Weights & BiasesがLLMの開発手法にフォーカスしたホワイトペーパーの第2弾をリリース
W&B Fully Connected 2023カンファレンスとAI Expo2023秋にて配布予定
「LLMファインチューニングとプロンプトエンジニアリングのベストプラクティス」概要と目次:
LLMは汎用的な性質を持っているため、チューニングを行わずに領域固有のタスクに使用することもできますが、特定の領域で高い精度のアウトプットを得るためには、通常ファインチューニングを行うか、汎用LLMを下流のタスクに適応さ せるためのプロンプトエンジニアリングを行う必要があります。このホワイトペーパーでは、LLMを使って特定のユースケースに最適なアプローチを選択する上で、ファインチューニングとプロンプトエンジニアリング両トピックについて、最新の手法の概要とその比較に基づき、それぞれの手法の最も適した応用方法を考察しています。ファインチューニングとプロンプトエンジニアリングの概要から、適切なタスクや導入シチュエーションまで掘り下げていきます。
<本ホワイトペーパーでカバーする内容>
・ファインチューニング、PEFT、インストラクションチューニング、インコンテクストラーニングなど、代表的手法の概要
・LLMファインチューニングの代表的手法の概要とその比較
・LLMプロンプトエンジニアリングの代表的手法の概要とその比較
・各手法の具体例、メリット・デメリットの比較、各手法の適用機会
本ホワイトペーパーの入手先
本ホワイトペーパーのダウンロード版PDFはこちらのURLから入手できます:https://wandb.me/llm-finetune
また、印刷済み冊子を10月11日開催されるWandBのユーザーカンファレンス(https://fullyconnected.jp/)および10月24日から26日にかけて開催される秋のAI Expo 2023にて配布予定です。
Weights & Biasesの生成AI/LLMにおける取り組み
Weights & Biasesは、ML開発プロセスを可視化・管理・検証するための実験管理・MLOpsを提供するプラットフォームであるWandBにおいて、LLM開発を支援するPrompts機能やデプロイ後のモデルモニタリング機能をLangChainやLlamaIndexなどの主要なLLMアプリケーション開発フレームワークとのインテグレーションとともに提供しています。またこれまでにもLLMホワイトペーパー第1弾「LLMをゼロからトレーニングするためのベストプラクティス」(https://wandb.me/llm-jpdl)の公開などを通じ、速い速度で拡大しているLLMランドスケープに貢献しています。
日本においては、LLMモデルの日本語性能を評価する「Nejumi LLMリーダーボード」(http://nejumi.ai)も運営し、主要なLLMモデルをJGLUEデータセットを使って順次評価し、結果を公開しています。これまでに評価されたLLMモデルの数は25を超え、国内で最大級のLLM評価リーダーボードに成長しています。本リーダーボードはWandBプラットフォームの機能群をもとに構築されており、LLM開発をリードする先進企業において、既に幅広く応用されています。
国内初のユーザーカンファレンス開催
W&B Japanは10月11日に国内初のユーザーカンファレンス、Fully Connected 2023を開催します。生成AI・LLM・クリエイティビティ・自動運転・ヘルスケア、AIの活用分野として注目を集める各分野を代表するMLエンジニアと研究者たちが、ML開発から実世界のAIアプリケーションを生み出すために、どのような工夫をしているのか。WandBを愛用する登壇者たちから、普段は聞く機会のないML開発・運用のベストプラクティスを学べる貴重なイベントです。Weights & Biasesからは創業時から在籍するプロダクトマネージャーのCarey Phelpsが来日し、
WandBの最新機能と今後のプロダクト・ロードマップを発表します
イベントウェブサイト:https://fullyconnected.jp/
<Fully Connected 2023 Tokyoタイムテーブル>
1:30PM 開場
2:00PM 「オープニング」(Weights & Biases シバタ アキラ)
2:05PM 「CyberAgentにおける日本語LLMの開発について」(CyberAgent 石上 亮介様)
2:25PM 「日本経済新聞社におけるWandBの活用例」(株式会社日本経済新聞社 青田 雅輝様)
2:45PM 「Turingにおける自動運転モデルの開発とW&Bの活用」(Turing株式会社 井ノ上 雄一様)
3:10PM 「世界の先端AI企業におけるML開発手法と、Weights & Biasesプロダクトロードマップ」(Weights & Biases Carey Phelps)
3:35PM 「リソースを最適化してAIを加速せよ」(Run:ai Nir Lubliner様)
4:05PM 「Woven By Toyota: より安全な移動のためのML技術の開発」(Woven By Toyota Evan Cushing様)
4:35PM 「Dagster, Weights and Biases」(SyntheticGestalt 神谷 幸太郎様)
4:55PM 「AI DJパフォーマンスを通して考える、創造性とAIの未来」(Qosmo 徳井 直生様)
5:20PM 「LLMおよび言語処理研究でのWandB利用例の紹介」(東北大学 鈴木 潤様)
5:40PM 「LLMの開発は難しい?簡単?Stability AIの現場から」(Stability AI 秋葉 拓哉様)
Weights & Biases Japan株式会社について
Weights & Biases Japan株式会社は、エンタープライズグレードのML実験管理およびエンドツーエンドMLOpsワークフローを包含する開発・運用者向けプラットフォームを販売する日本法人です。WandBは、LLM開発や画像セグメンテーション、創薬など幅広い深層学習ユースケースに対応し、NVIDIA、OpenAI、Toyotaなど、国内外で50万人以上の機械学習開発者に信頼されているAI開発の新たなベストプラクティスです。
Weighs & Biases Japan株式会社は、2023年4月に日本ディープラーニング協会に正会員として入会しました。
URL:https://wandb.jp
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