ロブロックス、安全性向上のための取り組みを推進 年齢推定機能の導入、信頼できる知人とのつながり強化、その他新機能を発表

年齢推定機能、信頼できるつながり、プライバシーツール、保護者向けインサイトなど、ティーンユーザーがロブロックス上での交流をより主体的に管理でき、保護者がお子様の活動状況を把握できる新たな安全機能を導入

Roblox Corporation

自分のゲームやバーチャル空間を作成して公開できるプラットフォームのRoblox(本社:米国カリフォルニア州、以下、ロブロックス)は米国時間7月18日、プラットフォーム上でのデジタルなつながりと年齢に応じたコミュニケーションを革新する、一連の新機能を発表しました。新たに導入される機能は以下の通りです。

  • 「信頼できるつながり」機能:13歳以上のユーザーは、知り合いや信頼できる人と、より自由につながり、チャットができるようになります。

  • 年齢推定機能:年齢推定技術により、ユーザーの年齢チェックを行うことで、「信頼できるつながり」の利用が可能になります。

  • プライバシーとウェルビーイング機能:通知、スクリーン時間、プライバシー設定をより柔軟に管理できる機能が追加されます。

  • ティーンユーザーの保護者向けインサイト:ティーンのロブロックス利用状況を可視化できるようにする新機能。これには、課金通知、お子様がどのユーザーとつながっているかに関する情報、スクリーン時間の統計などが含まれます。

ロブロックスの最高安全責任者であるマット・カウフマンは、次のように述べています。

「安全性は、ロブロックスにおけるすべての取り組みの基盤です。私たちの目標は、オンラインゲームにおける安全性とマナー向上の分野で世界をリードすることです。あらゆる年齢層のプレイヤーが夢中になれ、人の才能を育むようなバーチャル空間を提供するとともに、ユーザー同士のつながりや交流の在り方を常に革新し続けていきます」

信頼できるつながり

ロブロックスユーザーは、現実世界ですでに知っている人や、ロブロックスのバーチャル空間で出会ったプレイヤーとつながっています。こうした関係をより正確に反映するため、ロブロックスは13歳以上の対象ユーザー向けに「信頼できるつながり」機能を導入します。年齢推定機能によって確認チェックを完了したユーザーは、当機能が利用可能になり、伏字フィルタ処理なしのチャットが可能になります。

また、プラットフォーム上で出会ったユーザー間に年齢差がある場合の追加安全策として、13歳から17歳のティーンユーザーは、現実世界で知り合いの18歳以上の成人ユーザーのみを、QRコードのスキャンまたは連絡先インポート機能を通じて「信頼できるつながり」として追加することができます。さらに、「信頼できるつながり」での会話を含む、ロブロックス内のすべての会話は、グルーミングなどの可能性を含む危害の兆候を検知するために、引き続き積極的にモニタリングされます。これにより、一層安全で前向きな体験を提供することを目指します。

年齢推定機能

ロブロックスは、ユーザーの発達段階に応じた適切な体験を提供し、危害を加える可能性のあるユーザーからコミュニティを守るため、年齢推定技術への投資を進めています。13歳以上のユーザーが「信頼できるつながり」として連絡先を追加するには、まず動画セルフィー(自撮り)による年齢チェックを行う必要があります。この動画は、大規模で多様なデータセットと照合され、年齢が推定されます。

マット・カウフマンは、次のように述べています。

「ティーンユーザーが、友人ともっと自由にチャットを楽しみたいと考えていることを私たちは理解しています。私たちは、伏字フィルタ処理なしのチャットは年齢チェックが完了したユーザーにのみ提供されるべきだと考えています。そのため、13歳以上のユーザーが『信頼できるつながり』を利用できるよう、新たな年齢推定機能を導入しています。このように、よりオープンなチャットを可能にすることで、ティーンユーザーがプラットフォームの外に交流の場を移し、より高いリスクにさらされる要因を減らすことができると信じています」

プライバシーとウェルビーイング機能

ロブロックスは、ティーンユーザーの自立と安全性を両立させるため、デジタルライフを自信を持って管理できるよう支援する新たな機能を導入します。これには、オンライン状況管理や通知オフ(マナー)モード、スクリーン時間の確認と制限機能が含まれます。これらの取り組みは、ロブロックスのティーン・カウンシルと信頼・安全諮問委員会など、貴重なパートナーの協力のもと設計されました。

Net Family Collaborative創設者兼ロブロックスの安全諮問委員会のメンバーであるアン・コリヤー氏は、次のように述べています。

「ティーンも、大人と同じように自分の空間やプライバシー、ウェルビーイングを大切にしています。ロブロックスが、保護者だけでなくティーン自身にもデジタル時間の質をよりよくコントロールできる手段を提供していることを嬉しく思います」

ロブロックスのティーン・カウンシル2025年メンバーであるデンバー・H氏は、次のように述べています。

「ロブロックスが、時間を管理したり、オンラインでの安心感やウェルビーイングを守ったりするためのシンプルで効果的なツールを提供してくれていることを嬉しく思います。ゲームを終えた後の気持ちが全く違います。ロブロックスのようなプラットフォームが本当にユーザーを大切にしていることを知るのは、心強いです」

ティーンユーザーの保護者向けインサイト

昨年、ロブロックスは13歳未満のユーザーを持つ保護者向けに、保護者コントロール機能を拡大しました。今回その取り組みをさらに進め、ティーンユーザーの保護者が、お子様のロブロックスの利用状況をより明確に把握できるよう支援する新たな機能を導入します。

ティーンユーザーは、保護者を招待して紐づけされたロブロックスアカウントを設定し、誰とつながっているか、どれくらいの時間をロブロックスで過ごしているか、どのようなバーチャル空間に参加しているかなどの情報を共有できるようになりました。また、保護者は、お子様が高額課金を行った際のアラートや、購入があった際に通知を受け取るオプションを選択できます。

これらの新機能の導入により、年齢に配慮したコミュニケーションを可能にし、デジタル上の安全性とマナーの基準を業界トップクラスの水準に再設定していきます。詳細については、当社のニュースルームのページ(英語)をご覧ください。

関連の画像資料は、こちらからダウンロード可能です(JPNが日本語資料です)

ロブロックスについて

ロブロックス(Roblox)は自分のゲームやバーチャル空間を作成して公開できるプラットフォームです。毎日、9,780万人以上のアクティブユーザーがロブロックスにアクセスし、世界中のクリエーターが制作・公開したゲームで遊んだり、学んだり、交流したりしています。当社のビジョンは、安全性とマナーを基盤とした楽しい環境で、人々の繋がりの在り方を変革することです。詳細は、corp.roblox.com/jpをご覧ください。

ROBLOX、Roblox、およびロブロックスと、ロブロックスのロゴは、米国とその他の国において、Roblox Corporationの登録商標および未登録商標です。
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