株式会社エイゾス、CAEシミュレーション結果からサロゲートモデルを自動構築する「Multi-Sigma-Architect」を正式リリース

株式会社エイゾス

■ 本リリースのポイント

  • ノーコードAI解析プラットフォーム Multi-Sigma® の拡張パッケージとして、CAEシミュレーション結果からサロゲートモデルを構築する「Multi-Sigma-Architect」を2026年8月7日に正式リリース

  • 構造解析、流体解析等の結果からサロゲートモデルを自動構築し、形状・物理場予測、要因分析、多目的最適化までを一貫して支援。「CAE × AI」で設計開発を効率化

  • 正式リリースを記念し、2026年9月2日(水)12:00〜無料ウェビナーを開催

ノーコードAI解析プラットフォームMulti-Sigma®を開発・提供する株式会社エイゾス(本社:茨城県つくば市、代表取締役 河尻 耕太郎、以下「エイゾス」)は、Multi-Sigma®の新たな拡張パッケージとして「Multi-Sigma-Architect」を2026年8月7日に正式リリースしました。

Multi-Sigma-Architectは、研究開発現場で得られるさまざまなCAEシミュレーション結果をAIに学習させ、シミュレーションを代替するAIモデル(サロゲートモデル)を自動構築する拡張パッケージです。形状・物理場の予測から要因分析、多目的最適化までを、ノーコードで一貫して実行できます。Multi-Sigma®の強みの一つであるモデルの「自動チューニング機能」をサロゲートモデルの構築にも応用することで、少量のデータからでも全体として良好な予測性能を持つモデル構築を支援します。


■ 開発の背景:「CAE × AI」による設計開発効率化への期待と課題

設計開発における「逆問題」

設計とは、要求仕様(求められる機能・性能)を満たす設計解を見つけることと捉えることができます。一方、シミュレーションや実験によって直接得られるのは、設計変数・材料を選定した結果としてどのような機能・性能が得られるかという「順問題」への答えです。これに対し、設計者が本当に解きたいのは、その逆方向の問い、すなわち「逆問題」です。両者の関係は、次のように整理できます。

  • 通常の評価フロー(順問題):設計変数・材料の設定 → 機能・性能を評価

  • 設計者が本当に解きたい課題(逆問題):求められる機能・性能 → それを実現する設計変数・材料の設定

サロゲートモデル活用を阻む3つの課題

サロゲートモデル活用の重要性が認識される一方、実際の研究開発現場での普及は容易ではありません。その背景には、次の3つの課題があります。

  • シミュレーションを一度回すだけでも、設定・計算・結果処理に多大な労力がかかる

  • それにもかかわらず、精度の高いサロゲートモデルを学習させるには、さらに大量のCAEデータが必要になる

  • 本来欲しいのは「場全体の予測」や「形状変化への対応」だが、これらの予測は難易度が高く、実現のためにはさらに大量のCAE計算結果が求められる

本来は計算工数を削減するためのサロゲートモデルであるにもかかわらず、その構築のために膨大な計算資源と工数を消費してしまうという、この本末転倒な状況が、研究開発現場における「CAE × AI」活用を阻む大きな壁となっています。


■Multi-Sigma-Architectによる課題解決

Multi-Sigma-Architectは、こうした課題に対応し、「CAE × AI」による設計開発の効率化を実現するため、以下の特長を備えています。

  • 少量データから予測モデルの構築:少量データと弊社独自のニューラルネットワーク自動チューニング技術を組み合わせ、全体として良好な予測性能を持つサロゲートモデルの構築を実現します。

  • 形状変化と物理場の同時予測:独自技術により、応力分布・流速分布等の物理場と形状変化を同時に予測できます。

  • 予測から多目的最適化までの一気通貫支援:予測に加え、要因分析、多目的最適化までをノーコードで一気通貫にサポートします。

Multi-Sigma-Architectは、サロゲートモデルの構築・活用を通じて、効率的な設計解の探索を支援します。構造解析、衝撃解析、流体解析、伝熱解析、電磁界解析など、幅広いCAEシミュレーションに対応し、体積(ソリッド)要素を用いた3次元の定常・非定常解析結果を対象とします。一般的なポスト処理ソフトでVTK形式に変換したデータを入力でき、板・シェル要素への対応も今後予定しています。


■ 代表取締役 コメント

研究開発の現場では、サロゲートモデルの活用による効率化が期待される一方で、精度の高いモデルを作成するために大量のシミュレーション計算が必要になってしまうという、本末転倒な状況も起きています。Multi-Sigma-Architectは弊社独自の技術により、少量のデータからでも高精度なサロゲートモデルを構築し、形状変化と物理場をリアルタイムに予測できる強力なツールです。さらに、予測にとどまらず、要因分析から多目的最適化までを一気通貫で支援します。これらの高度な解析をノーコードの簡単な操作で実行できる環境を提供することで、製造業をはじめとする多くの企業の研究開発を効率化し、より良い設計解の迅速な導出に貢献してまいります。

― 株式会社エイゾス 代表取締役 河尻 耕太郎


■  正式リリース記念ウェビナーのご案内

項目

詳細

日時

2026年10月19日(月)12:00〜13:00

形式

オンライン(Microsoft Teamsウェビナー)

参加費

無料(事前申込制)

登壇者

齋藤博之(株式会社エイゾス 研究開発部)

対象

「CAE × AI」やサロゲートモデルを活用した設計開発の効率化に関心をお持ちの方

▶ 参加登録はこちら:https://aizoth.com/2026/09/webinar2026_1019/

▶ Multi-Sigma-Architectはこちら:https://aizoth.com/service/multi-sigma/multi-sigma-architect/


■ Multi-Sigma®およびMulti-Sigma-Architectについて

Multi-Sigma®は、プログラミング不要で機械学習・深層学習を活用できるノーコードAI解析プラットフォームです。複数のアウトプットを同時に解析し、目標とする特性を実現する最適なインプットを探索する多目的最適化機能や、各インプットがアウトプットに与える影響を定量化する要因分析機能を備えています。さらに、独自の自動チューニング技術により、少量のデータからでも高精度な予測モデルの構築が可能である点が、Multi-Sigma®独自の強みです。

Multi-Sigma®製品ページはこちら

Multi-Sigma-Architectは、Multi-Sigma®の拡張パッケージです。CAEシミュレーション結果からサロゲートモデルを構築し、研究開発領域における「CAE × AI」の活用を支援します。

Multi-Sigma-Architect製品ページはこちら


■ 会社概要

項目

詳細

社名

株式会社エイゾス

本社所在地

茨城県つくば市

代表取締役

河尻 耕太郎

事業内容

ノーコードAI解析プラットフォームの開発・提供

URL

https://aizoth.com/

本プレスリリースに関するお問い合わせは、株式会社エイゾス 広報担当までご連絡ください。


このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社エイゾス

1フォロワー

RSS
URL
https://aizoth.com/
業種
情報通信
本社所在地
茨城県つくば市吾妻一丁目5番地7 ダイワロイネットホテルつくばビル2階
電話番号
050-3557-9379
代表者名
河尻理恵子
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2014年08月