「食品市場」について消費者の行動と動機を分析したレポートを公開。デスクリサーチツール「Listening Mind」で分析
日本の冷凍弁当市場について、「Listening Mind」を活用し、市場規模や特徴、消費者の意図、潜在顧客を調査しました
株式会社アセントネットワークス(本社:東京都中央区、代表取締役:金志勲)は、
検索データを統合的に分析して消費者のインテントを可視化できるデスクリサーチツール「Listening Mind (リスニングマインド、以下Listening Mind) 」
(URL:https://www.listeningmind.com/ja/ )の基礎知識や活用方法を学べるワークショップ「データインサイトCLUB」を2024年6月14日(金)に開催しました。
第2回データインサイトCLUBでは、「食品」というテーマで「冷凍弁当」に関する
消費者分析を行いました。
Listening Mindは、「”冷凍弁当”を検索する消費者がどれくらい存在するのか」、
「(“冷凍弁当”と検索する消費者は)何を知りたいのか」、
「冷凍弁当に求めるものは何なのか」、「冷凍弁当と比較する対象」、
「どのようなペルソナがいるのか」などを分析することができます。
本記事では、下記の3本構成でListening Mindの機能を食品で解説します。
① 冷凍弁当の市場規模の把握
② 冷凍弁当と検索する消費者の意図分析
③ 冷凍弁当に求めるもの、潜在顧客の発見
冷凍弁当の市場規模
【インテントファインダー / 市場規模や特徴を把握】
冷凍弁当の市場規模を把握するために、Listening Mindの「インテントファインダー」機能で、冷凍弁当の市場規模や特徴、競合状況を調べました。
「弁当」市場と「冷凍」市場の2つの市場を調べた結果です。
2つの市場で冷凍弁当の検索ボリュームが2024年の4月にかけて増加していることが分かります。
冷凍弁当の市場規模は2023年から2024年にかけて増加してきており、認知度が高まってきている状態と言えます。
広告を出して露出を図った場合、実際にその広告から認知、購買に結びついているのかを
検索結果データから確認できるのがListening Mindの強みです。
“冷凍弁当”と調べる消費者の検索意図は?
【パスファインダー / 消費者が検索を行う目的を把握】
消費者が冷凍弁当を検索する目的や前後に検索するワードを確認します。
Listening Mindの「パスファインダー」機能で、「冷凍弁当」と入力して検索をかけた結果です。
「冷凍弁当を購入したい」グループと「調理して冷凍保存したい」というグループがあることが判明しました。
購入目的の検索をしているグループでは、メーカー名が露出し、作る目的の検索をしているグループではレシピが露出しています。
さらに、冷凍弁当を購入したいグループではメーカー名が露出しているため、
どこのメーカーが競合で、そのメーカーの強みやタッチポイントはどこなのかが分かります。
調理して冷凍保存したいグループでは、時短で多くの品数を作れることに関心があることや、人気レシピの傾向などの把握が可能です。
Listening Mindのパスファインダー機能は、前後に何を検索したのかを可視化するため、
消費者の意図を知ることができます。
また、消費者がどの部分で検索を繰り返しているかが分かるため、コンテンツの改善にも
役立ちます。
冷凍弁当に求めるもの、潜在顧客の発見
【クラスターファインダー / 特徴や潜在顧客を把握】
「冷凍弁当」と検索する消費者が関心を持っているトピック別にグループ分けします。
表示されたキーワードを、対象(ユーザー属性)、ニーズ、冷凍弁当のメーカー、冷凍弁当の購入先、自炊というカテゴリ分けで分類してみました。
ニーズには、「高タンパク」「低糖質」「ダイエット」「健康」というキーワードがありました。美味しくて、健康になれる冷凍弁当を求めているようです。
一方で、高齢者に食べさせる食事として冷凍弁当を利用していることも伺えます。
対象に「産前産後」という予想していなかったキーワードが存在しました。
より深く分析するために、AIレビュー機能を使用します。
AIレビューによると、「出産前準備に忙しい妊婦」、「産後の育児に追われる新米ママ」
というペルソナ像が提示されました。
先ほどのパスファインダーで取り上げた「調理して冷凍保存したい」というグループの中に、産前産後の母のニーズがあることが表れています。
つまり、潜在顧客として、産前産後の母が存在するということが分かります。
このように、リスニングマインドでは、冷凍弁当の検索ボリュームの推移をインテントファインダー機能で確認し、なぜ冷凍弁当を検索したのかをパスファインダーで把握し、
消費者の特徴や潜在顧客をクラスターファインダーで発見することができます。
全Google利用者の検索データを使用するため、根拠を持ったマーケティング活動の方向性をサポートすることが可能です。
Listening Mindを通して、あなただけのインサイトを発見していただけることをお待ちしています。
そして、自社に関連する項目、キーワードにおける消費者行動を是非チェックしてみてください。
Listening Mindは、7日間の無料トライアルを実施中です。
サービスURL:https://www.listeningmind.com/ja/
■「Listening Mind(リスニングマインド)」について
Listening Mindは、検索データを基に消費者行動を視覚化するツールです。特許技術により消費者の検索意図や検索経路、検索行動を分析。検索データを基にするため、バイアスのないリアルな消費者の動機や本音を見つけることがListening Mindの強みです。
AI技術を活用したデータ分析支援機能は、「いま表示されているデータが何を示しているのか」を言語化し、データの解釈と施策の立案を支援します。
Listening Mindを活用すれば、自社のみならず、競合も含めた市場全体における消費者動向の理解を深めることができます。
■会社概要
株式会社アセントネットワークスは、2006年1月に設立。データ基盤のマーケティング会社として、マーケティングコンサルティングおよびマーケティングソリューションの開発・提供を行っている会社です。現在は日本国内や韓国に拠点を持ち、「検索データ」に特化し、開発研究を行っています。
企 業 名 :株式会社アセントネットワークス
会社URL : https://www.ascentnet.co.jp/
代 表 者 :金志勲
所 在 地 :東京都中央区日本橋小舟町6-3 日本橋山大ビル 5F
設 立 :2006年
事業内容:Marketing 事業、Solution事業
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