一休寺 秋の特別プラン 第一弾 薪能開催のお知らせ
秋の夜長、幽玄の世界に浸る体験を
一休寺で文化に触れよう
一休寺はとんち小僧で知られる一休さんこと一休禅師が晩年を過ごしたお寺です。一休禅師は京田辺市薪の地でその生涯を終えました。禅宗、臨済宗大徳寺に属するお寺として茶道をはじめ日本に伝わる禅文化をお伝えしています。
薪の地で
薪の地で毎年秋に開催される一休寺薪能。今年も一般の方に席を開放いたします。一休禅師は晩年、京田辺のこの地にあった虎丘庵を移築し、余生を過ごされました。虎丘庵には当時の文化人が一休禅師を慕い、集まったと言われています。その中には、世阿弥の娘婿である金春禅竹も含まれていました。禅竹は酬恩庵のそばに移り住み、一休に招かれて舞を演じたそうです。禅竹は、能役者としても、能作者としても非常に優れた人物でした。金春禅竹が一休のために舞を舞った場所は酬恩庵・一休寺の門前で、その地は薪荘と呼ばれていました。この薪という地名は、石清水八幡宮の神事などで使用される薪を納めていたことに由来します。ここで演じられた舞こそが薪能の名前の由来と言われています。 寺の西側、すぐそばに薪神社という神社があり、能楽の発祥を記念した碑が残されています。碑文には、「能楽は薪能すなわち金春能に始まり、次に宝生能、観世能は大住に、金剛能は大和に発祥した」と記されています。この地で再び文化芸能を始める薪能は、今年も開催されます。開催日程及び詳細は以下の通りです。
日程及び詳細
薪能開催日時:10月8日(火)
場所 酬恩庵一休寺 京都府京田辺市薪里ノ内102 TEL0774-62-0193(電話受付10時から16時)
受付5時、開演5時30分 - 席料:5000円(公式HPでの予約可能、席数に限りがあります)
演目:仕舞(玉ノ段)、杉浦豊彦狂言、棒縛(茂山宗彦能)、天鼓(山階彌右衛門)
一休寺秋の文化体験
一休寺では、薪能をはじめ、恒例の紅葉シーズンの虎丘庵特別拝観、秋の早朝拝観も予定しています。公式HPの予約ページからお申し込みいただけます。詳細についてはお知らせをご確認ください。
酬恩庵一休寺
京都府京田辺市薪里ノ内102
TEL 0774-62-0193
広報担当 田邊宗弘
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