障害者福祉施設向け ブロックチェーンゲーム貸与サービス「RevelApp」正式に施設向けサービス展開を開始
「遊ぶように、働く。」障害者就労支援事業所の課題を解決する、工賃作業×セルフアセスメント機能を備えた、全く新しいサービス。2024年7月より、いよいよ全国展開へ。
「RevelApp」とは
RevelAppは、ブロックチェーンゲーム活用型の工賃作業であり、同時にアセスメント補助システムの機能を兼ねています。「遊ぶように、働く。」をコンセプトに、障害者就労支援事業所の課題解決を目指しています。
<主な特徴>
ゲーム型工賃作業:
ブロックチェーンゲームを手軽にプレイできる環境を提供し、これを工賃作業として活用します。利用者様の特性に合わせて複数のゲームを難易度別(レベル1〜4)に用意しています。ゲームプレイを通じて、基礎的なPCスキル、金銭管理、時間管理などの就労準備に必要なスキルを楽しみながら訓練できます。
セルフモニタリングシート:
体調記録表とゲームプレイ記録表から自動生成されるセルフモニタリングシートを提供します。利用者様が日々の体調や気分、生活リズム、ゲームでの成果を記録することで、自己理解を促進し、支援者の効率的なアセスメントに貢献します。
データの可視化:
記録されたデータは自動的にグラフ化され、利用者様の体調や通所可否の傾向を視覚的に把握できます。これにより、支援者は個別面談の準備時間を短縮でき、より質の高い支援に時間を割くことが可能になります。連携機関への提供データとしても活用可能です。
充実したサポート体制:
導入から運用まで、福祉とブロックチェーンそれぞれの専門スタッフが丁寧にサポートします。利用者様向けの詳細なマニュアルや、支援員様向けの説明資料を完備。また、ゲームの選定や環境構築、ゲームの突発的なメンテナンスまでをトータルでサポートします。
安定した工賃:
ゲームプレイによる報酬は、仮想通貨の価格変動に影響されず、固定相場の工賃として日本円で毎月支払われます。工賃はゲームの難易度に応じて設定されます。ブロックチェーンゲーム各社のマーケティングに協力する形での工賃捻出の座組みを実現させた、日本初のサービスです。
また、RevelAppの導入により、以下のような効果が期待できます。
通所率の向上:魅力的な工賃作業として機能し、利用者様の通所モチベーション向上に貢献
新規利用者の獲得:ゲームを活用した特徴的なサービスとして、施設の差別化が図れる
就職率の向上:PCスキルや時間管理能力の向上により、就労への準備の一歩目へ
支援員の業務負荷軽減:アセスメント補助機能により、直接支援や面談時間を確保
利用者の自己理解促進:セルフモニタリングを通じて、自身の状態を客観的に把握する力が養われる
現在、全国の福祉事業所様にて本格導入実証実験を進めており、多くの施設様から好評をいただいております。提携ゲームも増加しており、プレイできるゲーム数も順次拡大しています。
RevelAppは、従来の福祉サービスとブロックチェーン技術を融合させた革新的なサービスの1つです。私たちは、このサービスを通じて障害者の方々の就労支援に新しい可能性を提供し、より多くの人々が社会参加できる環境づくりに貢献してまいります。
今後の展開
本サービスを起点として、急激に変化していく障害者就労支援の業界へ新しいスタンダードを創造できると考えております。
ゲーム企業様からの工賃作業受託:
RevelAppを真摯かつ継続的に実施していただいた施設様へ、ゲーム関連工賃作業、事務作業等の斡旋の仕組みを構築中です。ブロックチェーンゲームの作業に取り組むことにより、さらに魅力的な作業に取り組める器会を得るチャンスを創造します。
ゲームをきっかけにした障害者雇用の創出:
ブロックチェーンゲームのプレイログを可視化し、それらのデータに基づいて、ゲーム企業様やその他特例子会社様等から障害者雇用のオファーが得られる仕組みを準備中です。継続して物事に取り組めることは、障害者雇用の対象として大きな要素となります。ブロックチェーンゲームが、企業と利用者様を繋ぐハブ機能となれるよう、構築を急ぎます。
福祉×テクノロジー学習のプラットフォーム:
利用者様の支援は、私たち支援員の知識量、経験値、持っている情報に大きく左右されることは事実です。本サービスをただのツールとして捉えるのではなく、"1つの時代の流れ"として認識していただき、これをきっかけとして、変化する工賃作業の在り方を学ぶ環境を整備中です。RevelApp導入施設様は本コミュニティの参加費は無償とし、学ぶ必要性を感じる施設様にとって得られるものが大きくなる場所として参ります。
その他、本サービスを起点として、多数の企業様、ゲーム企業各社様、プロダクト、支援機関様などと連携して、テクノロジー全盛時代に必要とされる価値提供に取り組んでまいります。
IVS2024にて、両社Founderがパネルディスカッションに登壇します
2024年7/4~6に京都にて行われる「IVS2024 KYOTO」https://www.ivs.events/ にて、パネルディスカッションを行います。本サービスの正式リリースの旨や、障害者福祉業界のテクノロジー活用の現在地とこれからについて、豪華メンバーとトークセッション形式にて議論いたしますので、関連企業様、導入検討施設様はぜひ会場へお越しください。
登壇セッション①
DAY1:7/4(木)
WEB3 Stage 12:30~ 「先端IT技術の進歩は、障害がある方々の働き方をどう変えていくか」
