【調査協力】スポーツの特性やコーチの関わりが子どもの「自己肯定感」に与える影響とは？

株式会社イースリーが調査レポートを公開。国立教育政策研究所が行った「令和４年度全国学力・学習状況調査」よりも高い結果が。

LOCAL HEROES, Ltd.

2023年7月1日 00時35分

スポーツを通じた社会課題解決を目指す株式会社イースリー（所在地：東京都千代田区、代表取締役：小野寺徹也）の実施した、『スポーツの特性やコーチの関わりが子どもの「自己肯定感」に与える影響について』の調査において、大森FC（所在地：東京都大田区、代表：小島直人）が調査協力を行いました。

■調査結果レポート記事

スポーツの特性やコーチの関わり方が子どもの自己肯定感や幸福度にどの程度影響するのか【サカイク調査結果】

記事➀：https://www.sakaiku.jp/column/thought/2023/016247.html

記事②：https://www.sakaiku.jp/column/thought/2023/016257.html

【調査概要】

・調査期間：2023年1月

・調査機関（調査主体）：株式会社イースリー

・調査対象：大森FC所属選手85名（小学1年～中学3年）

・有効回答数（サンプル数）：85件

・調査方法（集計方法、算出方法）：アンケート調査

■本調査の背景

<自己肯定感が低い日本の子どもたち>

『子ども・若者白書』（平成26年版／内閣府）によると、日本の若者（13歳～29歳）は、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スウェーデン、韓国といった諸外国に比べ、自己肯定感が低いというデータがあります。

自分自身に満足していると答えた人の割合は、アメリカ（86.0%）、イギリス（83.1％）、フランス（82.7％）、ドイツ（80.9%）、スウェーデン（74.4%）、韓国（71.5％）に対し、日本はわずか45.8％にとどまりました。

そこで、スポーツの特性やコーチの関わりが子どもに与える影響について株式会社イースリーにて、調査が実施されました。

■クラブやコーチの関わりが子どもの自己肯定感に与える影響

国立教育政策研究所が全国の小学生を対象に行った「令和４年度全国学力・学習状況調査調査結果資料【全国版／小学校】」における設問に対し、大森FCの選手85名が回答を実施したところ、全国調査に比べ、自己肯定感に関する設問の数値が高い結果が出ました。

※参考：令和４年度全国学力・学習状況調査調査結果資料【全国版／小学校】

https://www.nier.go.jp/22chousakekkahoukoku/factsheet/primary.html

https://www.nier.go.jp/22chousakekkahoukoku/report/data/22qn_02.pdf

■大森FC　代表小島直人より

『大森FCはサッカークラブですが、大事にしていることは、関わるすべての人に、すべての人とともに「生きがい」や「成長」を生み出していくことです。

選手である子どもたちはサッカーが好きで上手くなりたいと思っています。サッカーはミスのスポーツなので、失敗するのは当たり前。大事なのは、その失敗を受け入れて、どう成長していくかです。そのプロセスがサッカーには詰まっていて、コーチたちもチャレンジを奨励するような接し方をしています。その繰り返しが、自己肯定感につながっていくのではないでしょうか。

大事なのはチームが強くなることよりも、大森FCに関わるみんなが成長することであり、サッカーが生きがいになることです。

このクラブの価値観を基に、皆さまとともに地域に根差した活動を行い、たくさんの地域のヒーローたち＝「LOCAL HEROES」が成長し、活躍できる社会環境を創出していくことが我々の想いです。

本レポートは大森FCのクラブ哲学に関連する記事でもありますが、この国が抱える大きな社会課題のひとつであり、希望ある未来に向けて、大切なことだと考えております。是非ご一読頂けたら幸いです。』

■株式会社イースリーについて

所在地：東京都千代田区麹町4-8-1 THE MOCK-UP 301

設立日：2003年8月8日

代表：代表取締役　小野寺徹也　

URL：https://www.e-3.jp/

事業内容：

・メディア事業(Spike!、サカイク、COACH UNITED、ヤンサカ等)

・リアル事業(フットサル大会運営、サッカースクール・キャンプ・イベント運営等)

・リテール事業(タニラダー、知のサッカー等オリジナル商品の企画・販売等）