「Blockchain Hackathon for Students 2023」開催レポート!9チームによる熱いピッチが行われ、入賞チームが決定!
「Blockchain Hackathon for students 2023」は『Web3領域でこれからの日本を創っていく若者の”登竜門”』を提供することをビジョンに掲げ、豪華登壇者、審査員をお迎えし、学生の学生による学生のためのブロックチェーンハッカソンを実施。ブロックチェーンを用いた実務開発経験の無い学生が多いという背景のもと、極めて優秀な参加学生の皆さんに、ブロックチェーン領域で0→1の開発経験を積んでもらうことが今後大きな意義を持つと考え企画いたしました。東大生の他に、京大生や阪大生など全国の大学22校から約60名の応募が集まり、審査を通過した総勢30名の学生が最終日のプロダクト発表へと駒を進めました。
■DAY1
トークセッション①Questry CEO伊部智信氏、SINRAco-founder大澤氏、Mori NFT founder 橋村氏、ReFi Japan F太郎氏、「ブロックチェーン×カーボンクレジットはなぜ注目されているのか」
ReFi分野の変遷を紹介して頂いたあとに、カーボンクレジットについての概略をご説明して頂きました。地域や環境に根付いたプロジェクト紹介は、ReFiの知見を深めるだけでなく、地に足がついた実用例としてプロダクト開発の一助となりました。
トークセッション②アーティスト・東京大学ブロックチェーン寄付講座特任研究員伊東謙介氏、DeSci Tokyo founder濵田太陽氏、Giant founder三浦千哲氏「アカデミアから見たweb3~DeSciのこれまでと今後~」
DeSci(Decentralized Science)の基礎から始まりそれに関連する分野にわたって幅広い内容についてお話いただきました。それぞれのプロジェクトについてお話しいただいたのちにその共通項や応用先についてブロックチェーン分野にとどまらず深く掘り下げました。また、最後には開発を前にした参加者の皆様に対して熱いメッセージをいただきました。
■DAY2
AstarGames CTOを務めるユウキ氏による開発ワークショップを行いました。短時間でもブロックチェーン開発の流れがわかるようなカリキュラムを設定し、ハンズオンで作業を行うかなり実践的なものとなりました。開発を初めて行う学生のために基礎的な内容から始まりましたが、終盤では今回のハッカソンの賞の一つであるERC6551賞へのチャレンジを後押しするために、ERC6551という規格の実装についても詳しく解説いただきました。
■DAY8
DAY1、2のインプットとその後の5日間の開発期間を経てそれぞれのチームが最終的に開発したプロダクトのピッチをCrypto Baseにて行いました。厳正な審査のもと、見事入賞されたチームには総額55万円の賞金が贈られました。また、開発期間中の情報共有を行なっていたオンラインワークスペース上にて参加者同士でコミュニケーションをとり、このイベントを最も盛り上げたチームにはコミュニティ活動賞としてスターバックスのギフトカードが贈られました。
受賞チームのテーマ
1位 "ゼロ知識証明を用いた匿名投票による公平で透明性のあるデータベース構築”
2位 “動的価格付NFTマーケットプレイス”
3位 "複数研究機関による共同コンソーシアム型ブロックチェーンを用いた、持続可能なデータ収集プラットフォームの実現"
■イベント開催概要
イベント名:Blockchain Hackathon for Students 2023
テーマ :Web3領域でこれからの日本を創っていく若者の”登竜門”
開催日時 :12/9-12/16開催(12/9 キックオフ・インプットセッション
12/10 技術ワークショップ
12/11-15 開発期間、12/16ピッチ・懇親会)
開催場所 :12/9,16 対面 10-15 オンライン
参加費 :無料(地方学生には交通費の補助あり)
定員 :学生50名(申込終了)
主催 :本郷web3バレー
公式X(Twitter):https://x.com/todaiweb3
公式サイト:https://hongo-web3-valley.2winsinc.com/hackathon-2023
■協賛・協力企業
【協賛企業】
<Gold>株式会社アクセル
<Global Partner>株式会社Pacific Meta
<Silver>株式会社freebit、Crypto Base
<Bronze>AKINDO、株式会社テコテック、Skyland Ventures、CryptoGames Inc、CMPS、Tokyo Venture Conference
【協力企業・団体】
ASTAR、DeSciTokyo、MORI NFT, Fracton Ventures株式会社、ReFiJapan、Questry株式会社、博報堂キースリー株式会社、World Coin、Tokyo Innovation Base、Arbitrum, 学生Web3連合、Wecreate3、Nagoya Blockchain、立命館Web3研究会、塾生Web3研究会
■Worldcoinの学生アンバサダー制度について
本ハッカソンのPartnerとしてご協力頂いたWorldcoin様の学生アンバサダーの取り組みに我々本郷web3バレーがご協力させて頂くことを予定しております。具体的な連携方法については現在準備中ですので、追ってご報告いたします。
■Blockchain Hackathon for Students 2024について
2024年度はアフリカを舞台にしたWeb3ハッカソンなど、新しいアイデアの構想を練っております。乞うご期待ください。
■現役東大生によるWeb3コミュニティ「本郷web3バレー」について
Web3という最先端の領域に可能性を感じ、2022年6月に当社代表の2人を含めた現役東大工学部生3名で設立。現在のメンバー数は約130名(2023年12月時点)。ブロックチェーンの技術そのものを重要視して活動しており、事業も作れて開発もできる東大生中心のWeb3集団を目指している。専門家等による対面またはオンラインの勉強会や、学内外のWeb3のイベントに参加・登壇している学生が多数在籍。定期的に、海外大学の記事を使った輪読会や、Web3業界の最新情報の共有を行っている他、企業との共催イベントの開催や、企業との情報交換会などに取り組んでいる。
■株式会社2WINSについて
当社は、東京大学出身・在学中の研究者らが集まり、「アカデミアでの研究活動と社会実装とのギャップを埋め、AIと共に未来を共創する」という思いのもとに活動する東大発のスタートアップです。
我々は創業当初から、AIとブロックチェーンを融合させた未来のテクノロジーを見据えて活動しており、両者を組み合わせた革新的なソリューションモデルの先駆けを目指していきます。このビジョンの実現に向けて「本郷web3バレー」を設立し、ブロックチェーンに関する知識や技術を醸成し共有する場として、100名を超えるメンバーと共に日々活動を続けてまいりました。
▼「Blockchain Hackathon for Students」公式HPはこちら
https://hongo-web3-valley.2winsinc.com/
社名:株式会社2WINS
所在地:〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町1-12
設立:2022年2月17日
代表者:小川椋徹、吉村良太
事業内容:AIソリューション事業、AI SaaS事業、「本郷web3バレー」の運営
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