教育界を ICT で変革するイノベーターが一堂に会する 『第 1 回 OCC 教育テックフォーラム』を開催
個別最適な学びと働き方改革の同時実現を 〜今求められる教育テックとその人材像〜
大阪キリスト教短期大学 OCC教育テック総合研究所(所在地:大阪府大阪市阿倍野区丸山通1丁目3−61大阪キリスト教短期大学2号館/所長:根岸正州、以下OCC教育テック総合研究所)は、2023年8月10日(木)13:00よりアルカディア市ヶ谷にて「第1回OCC教育テックフォーラム」を開催します。また同時刻より、フォーラムの様子をオンラインにて配信いたします。
OCC教育テック総合研究所は、大阪キリスト教短期大学付属の研究機関として保育・幼児教育におけるアナログとデジタルの融合の研究のため2023年4月に新設されました。これまで2万人以上の教育者養成実績や幼稚園・保育園運営で培った経験を、テクノロジーと結びつけることで、教育現場に集積する暗黙知を形式知へと押し上げ、個別最適な学びの創出と産業課題である働き方改革の実現を目指しています。さらにテクノロジーを最大限に活用することで、生徒一人ひとりに向き合う新しい教育の形を作り上げていきたいと考えています。
OCC教育テック総合研究所新設後、第1回目となる本フォーラムでは、教育界のオピニオンリーダーが勢ぞろいし、講演およびパネルディスカッションにより教育×テクノロジーの現在地や将来像、変革へのヒントや、新たな取り組み事例など、最新の教育テックについて議論します。
新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、デジタルに関するリテラシーが提供者(教員)、利用者(生徒・保護者)全員がおざなりな中、突貫工事的に新しい教育プロセスを導入せざるを得ない状況となりました。それにより、一部の業務の合理化が進められ、スマートフォンやSurface機器が教育現場に導入されました。そのようなICT(インターネット・パソコン・タブレット・スマートフォンなどの情報伝達技術を使ったコミュニケーション)を活用することで、今までの教科書を使った授業に加えて、映像や音を授業内容に活用したり、情報の共有をしやすくなったりと、個別最適な学びの実現が期待できます。教員にとってはICTを活用することで業務効率化や、業務量を軽減できる一方で、ICT活用のスキルが求められ、教員の負担が増えてしまうという矛盾が生じ、デジタルリテラシーの差により地域や学校間での格差を広げることとなりました。業務量の多い教育現場の働き方改革においては、業務効率化のためのICT活用が不可欠のため、環境整備や人材育成が求められています。
本フォーラムでは、その課題解決のため、これからの教育のビジョンやそれを実現していくICT活用、人材養成について議論を行う他、ICT活用と働き方改革の同時実現の先進的な事例及び研究結果をご報告します。
『第 1 回 OCC 教育テックフォーラム』概要
■テーマ:「個別最適な学びと働き方改革の同時実現を ~今求められる教育テックとその人材像~」
■日時:8 月 10 日(木)13:00~16:00(受付開始 12:30~)
■会場:アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区九段北 4-2-25)もしくはオンライン(Zoom)
■スケジュール:
13:00~13:30 趣旨説明(学校法人大阪キリスト教学院 理事長 OCC 教育テック総合研究所 所長 根岸 正州)
13:30~14:10 基調講演(埼玉県戸田市 教育委員会 教育長 戸ヶ﨑 勤)
14:10~14:30 事例報告(大阪府教育庁 教育振興室長 仲谷 元伸)
14:30~14:40 休憩
14:40~15:50 パネルディスカッション「教育テックで個別最適な学びと働き方改革の同時実現を」
15:50~16:00ご挨拶(OCC 教育テック総合研究所副所長 元文部科学省生涯学習政策局長 合田 隆史)
16:00~17:00名刺交換会
■主 催:大阪キリスト教短期大学 OCC教育テック総合研究所
■後 援:文部科学省、独立行政法人教職員支援機構
■お申込み方法: https://forms.gle/Xt2cbqAarFhWyout6
■参 加 費:無料
■対 象:学校・幼稚園・保育所教職員、自治体の首長・職員・教育委員会、学生、教育関係者等 ※幼児・初等・中等・高等教育のすべての教育関係者を対象としています。
■一般の問い合わせ先:(MAIL) info-souken@occ.ac.jp (HP) http://www.occ.ac.jp/iite/
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