「多様な若者を採用したい」「採用してもすぐに辞めてしまう」「働きづらさを抱える若者にどんな仕事を任せるのかわからない」企業が抱える人材不足の悩みを解消!『多様な若者の理解・活用セミナー』開催
多様な人材を受け入れる必要性やメリット、および、働きづらさを抱える若者や学生の採用や育成方法などを検討
■日時:2025年 1月 30日(木) 13:30~15:00
■場所:岐阜商工会議所1A会議室(岐阜県岐阜市神田町2丁目2)
■ 取材申込フォーム: https://x.gd/0130_PRESS
「若者が採用できない・・・」
岐阜県の有効求人倍率は令和6年10月時点で1.54と、全国順位第4位であり、高水準を維持(※1)しています。つまり、若者の採用と育成は企業にとって喫緊の課題です。
また、令和6年3月大学等卒業者の就職率は98.1%となり、過去最高となりました(※2)。その一方で、大学を卒業しても就職できない働きづらさを抱える若者がいます。
岐阜市では、働くことを通じて居場所と出番を得ることが、人々の幸せに繋がるとの考えのもと、多様で柔軟な働き方を実践するワークダイバーシティを推進しています。
この度、「コミュニケーションが苦手」「グレーゾーンの傾向がある」など働きづらさを抱える若者をいかに活用するかを学ぶ、市内事業者向け「多様な若者の理解・活用セミナー」を開催します。
このセミナーは、岐阜市より委託を受け「令和6年度働きづらさを抱える若者・学生の就労支援事業」の岐阜市内事業者様向け企画として、当団体が運営しております。
※1 出所:岐阜労働局 ※2出所:厚生労働省
岐阜市働きづらさを抱える若者・学生の就労支援事業概要
生活が不安定で周囲から孤立する恐れがあるなど、働きづらさを抱える若者・学生に対し、就労を支援するためのセミナーやインターンシップ体験を実施するとともに、市内事業者に対し、多様な人材を受け入れる必要性・メリット、働きづらさを抱える若者・学生の状況、採用・育成方法などに関する実践的なセミナーを実施し、働きづらさを抱える若者・学生の雇用に向けた支援及び意識醸成を図ることを目的としています。
多様な若者の理解・活用セミナーの概要
本セミナーでは、 「コミュニケーションが苦手」「グレーゾーンの傾向がある」など働きづらさを抱える若者を、企業において、いかに活用していくのか、最新事例をお伝えします。
日時 : 2025年1月30日(木)13:30~15:00
会場 : 岐阜商工会議所1A会議室 岐阜県岐阜市神田町2丁目2
参加者: 岐阜市内に事業所を持つ経営者・人事担当者 約20名
プログラム:
13:30~14:30 講演
「多様化する大学生の実態と理解」
岐阜大学 保健管理センター准教授 堀田 亮氏
「障がいのある若者が活躍できる職場づくり」
トヨタ自動車株式会社 新事業企画部 事業開発室/安全健康推進部 阿部 和由氏
トヨタ自動車株式会社 新事業企画部 事業開発室/モノづくり開発統括部 主幹 半田 達郎氏
14:30~15:00 パネルディスカッション 「多様化する若者の働き方と職場環境」
講演
「多様化する大学生の実態と理解」
岐阜大学 保健管理センター准教授 堀田 亮氏
大学に進学しても就職できない学生がいるという最近の傾向についてお話しいただきます。「大学に向かない大学生」とはどのような学生を指すのか、そして「大学に向かないこと」と「就職に向かないこと」が必ずしも同じではない理由について解説いただきます。日々学生の相談に応じるカウンセラーの視点から、現場で感じるリアルな状況をお伝えします。
「障がいのある若者が活躍できる職場づくり」
トヨタ自動車株式会社 新事業企画部 事業開発室/安全健康推進部 阿部 和由氏
トヨタ自動車株式会社 新事業企画部 事業開発室/モノづくり開発統括部 主幹 半田 達郎氏
働きづらさを抱える若者や障害のある方々が、職場で活躍するための環境づくりの重要性についてご講演いただきます。また、多様な人材を積極的に受け入れることで得られる職場の変化や具体的なメリット、そして育成における実際の取り組みや成功事例を交えながら、説得力ある内容をお届けします。
パネルディスカッション 「多様化する若者の働き方と職場環境」
《パネラー》
岐阜大学 保健管理センター准教授 堀田 亮氏
