読み書きが苦手なディスレクシアの子どものクリエイティブな才能を発掘する。第1回ディスレクシア・アートコンペティション開催!
作品はディスレクシアの子どもがつくる「メタバース上の居場所」に10月展示
認定NPO法人エッジでは、本年から10月を「ディスレクシア啓発月間」としてより広く啓発を進めます。こども家庭庁「NPO等と連携したこどもの居場所づくり支援モデル事業」の採択を受けて始まった、ディスレクシアの子どもがつくる「メタバース上の居場所」も啓発月間の10月にプレオープン。応募作品は「メタバース上の居場所」に展示します。
第1回ディスレクシア・アートコンペティション 概要
【カテゴリーとテーマ】
1「自由作品」
未発表もしくは新作
内容は絵画、デジタルアート、彫刻、映像、なんでも
JPEG5枚以内(ぜんぶで10MB以内)、もしくは動画のリンクで応募
一人一作品まで テーマ作品にも応募可能
2「テーマ作品」
「ディスレクシアがみた世界」をテーマとした新作
内容は絵画、デジタルアート、彫刻、映像、なんでも
JPEG5枚以内(ぜんぶで10MB以内)で画像もしくは動画のリンクで応募
一人一作品まで 自由作品にも応募可能
【参加資格】
ディスレクシア当事者(診断はなくても可 居住地や国籍は問いません)
小学校3年生から高校3年生および未成年
【賞金】
優勝 各カテゴリー1点 1万円
佳作 各カテゴリー2点 5000円
【応募締切】
2023年9月19日(延長しました)
【結果発表】
2023年10月1日予定
【応募フォーム】
https://forms.gle/nAZJdDkLtGFXJqC67
※詳細は応募フォームでご確認ください。
【審査員】ディスレクシアのデザイナー、アーティスト、ディレクター
藤堂高直 チュラロンコン大学国際建築学科客員教授 建築デザイナー 認定NPO法人エッジ理事
「様々な支援機器の登場やAI技術等の革新により、昨今はディスレクシアの負担が軽減されて参りました。同時にディスレクシアの持っている想像力の価値が社会的に高まってきました。これからはディスレクシアにとってより良い時代になっていくと思います。コンペにおいて応募する作品は完成させることも大切ですが、アイディアを試す場でもあります。この機会に多くの若い新しい時代を切り拓く想像力豊かな作品を期待しております。応募作品のフォーマットはオープンにしております。最先端の技術から伝統的な作品まで広い表現をお待ちしております。」
末田航 メディア・アーティスト ヨットドローン開発・センスフォイル CEO
下村雄飛 アート・ディレクター
【主催者】
認定NPO法人エッジ
ディスレクシアの子どもたちが自分を表現するたのしみを実感して、自己肯定感を高めてほしい
読み書きに困難があるディスレクシアの児童生徒は、人口の10%以上いるといわれています。ディスレクシアのひとの脳の中で起きていることは、見た目ではわかりません。「がんばりが足りない」「勉強不足」などと誤解されて、学業不振、自己肯定感の低下、不登校気味になる子どもも少なくありません。
ディスレクシアのひとたちは、一般的な指導や学習方法とは違う、自分に合った方法や環境のもとで、本来持っている力を発揮していくことができます。
第1回ディスレクシア・アートコンペティションをきっかけに、ディスレクシアの子どもたちが自分を表現するたのしみを実感し、クリエイティブな力や自己肯定感を高めていくことをめざします。
【認定NPO法人エッジ】
所在地:〒108-0014 東京都港区芝4-7-1 西山ビル4階
代表:藤堂栄子
設立:2001年10月
HP:https://www.npo-edge.jp/
【団体概要】
認定NPO法人エッジはディスレクシアの正しい認識の普及と支援を目的とした特定非営利活動法人として、2001年10月に認定設立され活動しています。
行政、教育機関、研究者、メディアなど多方面に働きかけ、ディスレクシアの全ての人が活き活きと暮らせる社会にするために広く啓発活動を行い、ディスレクシアの人たちの支援、関係する人たちのネットワークを作っています。
代表の藤堂栄子(星槎大学特任教授)は、文部科学省特別支援教育ネットワーク推進委員会、厚生労働省社会保障審議会障害者部会委員など政府委員を務め、発達障害者支援法、障害者差別解消法、教科書バリアフリー法などの法律に携わっています。
【広報に関するお問い合わせ先】
認定NPO法人エッジ 広報 谷本綾乃 npoedge.press@gmail.com
すべての画像