教員のキャリア「転職したい」が3割以上。転職希望理由の第1位は「担任業務や部活動指導など、業務負担が大きすぎるため」!株式会社ドラゴン教育革命が「教員の生徒指導実態とキャリア観」に関する調査を実施!

株式会社ドラゴン教育革命(本社:東京都渋谷区、代表取締役:坂田 聖一郎)は、全国の小学校・中学校・高等学校の教員を対象に「教員の生徒指導実態とキャリア観」に関する調査を実施しました。この調査から、教育機関で働く教員の方々の生徒指導の実態とキャリア観などが明らかになりました。
<背景>
6月は、新年度の慌ただしさが一段落し、生徒も教員も徐々に新しい環境に慣れ始める時期です。一方で、教育現場では、生徒への指導や人間関係に関する悩みや課題が徐々に顕在化してくる時期でもあるものと思います。近年、「モンスターペアレント」といった言葉も話題になりましたが、保護者はもちろん、生徒自身も時代に合わせて価値観や考え方が変わるため、教育現場で働く教員の方々は日々、どのように生徒を指導していけばよいか、悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。そこで「ままためコーチング塾」を運営する株式会社ドラゴン教育革命は、教育機関で働く教員の方々を対象に「教員の生徒指導実態とキャリア観」に関する調査を実施しました。
<調査サマリー>
・教員として教育機関で働く人の半数以上が、生徒への指導に自信がない
・生徒への指導において、難しさを感じる点のトップ3は、1位「保護者との関係構築・対応」、2位「生徒の叱り方・注意の仕方」、3位「生徒のやる気を引き出すこと」
・過去に学んだもので、現在の生徒への指導方法に最も活かされていると思うものは「同僚や先輩教員からのアドバイス」
・生徒への指導において、特に改善したいと感じる点は「トラブルや問題行動への対応方法」
・現在、教育機関で教員として働いている人の半数は、今後も教員を長く続けていきたいと考えている一方、3割以上の人は、転職希望を持っている
・教育機関の教員から転職を希望する主な理由は「担任業務や部活動指導など、業務負担が大きすぎるため」や「残業や休日出勤が多く、プライベートの時間が取れないため」
<調査概要>
調査期間:2025年5月12日~5月15日
調査方法:インターネット調査
調査対象:公立・私立問わない全国の小学校・中学校・高等学校の教員(20代~50代の男女)
調査人数:322名
モニター提供元:RCリサーチデータ
教員として教育機関で働く人の半数以上が、生徒への指導に自信がない
まず、「生徒への指導に自信があるか」を尋ねる設問の回答では、「ない」が51.2%、「ある」が48.8%という結果になりました。この結果から、教員として教育機関で働く人の半数以上が生徒への指導に自信がないことが明らかになりました。

生徒への指導において、難しさを感じる点のトップ3は、1位「保護者との関係構築・対応」、2位「生徒の叱り方・注意の仕方」、3位「生徒のやる気を引き出すこと」
次に、「生徒への指導において、難しさを感じるのはどのような点か」を尋ねる設問の回答では、1位が「保護者との関係構築・対応」で53.7%、2位が「生徒の𠮟り方・注意の仕方」で50.3%、3位が「生徒のやる気を引き出すこと」で43.5%という結果になりました。また、4位以降も回答率30%を超える回答が複数並ぶ形となり、この結果から生徒への指導において難しさを感じる点は様々あることがわかりました。

過去に学んだもので、現在の生徒への指導方法に最も活かされていると思うものは「同僚や先輩教員からのアドバイス」
また、「過去に学んだもので、現在の生徒への指導方法に活かされているもの」を尋ねる設問への回答では、1位が「同僚や先輩教員からのアドバイス」で72.7%、2位が「教員研修や講習会」で44.4%、3位が「教育関連の書籍や資料」で39.1%という結果になりました。この結果から、「同僚や先輩教員からのアドバイス」が現在への生徒への指導方法に活かされていると感じている人が多いことが判明しました。

生徒への指導において、特に改善したいと感じる点は「トラブルや問題行動への対応方法」
続いて、「生徒への指導において、特に改善したいと感じるのはどのような点か」を尋ねる設問への回答では、1位が「トラブルや問題行動への対応方法」で28.6%、2位が「効果的な声かけやコミュニケーションの取り方」で17.4%、3位が「生徒のモチベーションの上げ方」で15.2%という結果になりました。この結果から、多くの人が生徒への指導において、特に改善したいと感じる点は「トラブルや問題行動への対応方法」であることが明らかになりました。

現在、教育機関で教員として働いている人の半数は、今後も教員を長く続けていきたいと考えている一方、3割以上の人はキャリアチェンジを希望
また、「今後のキャリアについて、どのような方向性を希望しているか」を尋ねる設問への回答では、1位が「教員として長く続けていきたい」で50.0%、2位が「特に決まっていない」で18.6%、3位が「教育とは異なる業種・職種に転職したい」で17.1%という結果になりました。この結果から、現在、教育機関で教員として働いている人の半数は、今後も教員を長く続けていきたいと考えている一方、3割以上の人は、転職希望を持っていることがわかりました。

