唐津市版"地域循環共生圏"の実現へ──「唐津ラボ」始動。日本データーも参画

日本データーは、地域課題の解決と多世代の学びをつなぐ新たな仕組みづくりを目指し、唐津市・早稲田大学・NPO法人WeDとともに「唐津ラボ」を設立しました。

株式会社日本ビジネスデータープロセシングセンター（日本データー）

2025年10月30日 10時01分

株式会社日本ビジネスデータープロセシングセンター（本社：兵庫県神戸市、代表取締役社長：池智太郎、以下「日本データー」）は、2025年10月29日（水）、佐賀県唐津市にて開催された「唐津ラボ」設立表明式において、唐津市(市長：峰達郎）、早稲田大学社会科学総合学術院先端社会科学研究所（所在地：東京都新宿区、所長：鷲津明由、以下「早稲田大学」）、NPO法人ＷeD（所在地：佐賀県唐津市、代表理事：吉森旭希、以下「WeD」）とともに設立表明書に署名し、設立団体の一員として「唐津ラボ」に参画いたしました。

「唐津ラボ」設立表明式の様子。（左より）WeD 吉森旭希代表理事、唐津市峰達郎市長、早稲田大学早田宰教授、日本データー池智太郎（代表取締役社長）

■設立団体の紹介

「唐津ラボ」は、地域循環共生圏の形成を目指すローカルSDGsの実践拠点として、唐津市・早稲田大学・日本データー・WeDの4団体が連携して設立した共創の場です。地域課題の可視化・解決に取り組み、持続可能な街づくりを目指します。

唐津市	豊かな生態系、農水産物、歴史・伝統など美しい景観資源に恵まれた地域を、産業、観光、防災のまちづくりにいかすため「環境」「社会」「経済」が循環し、地域の活力が最大限に発揮され、持続可能な地域づくりである「唐津市版地域循環共生圏の実現」を目指しています。
早稲田大学	現代社会の複雑な課題に対応するため、総合知にもとづく先端研究と社会変革を担う人材の育成、多世代の参加、地域が主役となる共創の場「唐津ラボ」を通じて、課題と資源のつながりを可視化し、協働による解決と地域循環共生圏の形成を推進します。
日本データー	「地域、社会、すべての人の喜びになること」を企業理念に、官公庁、医療機関、教育機関、企業などに各種サービスを展開しています。「唐津ラボ」では、多様な現場で培った現場力と技術力を活かし、唐津市の皆様とともに地域社会の課題に取り組むことで、地域循環共生圏の形成に貢献します。
WeD	高校生の「やりたいこと」を応援し、高校生の主体性を育む支援をおこなっている団体。現在は「からつまちなか文化祭」を企画運営するチームなど５つの高校生チームが、地域とつながりながら活動しています。

■SNS型地域情報システムの提供

日本データーは、地域課題の解決を支援するSNS型地域情報システムを、早稲田大学と共同開発し、「唐津ラボ」に提供します。この地域情報システムは、唐津市版地域循環共生圏の実現に賛同・参画する団体や個人の活動情報を共有・交流する場であり、活動状況の可視化、関係性の解析、行動支援、参加者同士の相互評価などの機能を備えたプラットフォームです。地域資源のつながりを可視化することで、協働による課題解決を促進する役割も果します。今後、参加者のご意見を反映しながら、機能の改善と拡張を継続してまいります。