株式会社デンソー エンジン機器技術部が『哲学クラウド』の哲学対話を実施。哲学者との対話で実現できたフラットなコミュニケーション
株式会社ShiruBe(本社:東京都品川区、代表取締役:上館誠也)は、自動車部品メーカーの株式会社デンソー(以下、デンソー)のエンジン機器技術部が、『哲学クラウド』を導入したことをお知らせします。
デンソーでエンジン機器技術部に所属する三島 崇生さん・曽根 遼太さんは、同じ部署に所属する様々な階層の7名とともに「哲学対話(※1)」を実施されました。
※1:哲学対話とは、哲学者がファシリテートしながらテーマについて複数人で自由に対話し、ひとりひとりの前提や文脈を分かち合い、物事に対する見方/考え方をアップデートしていく対話手法。
■導入背景と期待
(以下、デンソー三島さん・曽根さんのインタビューコメントを抜粋)
三島さん:最初に「哲学対話」について話を伺った際に、哲学自体を学ぶというよりかは「自分で問いを立てて考える」ということなのだとわかりました。問うことや考えることは大事だと考えていたので興味を持ち、まずは実際に哲学対話を体験しました。体験会の結果には大きなインパクトがあり、チームの中でも考えが全く違うことを感じたんです。また体験会後に分析いただいたレポートで非常にわかりやすく考えを言語化していただいたので、今回も何かテーマについてのヒントを頂けそうだと思っていました。
曽根さん:今回の哲学対話に参加した7名のうち、普段からプライベートの話なども含めて話していたのは年齢の近い先輩1名のみでした。また、三島さんをはじめとする上司の方々はベテランで普段はフラットに話すことがなかなかむずかしいので、上司の方々とフラットに話す機会が欲しいと思っていました。
■実施内容
若手・ベテラン間の考えや価値観の違いを理解しフラットに対話することを目的に、まずは働くその先にある「幸せ」をテーマに、哲学者のファシリテーションのもと問い考える「哲学対話」を実施しました。後日、参加者が哲学対話を通して見出した「幸せ」の考え方について哲学者がさらに分析してレポート(※2)いたしました。
※2:レポート内容にご興味のある方は下記の「問い合わせフォーム」からお問い合わせください
■効果
一方通行ではない双方向のコミュニケーションが生まれた
上司側が認識を変える必要があると気づくことができた
(以下、デンソー三島さん・曽根さんのインタビューコメントを抜粋)
曽根さん:普段から対話をしていないわけではなかったのですが、こんなに盛り上がったのは初めてでした。テーマについて各々の意見がこんなに出てくるものなのかと驚きました。普段はじっくり話し合わずに結論を出していたので、「わからなくなってもいい」や「意見や考えが変わっていい」というマインドセットがあったことで、周りの意見を聞くようになりましたし、視野が広がりました。
曽根さん:またコミュニケーションの量も質もいつも会社にいる時とは段違いでした。会社にいるといつも、上司から何か聞かれて自分が答えることが多いです。哲学対話では、自分から上司に問いかけてみたり、コミュニティくまを渡して話を振ってみたり、一方通行ではない双方向のコミュニケーションが生まれました。
三島さん:他メンバーを見ていても、対話を通して自分を解放することができていたように見えました。今回の哲学対話を通して、上司はフラットに話していると思っていても部下からするとそうではないということに気づき、認識を変えなきゃいけないなと思いました。また意外と若手メンバーは真剣に頭を動かしているように見えたので、今後は年寄りの方が問題かもしれないと思いました。今回でフラットなコミュニケーションが生まれたので、続けていきたいなと思います。
■導入インタビュー記事
・考え抜くことで偏見から解放される「哲学対話」の魅力
記事URL:https://note.com/tetsugaku_cloud/n/nc8b2cbc8c817
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【株式会社ShiruBe 会社概要】
代表の上館が哲学を学ぶ中で、「こうあるべき」という「正しさ」が原因で自分自身が生きづらさを感じていると気づき救われた経験から、多くの人が自分らしく生きるきっかけを社会に届けたいと考え、設立にいたる。
・会社名:株式会社ShiruBe
・代表者:代表取締役 上館 誠也
・所在地:東京都品川区西五反田8-4-13 五反田JPビルディング2F co-lab 五反田 with JPRE S01
・設立日:2022年4月15日
・事業内容:哲学コンサルティング、組織コンサルティング
【本件に関する問合せ】
株式会社ShiruBe(担当:湯浅)
・TEL:090-2090-5951
・MAIL:press@tetsugaku-cloud.jp
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