総合BPO企業の株式会社アテナが経済産業省による「DX認定事業者」に選定

当社は創業50周年を機にDX導⼊に注⼒し、55周年を迎える本年度にはDX認定事業者として認められ、企業としての取り組みが評価されました。

株式会社アテナ

2023年6月21日 12時00分

株式会社アテナ（本社：東京都江⼾川区、代表取締役社⻑：渡辺剛彦）は、経済産業省が定めるＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）認定制度に基づき、「ＤＸ認定事業者」の認定を取得いたしましたのでお知らせいたします。

■「DX認定事業者」とは

DX認定制度は、デジタル技術による社会変⾰に対して経営者に求められる事項を取りまとめた「デジタルガバナンス・コード」に対応し、DX推進の準備が整っていると認められた企業を国が認定する制度です。

■本認定取得まで

当社は、創⽴50周年を迎える2018年よりDX導⼊の取り組みを開始致しました。「DXとはどういうもので、⾃社のビジネスにどのように役⽴つか、どのような進め⽅があるのか」等について共通理解を形成するための講演を実施し、DXを前提とした経営ビジョンとビジネスモデルを描いていく⽅針を表明。

その後、経営層によるリーダーシップの下、デジタル戦略部とBTO部をCoE(センターオブエクセレンス)として、全社にDXを浸透・推進するための取組みを続けてきました。そして、創業55周年を迎える2023年には「DX認定事業者」として認められ、企業としての取り組みが評価されました。

■当社の「DX戦略⽅針および⾏動指針」について

当社は、2023年2⽉1⽇付で「DX戦略⽅針および⾏動指針」を表明。リアルとデジタルの両⽅を最適に組み合わせてベストプラクティスを⽬指す「クロスファンクショナルBPO」を実現するために、DX戦略を推進していきます。今後は「デジタルトランスフォーメーション」のフェーズへ向けて“顧客起点の価値創出”のための事業創出やビジネスモデルの変⾰により、真の意味でのDXを実現していくことが⽬標です。

■当社のDXへのロードマップ

（1）デジタイゼーション（Digitiz ation）

紙保存されている⽂書をスキャンするなどして電⼦化。紙のドキュメンツをスキャニングしてPDF化したり、AI-OCRによりテキストデータ化したりする業務を請け負っています。

（2）デジタライゼーション（Digi talizatio n）

①正確性(Q：品質) 各種のデジタルツールの活⽤により、ヒューマンエラーが発⽣する余地の少ない業務プロセスを構築。業務プロセス⾒直し等の創造的な活動にシフトする動き。

②効率化(C：コスト) デジタルシフト累積時間は年間202業務/14,592時間まで伸長。(2023年3月時点）

③スピード(D：納期) デジタルレイバーヒューマンレイバーでは不可能なスピードによる作業を実現。また、デジタルレイバーは夜間や⼟⽇祝⽇の稼働も可能です。

（3）デジタルトランスフォーメーション（ Digital T ransform ation）

当社は、デジタル技術も活⽤して多種多様な業務を受託できる「クロスファンクショナルBPO」というビジネスモデルへの変⾰を標榜しています。さらに、当社はユーザー企業と⼀体的にD Xを推進する共創的パートナーとなっていくことを⽬指しています。また、デジタルツール(RPA、ETL、AI等)の提供者が主催するユーザー・コミュニティにおける登壇・講演等にも積極的に関与して先駆的なユーザー事例を公表。

■DX⼈材の育成・増強

当社では、CDO(チーフデジタルオフィサー)が⼈的資本への投資も統括して下記施策を推進しています。

（1）新卒社員研修(毎年度⼤卒１０名前後を採⽤予定) 2022年度より新卒社員(2022年度：13名全員)は⼊社後すぐには配属せず、企業内スクールにおいてDX基礎⼒を修得させたうえで各部署へ配属。約半年間の中で以下内容を学ぶことができます。

社会⼈としての基礎、当社の各部署の業務内容
DXの理解、ITスキル(RPA・ETL等を含む)の修得、それらを活⽤した改善を実現。

（2）リカレント教育全従業員から応募者を募ってRPAおよびETL等の技術を修得するコース(原則３ヶ⽉)を設定し、2022年9⽉末現在で第11期まで修了済み。技術修得者に対してはデジタルレイバーマスターという社内資格を授与しており、第11期までで39名が取得済み。今後も年間1 0名程度の取得者を予定。

（3）各種情報技術資格の取得(下記は2023年4⽉1⽇時点）