「触力検査」プロジェクト始動
ニューロダイバーシティプロジェクトの一環として、触力検査プロジェクトを始動します。本プロジェクトでは、触覚の感度を測定し、個々の触覚特性を理解することを目的としています。
B Lab(所長 石戸奈々子)が主催する「ニューロダイバーシティプロジェクト」は、脳や神経の多様性を尊重し、誰もが自分らしく力を発揮できる社会の実現を目指しています。この度、新たな取り組みとして慶應義塾大学メディアデザイン研究科 南澤孝太教授、名古屋工業大学 田中由浩教授らとともに触力検査プロジェクトを始動します。
触力検査とは
触力検査とは、触覚の感度を測定するための検査です。この検査では、触覚の鋭敏さを測定し、個々の触覚特性を理解することを目的としています。視力検査が視覚の状態を評価するのと同様に、触力検査は触覚の状態を評価するための手段です。検査結果は、触覚過敏や触覚鈍麻の可能性を判断します。触覚の特性を早期に発見し、個々のニーズに合わせた適切な対策を講じることで、教育現場や職場での効果的なサポートが可能となり、日常生活の質を向上させることができます。
触力検査:https://blaboratory.org/news/shokuryoku/
第1弾参加者募集について
触力検査プロジェクトでは触力検査表を作成すべく、参加者を募集します。
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日時:2024年10月4日(金)17:00〜
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場所:ポートシティ竹芝 8F 東京都港区海岸一丁目7番1号
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対象:感覚に関する困りごとを抱える方(例えば、着る服に困りごとを感じる方やマスクの着用が苦手な方など)
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年齢:子どもから大人まで年齢不問
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参加方法:以下のリンクから事前登録をお願いします。
https://business.form-mailer.jp/fms/83ca05be251532
お問い合わせ先
ニューロダイバーシティプロジェクト
メールアドレス:info@neuro-diversity.world
触力検査プロジェクトへのご参加を心よりお待ちしております。
参考:ニューロダイバーシティプロジェクトについて
社会には「生きづらさ」を抱えている人が多くいます。
どうにも人とうまく付き合えず、どうにも社会と折り合いがつかず、居場所がなく、苦しんでいます。そして、様々な場面で困難に直面してしまうと、個人の特性が問題かのように捉えられることが多くあります。
しかし、そこには脳の多様性が背景にあることが明らかになってきました。
私たちの脳はとても多様です。私たちは誰もが独自の特徴を持っています。
これをニューロダイバーシティと言います。この独自の特徴を持っていることで、現代社会では生きづらさを感じている人たちが多く存在します。
私たちは、個人の特性を尊重し、適切な環境を整えることで、「弱み」「生きづらい」とされていたものを「強み」「生きやすい」に変えることができると考えます。ニューロダイバーシティへの理解を促し、ひとりひとりがそれぞれの場所で各々の「ちから」を発揮できる社会の構築を目指しています。
関連リンク:https://neuro-diversity.world/no-sekai-2023/
B Labの概要
Beyond, Borderless, Breakthroughの頭文字をとった「B Lab」は、研究所と銘打ちながら、世界中の大学・研究所、地域、人材をつなぎ、多くの人の得意技や知見を融合させ、新しい技術、サービス、コンテンツ、ビジネス、社会を生みだす参加型プラットフォームです。テクノロジー開発、社会課題解決、新サービス創出などスコープは広いですが、共通項は社会実装で、みんなでつくるということ。お父さんもお母さんもおばちゃんも子どももみんな研究員。Lifelong Seekerになり、第2の研究員名刺を持ちます。ソーシャルで、オープンで、参加型で、ユーザーふくめ全ての人がつながり新しい社会を構築し、課題、アイディア、技術、おカネ、スキル、人をマッチングさせ、小さな創造から大きな創造までおもしろい未来をみんなでつくることを目指します。
<関連LINK> https://www.blaboratory.org/
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