教育機関の教員から転職を希望する主な理由は「担任業務や部活動指導など、業務負担が大きすぎるため」や「残業や休日出勤が多く、プライベートの時間が取れないため」
調査の最後、教育に関わる・関わらないを問わず、転職希望を持っていると回答された方に「転職を希望する理由」を尋ねる設問への回答では、1位が「担当業務や部活動指導など、業務負担が大きすぎるため」で42.0%、2位が「残業や休日出勤が多く、プライベートの時間が取れないため」で34.0%、3位が同率で「保護者対応やクレーム対応に強いストレスを感じているため」と「給与や福利厚生が業務量に見合わないと感じているため」で30.0%という結果になりました。ここでは、業務の多さや労働時間の長さといった業務負荷が上位の回答に並ぶ結果となりました。

まとめ
今回の調査から、教員として教育機関で働く人の半数以上が、生徒への指導に自信がなく、
生徒への指導において、難しさを感じる点のトップ3は、1位「保護者との関係構築・対応」、2位「生徒の叱り方・注意の仕方」、3位「生徒のやる気を引き出すこと」であることがわかりました。また、過去に学んだもので、現在の生徒への指導方法に最も活かされていると思うものは「同僚や先輩教員からのアドバイス」であり、生徒への指導において、特に改善したいと感じる点は「トラブルや問題行動への対応方法」であることが明らかになりました。尚、現在、教育機関で教員として働いている人の半数は、今後も教員を長く続けていきたいと考えている一方、3割以上が転職希望を持っており、教育機関の教員から転職を希望する主な理由は「担任業務や部活動指導など、業務負担が大きすぎるため」や「残業や休日出勤が多く、プライベートの時間が取れないため」であることが判明しました。
本調査結果から、教員として教育機関で働く人の半数以上が、生徒への指導に自信がなく、生徒への指導において、様々な難しさを感じていることが明らかになりましたが、株式会社ドラゴン教育革命では、子どもの近くにいる教育機関の先生に向けて、聞く力を高め、やる気や主体性を引き出す「コーチング」を提供するコーチングスクールを運営しています。スクール内では様々な教員が共に繋がり、コーチングを学びながら、学級経営や子どもの指導についても高め合える場となっています。そして、教員の転職や起業を含めたキャリアの自己実現をサポートします。

株式会社ドラゴン教育革命代表 坂田聖一郎 コメント
教員というのは、生徒のみならず保護者や学校職員など様々な個性や立場の人を相手としたコミュニケーションが求められます。主となる仕事は子どもにより良い教育を施すことにもかかわらず、
指導の難しさを感じるトップがの保護者との関係構築となっていることからも、多様な立場の人々と信頼関係を築く大変さや責任の重さがうかがえます。
教員の大半が教員という仕事に憧れや希望をもち、なりたくて教員になる道を選んでいます。しかし、今回の調査では、教員を長く続けたいという回答は約5割でした。多くの教員は教員という仕事を辞めてはいけないと考えがちで、だからこそ苦しくなる先生も多いのです。私は教員のキャリアはもっと多様であっていいと思っています。そして、民間企業経験者が教員になる、もしくは別のキャリアを選んだ元教員がまた教育現場に戻ってくる、といったことがもっとなされると、子どもたちへの教育はより現代社会にあった、より良いものになっていくはずです。子どもの一番近くにいる大人が、自分らしいキャリアを選べる状態、また多様な経験をした教員がいることが子どもたちにより良い教育をできるのではないでしょうか?
この度、教員のキャリアチェンジ相談会を実施します。 専門コーチによる個別相談や、負担軽減・多彩なキャリアパス情報の提供やロールモデル教員との対話も用意し、多角的にキャリア形成を支援します。 キャリアチェンジしたい、という方のみならず、現状のキャリアにモヤモヤしている、教員経験後どんなキャリアがあるのか知りたいといった方も是非お申し込みいただければと思います。
https://utage-system.com/page/l8zZ0CQ87EBg
調査実施会社

株式会社ドラゴン教育革命
本社:〒150-0045 東京都渋谷区神泉町8-1 フォーラム渋谷神泉10F
代表者:代表取締役 坂田 聖一郎
事業内容:ままためコーチング塾®、コンサルティング、講演事業、Lステップ正規代理店事業
URL:https://dragoneducationalrevolution.com/

ままためコーチング塾®
株式会社ドラゴン教育革命が運営する「ままためコーチング塾®」は、子どもが大好きで、子どもたちが笑顔でいられる社会を作りたいと思い、子どもの一番近くにいる先生や保護者に向けて「コーチング」を提供するために出来た「コーチング塾」です。「ままため」には、ありの〝まま”に軽やかに生きる〝ため”のという意味が込められています。まず大人であるご自身が自分らしい人生を送ることができる、そんなマインドになれる、そういった塾になっています。多くの教員が入塾し、コーチングを通じて自分自身を見つめなおすことで教員としての生きがいを再認識したり、転職・起業というキャリアの自己実現をしています。詳細は以下のURLをご覧ください。
ままためコーチング塾® URL:https://utage-system.com/p/RDvI96fX4WZ9
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