320億パラメーター『NEURAL.LLM』を搭載したAIエージェントが都市データを自動解析
~AIエージェントによる都市データ解析サービスを沖縄市へ提供開始~

ニューラルグループ株式会社(以下、「当社」)は、2023年6月に発表した当社独自の320億パラメーター水準の独自大規模言語モデル『NEURAL.LLM(ニューラル・エル・エル・エム)』をAIエージェントへ進化し、当社AIカメラと連動した次世代サービスの開発に成功したことをお知らせします。本サービスでは、AIカメラが自動で取得した都市空間データを、セキュアな閉域ネットワーク内においてAIエージェントが自動解析・生成し、正確かつ迅速な都市運営を支援します。実証実験を超えた第1弾の実運用サービスとして、沖縄市へのサービス提供を開始したことをお知らせします。
本サービスでは、当社が展開するAIカメラによる画像解析技術「デジソリューション」によって取得された街中のリアルタイムデータをもとに、イベント情報や天候データなどの外部情報をAIエージェントが自動でクロス集計や解析を行います。従来のデータだけでは見えなかった因果関係や未来予測をAIエージェントが能動的に明らかにし、マーケティングや都市運営の高度化を支援します。これまで全国各地で稼働している当社のAIは、人の目の代わりとなり、現実空間の動きをデータに変換して参りました。本サービスでは、AIがこれをさらに「意味のあるインサイト」に変換し、行政や大手不動産デベロッパーなどのまちづくりの立案者に具体的な提言を行い、よりダイレクトにまちづくりに活用いただくことが可能となります。
第1号のユースケースとして、当社が昨年8月より駐車場の利用状況をAIカメラによってデータ化を行っている沖縄市コザ運動公園のデータに着目。『NEURAL.LLM』のAIエージェントが、インターネット上で公開されている公園内の沖縄アリーナのイベント情報や現地の天候情報をもとに、駐車場の混雑状況や利用状況を自動で分析しています。たとえば「雨天時に利用されやすい駐車エリア」や「特定イベント時の混雑ピーク時刻」といった分析結果が、AIによる定期解析として市の管理部局に提供され、警備体制や誘導計画の最適化に活用されます。
また、これらの分析は市民やイベント主催者への情報提供にもつながり、利便性の向上や混雑緩和に貢献。今後は、チャットボットと連携したインタラクティブなデータ分析サービスや、他都市・他領域への展開も視野に入れており、「都市開発や都市運用の意思決定をAIがアシストする未来」の実現に向けて、大きく前進しています。
当社では今後も現実世界のあらゆる動きを「意味あるインサイト」に変換し、人と社会の可能性を広げていくことを目指してまいります。


■ ニューラルグループ株式会社 会社概要
「AIで心躍る未来を」をミッションに、AI技術をはじめとする最先端テクノロジーを開発し、幅広い領域で、枠にとらわれない心躍るサービスを日本及び東南アジアで開発、提供しています。
名称:ニューラルグループ株式会社
代表者:代表取締役社長 重松 路威
所在地:東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー32階
設立:2018年1月22日
会社URL:https://www.neural-group.com
■ 報道関係のお問い合わせ先
ニューラルグループ株式会社 IR・広報室
Mail:ir@neural-group.com
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