トヨタ自動車株式会社 新事業企画部 事業開発室/安全健康推進部 阿部 和由氏
トヨタ自動車株式会社 新事業企画部 事業開発室/モノづくり開発統括部 主幹 半田 達郎氏
《ファシリテーター》
一般社団法人サステイナブル・サポート 代表理事 後藤 千絵
現代社会では、大卒であっても職場でつまずいてしまう若者がいるという現実があります。しかし、適切な支援や環境整備を行うことで、彼らを戦力として育てることが可能です。本ディスカッションでは、成功事例に加え、課題となった失敗事例やその改善策についても専門家が分かりやすく解説します。また、当日ご参加いただく皆様からのご質問にも直接お答えする時間を設けています。
登壇者ご紹介
岐阜大学 保健管理センター 准教授 堀田 亮氏
道産子。筑波大学大学院3年制博士課程修了後、2014年より現職。
博士(心理学)、臨床心理士、公認心理師、大学カウンセラー。
カウンセラーが本職だが、気がつけば障害学生支援の魅力と可能性に惹かれ、今はハイブリッドな支援者を目指して奮闘中。主に精神、発達障害学生の心理、修学、移行支援を中心に、学内外の連携体制の構築やイベントの企画にも精力的に取り組んでいる。「支援は引き算」がモットー。
トヨタ自動車株式会社 新事業企画部 事業開発室/安全健康推進部 阿部 和由氏
トヨタ自動車に入社後、一貫して自動車製造現場で塗装の技術員として工程改善や新型車製造準備に従事。
現在19歳になる重度知的障がいの息子の将来ため社内外で就活を繰り返すも全く受け容れられない現実に驚愕。ならばと2021年に製造工程での改善手法を活用した雇用機会創出事業モデルで社内公募に応募して現在に至る。
「自分だけは絶対に最後まで君を“ミハナ”さない!」の親父の誓いをこのミハナ事業に込めて、これまでに無い“雇用主企業にも雇用して良かった”と実感して頂けるサービスの事業化に取組んでいる。
トヨタ自動車株式会社 新事業企画部 事業開発室/モノづくり開発統括部 主幹 半田 達郎氏
トヨタ自動車に入社後、自動車の変速機やエンジン部品の製造/生産技術に従事。
社内新規事業創出プログラムにて企業への障がい者雇用支援に取組む「ミハナ」の製造工程での改善手法を
活用して雇用機会を提供するという考えに共感し、取組みに参加。主にビジネスモデルの検討や事業計画の
策定やモノづくりの知見や人脈を生かした治具製作を担当。
強い意志を持った阿部と共に、プロジェクトの事業化を目指して取り組んでいる。
一般社団法人サステイナブル・サポート 代表理事 後藤 千絵
2015年一般社団法人サステイナブル・サポートを設立、代表理事に就任。同年10月就労移行支援事業所
「ノックス岐阜」を開始、発達障害や精神障害のある人の就労支援事業所として地域トップクラスの就職者
数を輩出。2017年より予防的支援として卒業後に孤立するリスクの高い学生の支援「キャリア支援プログ
ラム」を開始。現在、「誰ひとり取り残さない支援の実現」をめざし、既存の福祉制度の対象とはならないが
支援が必要な層への支援スキームの構築に取り組む。
一般社団法人 サステイナブル・サポート
「誰もが自分らしく生きることのできる社会」を目指し、多様な働きづらさを抱えた人を対象に就労支援を実施しています。
発達障害・精神障害のある人を対象とした障害福祉サービス(就労移行支援・就労定着支援事業所「ノックス岐阜」、鵜飼で有名な岐阜長良川沿いにある町家を改装した宿屋「帰蝶」も運営する就労継続支援B型事業所「アリー」、保護猫カフェ「猫影」で保護猫活動と障害者の仕事のやりがいの両立を目指した就労継続支援B型事業所「シャンツェ」)、「働きたい」と願っているが就職活動に悩んでいる若者・学生を対象としたキャリア支援事業(「キャリプロ」「ぎふキャリ」)、多様な働きづらさを抱えた人の就労支援「WORK!DIVERSITYプロジェクトin岐阜」等、官民で連携しダイバーシティ&インクルージョンの実現に取り組んでいます。
〒500-8175
岐阜県岐阜市長住町2丁目7番地 アーバンフロントビル3階
TEL:058-216-0520
FAX:058-215-1932
HP:https://sus-sup.com/
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