進化系PTA活動 多忙なPTA活動を簡略化 その先にみえたSDGs
初めの一歩を相模小学校から

■相模小PTA×相模小×フードバンク湘南

PTAの存在意義の変化に着目
かつての日本と現在の日本では核家族化・少子化・共働き、と家族の在り方に大いに変化が見られます。それに伴い活動の縮小化をせずにはいられなかったことからPTA役員で議論を重ねた結果、時間とお金を使わず労力をかけないというかなり絞られた選択肢からSDGsに着目したといいます。神奈川県の相対貧困率と同等で平塚市の相対貧困率は約10人に1人と言われており、PTAの力で集めた食品を支援を必要としている家庭に届けられたらそれは正にSGDsに向けた活動になります。ただ、漠然と「支援を必要としている家庭」といってもPTA側では探し出すことが難しいので、そこは集めた食品を必要な人に届けるプラットフォーム的存在のフードバンク湘南が引き受けることにしました。
■PTA会長+フードバンク湘南副理事長

まさかの繋がり
相模小学校PTA会長がフードバンク湘南副理事長をしていたという偶然が功を奏しました。
フードバンク湘南ではここ2年ほど食品の在庫数が減っており、どのように食品を集めるかという策を練っているところでした。そこで小学校という舞台で「フードドライブ活動」が可能かどうかを学校側と協議を進めました。
事前準備から集まった食品のお届けまですべてPTA役員で完結してくれました。
■平塚市内の小学校29校の先駆けとなる取り組みを終えて

将来的な展開
3月4日の登校時間に職員室の前でPTA役員が食品を預かり、その日の午前中のうちにフードバンク湘南事務所に届けられました。事務所に6ケース分もの食品が届いたときにはボランティアスタッフから「これから仕分け作業が忙しくなる」と嬉しい悲鳴が聞こえました。
支援を受けることは全く恥ずかしいことではありません。むしろ「地域の宝」「日本の宝」と言われる子どもを支えることは誰にとってもプラスに働きかけられる事実です。今、余力のある人が支援をする側に回る、そしてそれはこの経済状況の中で逆の立場になる可能性も秘めており「おたがいさま」なことです。
この取り組みを市内にある多くの小学校で実施できれば明るい未来が見えてくるような気がします。
■認定NPO法人フードバンク湘南について
認定基準をクリアした組織で、高い信頼性、公益性、透明性が評価されたNPO法人です。フードバンク湘南は食品ロス削減を目的として企業 ・ 農家 ・ 一般家庭より食品の寄贈を受け、ひとり親家庭や支援を必要とされる方、児童福祉施設・子ども食堂などへ食品を無償提供することで貧困問題の解決を目指しています。団体の活動に賛同してくれる企業・学校・団体等がありましたら共に問題解決に向けて進みたいと考えています。
【団体概要】
名称 :特定非営利活動法人 フードバンク湘南
所在地:〒254-0061 神奈川県平塚市御殿1丁目33-35 亀井ハイツ101
代表 :大関めぐみ
設立 :2017年7月
TEL :0463-79-5824
HP : https://foodbank-shonan.com/
その他、Facebook、Instagram等での情報発信をしています。
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