【お中元離れが加速】4割がお中元をもらって困った経験あり
欲しいものは、自分の好きな商品を選べるデジタルギフト!
7月から8月15日までは、お中元を贈る季節です。お中元は、親しい方やお世話になった方へ、日頃の感謝を伝えるためのコミュニケーションツールです。
しかし、「いつ贈るべきなのか?」「どんなものを贈ればいいのか?」「お返しの方法は?」など、お中元に関する悩みは尽きません。
特に近年では、コスト削減の点から、お中元を控える人や企業が増加しています。
そこで、マンツーマンの英会話個人レッスンや、韓国語個人レッスンを提供する、オンライン語学学習プラットフォーム Preply(プレプリー)は、お中元文化の現状と人間関係構築への影響について、調査しました。
今年、お中元を贈る人はどのくらいいるのでしょうか?また、お中元の文化は今も必要とされているのでしょうか?さらに、お中元を贈ることが、職場や親族との人間関係をどの程度、円滑にしているのでしょうか?
20代以上の男女、600名に調査を行いました。
調査結果の概要
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今年、お中元を送る人は、3割以下(27.0%)。30代で贈るのは、1.5割(15.0%)
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約4割(37.5%)が「これまでお中元をもらって困ったことがある」と回答。
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お中元で欲しいもの、第1位は「好きな商品を選べるデジタルギフトカードやポイント(35.8%)」。
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約6割(58.7%)が、お中元は「不要」「どちらかといえば不要」と回答。特に、年代が高いほど多く、50代以上の66.7%がお中元は「不要」「どちらかといえば不要」と回答。
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60代の4割以上が「お中元の効果なし」と回答。
お中元離れが加速!今年、お中元を贈る人は、3割以下!
今年、お中元を送る人の割合を調査したところ、「贈る」と回答したのは3割以下(25.5%)でした。特に、60代以上は、約4割(39.2%)が「贈る」と回答したのに対し、30代で「贈る」と回答した人は、わずか1.5割(15.0%)でした。
若い世代はコストや手間を考慮しつつ、より効率的かつ相手に合わせた方法で感謝の気持ちを伝える傾向にあると推測されます。
約4割が、お中元をもらって困ったことがある!
お中元は「もらって嬉しい」と感じることもあれば、時には贈り物が好みじゃないこともあるかもしれません。そこで、「これまであなたがお中元をもらって、困ったものはありましたか?」と質問したところ、約4割(37.5%)が「お中元をもらって困ったことがある」と回答しました。
もらって困った商品の第1位は「アルコール飲料(13.2%)」、第2位は「常温保存可能なお菓子(9.2%)」、第3位は「生鮮食品(7.8%)」と「要冷蔵のお菓子(7.8%)」でした。困った理由としては、「家族で飲まない飲料が届いた」「食べきれなくて腐ってしまった」「冷蔵庫に入りきらなかった」「家族の好みではないものが届いた」「お返しを選ぶのが負担」「置き場に困った」などが挙げられました。
では、どんなものをお中元にもらうと喜ばれるのでしょうか?
欲しいのは、自分で使い道を選べるお中元!
「お中元で何をもらったら嬉しいですか?」という質問に対し、第1位は「好きな商品を選べるデジタルギフトカードやポイント(35.8%)」でした。
これは、受け取る側が自分の好みに合わせて使い道を選べるため、満足度が高いことを示しています。また、保存や管理が簡単で、物理的なスペースを取らない点も魅力です。この結果から、お中元文化も時代に合わせて進化した贈り物が求められていることが分かります。
では、お中元文化は、これからも必要なのでしょうか?
6割が、お中元は「不要」と回答!
約6割(58.7%)が、お中元は「不要」「どちらかといえば不要」と回答しました。特に、50代以上の約7割(66.7%)がこの意見を持っており、年代が高くなるほどその傾向が強まっています。
お中元を不要と感じる理由は、第1位「コスト面で経済的に負担になる(45.7%)」、第2位「時代にそぐわない古い習慣だと思う(44.0%)」、第3位「準備やお返しがプレッシャーとなる(41.2%)」でした。
特に、50代以上の半数以上(51.2%)が「時代にそぐわない古い習慣だ」と感じており、現代のライフスタイルに合わせて贈答文化が進化していることが示されています。
60代の4割以上が「お中元の効果なし」
3割以上(32.0%)の回答者が、お中元を送っても、職場や親族との関係構築には特に「効果なし」と感じていることが分かりました。この意見は特に60代以上で顕著で、4割以上(42.5%)にのぼります。
この結果から、60代以上の世代は、お中元文化に長年馴染んできた年代であるにもかかわらず、「お中元を贈ることが、職場や親族との関係構築に大きな変化をもたらすわけではない」と気付いていていることが分かります。
では、お中元に代わり、どのようなコミュニケーション手法が求められているのでしょうか?
お中元よりも、対面での交流を求めている!?
「上司や同僚、取引先企業、親族などと良好な関係を築くため、お中元に代わってどのようなコミュニケーションが必要ですか?」と言う質問に対し、第1位は「直接の感謝の言葉(18.3%)」、第2位「定期的な対面での食事会(16.2%)」、第3位「デジタルツールを使ったコミュニケーション(12.5%)」という結果が明らかになりました。
この結果は、直接の感謝の言葉や対面での交流が、職場や親族との良好な関係構築において重要視されていることを示しています。さらに、デジタルツールを活用して迅速かつ便利に連絡を取り合うことも、現代の忙しいライフスタイルに合った新しい形のコミュニケーション手段として注目されています。
まとめ
今回の調査で、現代の人々は、職場や親族との良好な関係を構築するために、お中元を一方的に贈るのではなく、相手の趣向に合わせた柔軟なアプローチをすることが重要だと明らかになりました。この結果は、相手のニーズや希望に合わせたコミュニケーションが、信頼関係を深めるために不可欠であることを示しています。
好むコミュニケーション手法は、育った文化圏や個人によって異なるため、相手の価値観を理解することは非常に重要です。特に、グローバルなビジネス環境や多様な人間関係において、柔軟でパーソナライズされたコミュニケーションは重要性を増しています。
Preply(プレプリー)では、英語、中国語、スペイン語をはじめ、様々な言語のマンツーマンレッスンをオンラインで提供しています。ネイティブスピーカーの講師を通して、その国の人が持つ価値観の傾向についても学ぶことができます。
調査概要
調査期間:2024年7月11日
サンプル数:600
調査対象者:日本在住の20歳以上
調査方法:インターネット調査
引用・転載の際のお願い
調査結果を引用・転載される際には、以下2点のご対応をお願い申し上げます。
・「オンライン英会話レッスン Preply(プレプリー)調べ」の記載
・URL https://preply.com/ja/online/english-tutors の記載
Preply(プレプリー)について
プレプリーは、世界180カ国で50カ国語を教える32,000人以上の家庭教師と、数十万人の学習者をつなぐオンライン語学学習のマーケットプレイスです。機械学習のアルゴリズムによって生徒と家庭教師をマッチングさせ、選ばれた家庭教師は、学習者の予算、スケジュール、現在の知識に合わせてカスタマイズされたレッスンプランを作成します。
プレプリーは2012年にウクライナのKirill Bigai、Serge Lukyanov、Dmytro Voloshynのチームによって設立され、現在、58カ国の国籍からなる400人以上の従業員がいます。米国を拠点に、ヨーロッパ、米国、アフリカ、アジア、ラテンアメリカの30カ国に従業員がいます。
https://preply.com/ja/online/english-tutors
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