【相互住宅】武蔵小杉タワープレイスにおける「資源循環型リサイクル(クローズドリサイクル)」の導入について
リサイクルされた製品を自分たちで再利用することで、ビルとテナント様とが一体となって資源循環型のリサイクルを推進。
相互住宅株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:武富正夫、以下「相互住宅」)は、持続可能な社会の実現へ向けたESG取組の一環として、コアレックス信栄株式会社(本社:静岡県富士市、代表取締役社長:黒﨑曉、以下「コアレックス信栄」)、神奈川特殊車輛株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:森川友生男、以下「神奈川特殊車輛」)と協業し、当社が一部所有し全館を管理する武蔵小杉タワープレイス(以下、「当ビル」)において、2024年4月から「資源循環型リサイクル(クローズドリサイクル)」を導入することを決定しましたので、お知らせいたします。
「資源循環型リサイクル(クローズドリサイクル)」とは、不要となった製品をリサイクルし、そのリサイクルされた製品を自ら再利用する取り組みです。当ビルにおいては、可燃物として処分していたミックスペーパー※1を原料に、100%再生紙由来のトイレットペーパーに再生し、当ビルにて再利用する取り組みとなります。
より具体的には、各階共用部にリサイクルボックスを新設し、テナント様自らミックスペーパーを投函頂きます。回収したミックスペーパーは神奈川特殊車輛にて古紙問屋に運搬され、コアレックス信栄が運搬されたミックスペーパーを仕入れトイレットペーパーに再生します。こうして製品化されたトイレットペーパーを当ビルにて購入し、テナント様自らご使用頂くという形で、当ビルとテナント様とが一体となって資源循環型のリサイクルを推進します。
ミックスペーパーには、リサイクルする事が困難とされている難再生古紙※2も含まれ、通常、これを分別する必要がありますが、コアレックス信栄の高度な古紙再生技術により、難再生古紙のリサイクルを実現しています。これによりリサイクル率の向上はもちろん、分別の簡易化にもつながり、当ビルで発生する可燃物を最大約50%リサイクルできる見込みです(この場合、当ビルの廃棄物量は、現在の約100tから約50tまで減少)。これまで焼却されていたミックスペーパーが溶解・リサイクルされることにより、最大で約39t/年のCO2排出量の削減に繋がることとなります※3。
本取組では、上記のCO2 排出量削減により、持続可能な開発目標(SDGs)のうち特に以下の3つの目標への貢献を目指します。
相互住宅では、今後も本リリースのような脱炭素や資源循環に資するスキームを構築し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
※1:ミックスペーパーとは、段ボール・新聞紙等の再資源化の流れが確立している紙類に対し、レシート等の紙くず・書類・封筒・包装紙等、可燃物として処分される事が多い紙類。
※2:難再生古紙とは、電鉄会社の切符・各種紙コップ・窓付きの封筒・ラミネート加工紙等のように特殊加工された紙のことで、紙自体に異物が付着しているためリサイクルする事が困難とされている。
※3:一般家庭の1人あたりCO2排出量(1.78t/年・人)換算で、約21.9年分に相当。
【武蔵小杉タワープレイス 物件概要】
所在地:神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目403番地
交 通:東急東横線「武蔵小杉」駅
南武線・横須賀線・湘南新宿線「武蔵小杉」駅
構 造:鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造
規 模:地上23階、塔屋2階、地下2階
【会社概要】
会社名:相互住宅株式会社
代表者:代表取締役社長 武富 正夫
本社所在地:東京都品川区大崎一丁目2番2号
事業内容:不動産の売買、賃貸借、管理、仲介、住宅地の造成、住宅等の建設・販売
当社のESG取組(公式HP):https://www.sohgo-jyutaku.co.jp/esg/
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