登壇セッション②
DAY3:7/6(土)
YELLOW stage: Social Issue 16:45~ 「障害・福祉の限界を突破するスタートアップ」
コメント
BCG株式会社 COO 豊田 光 氏からのメッセージ
この度、BCG株式会社は株式会社WAVE3との共同開発により、障害者福祉施設向けブロックチェーンゲーム貸与サービス「RevelApp」の全国展開を開始する運びとなりました。「RevelApp」は、障害者の方々が「遊ぶように、働く。」をコンセプトにした全く新しいサービスであり、工賃作業とセルフアセスメント機能を兼ね備えています。
日本には約21,000件超の就労支援施設がありますが、多くの施設が利用者の通所率やモチベーションの維持に課題を抱えています。「RevelApp」は、ブロックチェーンゲームを活用することで、こうした課題に対する解決策を提供します。
「RevelApp」は、セルフモニタリングシートを通じて利用者の体調や気分の記録を促進し、支援者による効率的なアセスメントを支援します。このデータはグラフ化され、利用者の健康管理や支援計画の策定に役立てられます。さらに、福祉スタッフとBCG専門スタッフが連携し、導入から運用まで手厚いサポートを提供することで、安心して活用いただける体制を整えました。
私たちは「RevelApp」を通じて、障害者の方々がより積極的に社会参加し、自立した生活を送るためのサポートを続けていきます。今後も、より多くの福祉施設・ゲーム企業と連携し、サービスの改善と普及に努めると共に、RevelAppが障害者就労支援の新しいスタンダードとなるよう、全力で取り組んでまいります。
これからのRevelAppの展開にご期待ください。
株式会社WAVE3 CEO 近藤 貴司 からのメッセージ
BCG社様と二人三脚で構想を練ってきた「RevelApp」が、ようやくご提供できる形に辿り着くことができました。
自分自身、B型事業所を運営してきて、ブロックチェーンゲーム導入型の支援を2年半して参りました。その中では数えきれない失敗や反省がありましたが、それら全てが本サービスの土台となっています。
しかし、今後実装したい機能やブラッシュアップさせていきたい効果・性能、取得すべきエビデンスなどは多岐に渡りますので、実際にサービスを走らせながら施設様のフィードバックを頂戴しつつ、常に改善を繰り返して参る所存です。
激変する就労継続支援業界の1つの選択肢となれるように、これからも挑戦を繰り返していきます。
ご協力いただいておりますゲーム各社様、プラットフォーム様、実証実験を行わせていただいている全国の就労支援系施設様、幾度となくサービスの壁打ちを行わせていただいている福祉業界の先輩方に、この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございます!
BCG株式会社について
BCG株式会社はブロックチェーンゲームを「考える」「創る」「届ける」「遊ぶ」のPDCAサイクルを大事にします。エコシステムとゲーム性の双方を兼ね備えたBCGを考え、自社及びパートナー企業と手を取り合ってBCGを創り、創り上げた価値のあるBCGの魅力をユーザに届けます。また、我々自身もBCGを楽しんで遊ぶことを大切にしています。
[会社概要]
社名:BCG株式会社(ブロックチェーンゲームカブシキガイシャ)
事業内容:ブロックチェーンゲーム受託事業および新規事業の開発
資本金:1,000,000円
設立日:2024年1月
所在地:〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目14-6ピア吉祥寺303号室
役員:代表取締役 横田 昇吾
取締役 城戸 崇行
取締役 豊田 光
公式X(旧Twitter)アカウント:https://twitter.com/Bcg_inc_jp
公式HP:https://www.blockchaingame.co.jp/
株式会社WAVE3について
国内最大手の暗号資産・ブロックチェーンメディア「CoinPost」を運営する株式会社CoinPostと、Web特化型の福祉就労支援施設を運営するWellsTech株式会社が、福祉領域に特化したWeb3/AIサービス開発を目的に設立した合弁会社。
現在の日本では、自己成長や社会参加、テクノロジー領域における就労やキャリアアップを望む障害者にとって、未だ選択肢が多くありません。株式会社WAVE3はそうした現状に着目し、Web3やGameFi、ブロックチェーン技術、AIを活かした障害者支援モデルの実現を目指し、彼らに活躍の場、多彩な経験が得られる場を提供するサービスを開発中です。
[会社概要]
社名:株式会社WAVE3
設立日:2022年7月
本社:東京都千代田区
事業概要:ブロックチェーン、AIを含む先端技術を活用した障害者就労支援システムの構築、開発、運営
代表取締役CEO:近藤 貴司
取締役COO:原口 勇樹
公式Twitter:https://twitter.com/wave3_official
CEO近藤貴司のTwitter:https://twitter.com/kondo_wellstech
公式サイト: https://wave3.jp
お問い合わせ:info@wave3.jp
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