


  • Appendix: 主催者プロフィール

Tokyo Gendai 共同創設者 マグナス・レンフリュー(Magnus Renfrew)

20年前から国際アートの世界で活躍し、この10年間はアジアに拠点を置いています。ART HK: Hong Kong International Art Fair (2007年~2012年)とArt Basel in Hong Kong(2012年~2014年)のファウンディングディレクターを務め、Taipei Dangdaiの共同ディレクターとART SGの共同設立者でもあります。アートの世界で最も影響力のある100人の一人として、ArtReview誌が選ぶPower 100に二度ランクインしました。2013年には、アジアでアートシーンを築いたことが認められ、世界経済フォーラムによってYoung Global Leaderに選出されました。


Tokyo Gendai フェアディレクター 高根 枝里

第一線で活躍する世界的なアーティストやコレクターのアートコンサルタントとして活動しながら、Google Arts & Cultureの日本の担当を4年間担う。「セゾンアートギャラリー(SEZON ART GALLERY)」のアートディレクターを勤めるなど、日本のアートセクターにおいて豊かな経験を有しています。また、Tokyo FMのラジオ番組では、『サステナ*デイズ』の司会を務めていました。約13年在住していたニューヨークでは、国際交流基金(Japan Foundation)に勤務し、アメリカにおけるアート関連の非営利団体への資金提供に尽力しました。

 

  • Appendix: オフィシャルパートナー一覧

Principal Partner:SMBCグループ
Official Premium Partner:DIOR
Official Vehicle Partner:RANGE ROVER
Official Champagne Partner:ポメリー
Official Wine Partner:ペンフォールズ
Official Whiskey Partner:サントリーウイスキー響

Official Crystal Partner:ラリック
Official Hotel Partner:InterContinental Yokohama Grand, InterContinental Yokohama Pier 8
Official Fair Partner:寺田倉庫, Gotoschool,ドーバー ストリート マーケット ギンザ
Official Lounge Partner:TIME & STYLE
Official Media Partner:コンデナスト・ジャパン

 

  • Appendix: 参加ギャラリー一覧※3※4

※3:出展ギャラリーはアルファベット順で記載

※4:◎=初出展

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

「Tokyo Gendai」広報事務局

7フォロワー

RSS
URL
-
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿1-19-19 恵比寿ビジネスタワー10F
電話番号
-
代表者名
高根枝里
上場
未上場
資本金
-
設立
-