ペプチグロース、KGF代替ペプチドの開発完了と販売開始
成長因子KGFと同様の活性を持ちながら、極めて高い安定性を有する特殊ペプチド

ペプチグロース株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:石塚淳一郎)は、ケラチノサイト成長因子(KGF、FGF7)と同様の機能を持つ特殊ペプチド 『KGF代替ペプチド (FGFR2bアゴニスト) [製品コード: PG-012] 』の開発に成功、2025年4月に販売を開始します。
PGペプチド開発の背景
再生医療・細胞治療等製品の製造に使用される、成長因子・サイトカイン等は、製造ロット間の品質のバラつきの可能性、動物由来成分混入による安全性上の懸念、安定性上の懸念、市販価格が高く大量に使用する場合のコストの問題等の課題を抱えています。
当社は、それらの課題を解決し再生医療・細胞治療の更なる普及・拡大に貢献することをミッションに、2020年4月に三菱商事株式会社とペプチドリーム株式会社の合弁企業として設立されました。設立以降、ペプチドリーム株式会社との共同開発契約に基づき、数十種類の成長因子・サイトカイン等をターゲットにそれらと同様の機能を持ち、完全化学合成可能な特殊ペプチド(PGペプチド)の開発を進めています。
KGF代替ペプチド (FGFR2bアゴニスト) [製品コード:PG-012] について
KGF代替ペプチドのFGFR2bの活性化機構
KGF代替ペプチド(PG-012)は、FGFR2bに結合する環状ペプチドで構成されるダイマーペプチドです。KGFと同様にFGFR2bに結合し、アゴニスト活性を示します(図1)


リコンビナントKGFと同様のシグナル活性化能
KGF代替ペプチドと市販されているリコンビナントKGFの機能比較試験を、FGFR2b強制発現BaF3細胞株を用いて行いました。その結果、KGF代替ペプチドは、KGFと同様のERK活性化能(図2)および増殖活性(図3)をKGFと比べてより低濃度(ng/mLベース)で示すことを確認しました。


PG-012は、再生医療や細胞治療分野において、多能性幹細胞から表皮細胞や、肺胞上皮細胞、膵島細胞、肝細胞等の内胚葉に由来する細胞への分化ならびに増殖にご使用頂くことを想定しております。
製品の概要
製品コード : PG-012
製品名 : KGF代替ペプチド (FGFR2bアゴニスト)
製品形態 : 凍結乾燥品
保管条件 : -20℃以下
純度 : 95%以上(HPLC)
分子量 : 6018.40 (Acetate)
内容量 :10 µg、100 µg、1 mg(バイアル一本当たりの内容量)
※ 本製品はアニマルコンポーネントフリ―(ACF)証明書の提供が可能です。
※ 本製品は試験研究用であり、試験研究用以外には使用できません。
※ 今後、仕様を変更する可能性があります。
本製品の販売/ご購入について
上記内容量以上の数量について、バルク品の納入も可能ですので、ご相談下さい。また、再生医療・細胞治療等製品の製造にご使用頂く事を目的に、GMP準拠品についても提供が可能です。詳細は、下記販売代理店、もしくは弊社までお問い合わせください。
関東化学株式会社 : https://www.kanto.co.jp/
キシダ化学株式会社 : https://www.kishida.co.jp/
フナコシ株式会社 : https://www.funakoshi.co.jp/
当社におけるPGペプチドの開発状況について
当社では数十種類の成長因子・サイトカイン等をターゲットに代替ペプチドを開発しております。これまでに合計11品目の製品販売を開始しました。開発は順調に進んでおり、2024年下旬から2025年中旬にかけてPDGF-AA、KGF、IL-15などを対象とした成長因子代替ペプチドを、複数品目上市する予定です。詳細は随時WEBサイトにてアップデートして参ります。ご興味をお持ちいただけましたら、以下問い合わせ先までご連絡ください
《本リリースに関するお問い合わせ先》
ペプチグロース株式会社
Website : https://www.peptigrowth.com/
TEL : 070-4503-1497
E-mail : contact@peptigrowth.com
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