学習・行動に有意な改善 視覚認知トレーニングアプリの検証結果をふまえ公立学校で導入決定

―「できる/できない」ではなく、その結果に至るプロセスを可視化―

Je respire株式会社

Je respire株式会社は、視覚と認知機能に基づくトレーニングアプリ「ディアビアイ」を用い、公立学校において6か月間の効果検証を実施しました。

本研究は、「できる/できない」という結果ではなく、情報の受け取り方・処理・判断・行動に至るプロセスを可視化し、その変化と学力・行動の変化との関係を検証したものです。

その結果、視覚認知スコアの有意な向上に加え、学力関連項目および対人関係・自己調整などの行動指標においても、統計的に有意な改善が確認されました。さらに、担任による観察評価では、約8割の生徒にポジティブな変化が報告されました。本検証結果をふまえ、沖縄県の公立学校において正式導入が決定しました。

■【社会背景】

従来の教育や指導では、「できる/できない」といった結果や性格傾向などが指標として用いられてきました 。一方で、その背景にある情報の受け取り方や処理の違いについては、十分に可視化されてきませんでした 。

Je respire株式会社では、この情報の受け取り方・処理・判断・行動に至るプロセスの違いを 「利き認知®(Dominant Cognition)」 として定義しました 。 本枠組みは、以下の4つの基盤機能(ベース力)として整理され、国際人間工学会(AHFE)で発表されています 。

・読解ベース(眼球運動・視覚言語情報の理解) 

・記憶ベース(瞬時の視覚処理・ワーキングメモリ) 

・認知ベース(空間認知・メンタルローテーション) 

・集中注意ベース(注意配分・視野の広さ)

  

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■【学習・行動・認知の変化を、3つの評価軸で確認】

公立学校での6か月検証の概要

1. 視覚認知スコアの有意な向上

 15.76 → 22.76(+7.00点)t = 6.07, p = 0.000016,効果量 d = 1.47(非常に大きい効果)

 → 学習の基盤となる視覚認知スコアの有意な向上を確認

2. 学力関連課題での改善(6課題で有意差) 

学力関連課題における有意差(p値)

学力関連課題スコアの有意な向上を確認

(4つのベース力すべてに関連)

3. 学習行動・対人行動の改善

学習行動・対人行動尺度の変化(効果量)

担任評価で確認された学習行動・対人行動の有意な改善:

授業中の集中、状況に応じた行動、他者との協働、衝動のコントロールなど

4. 担任による観察評価(自由記述)

 対象20名中16名(80%)に行動変化を確認。

 担任コメント(例):

 「苦手な作業でも長時間集中して取り組むことができている」

 「誰に対しても程よい距離感で仲良く、積極的に関われるようになった」

 「何事もまずはやってみようとする気持ちが育ち、挑戦することができた」

■【理論的背景・妥当性】

 「利き認知®」は、視覚情報処理と認知機能の関係に基づき、個人の情報処理プロセスの違い  

 を捉える枠組みです。

 高いパフォーマンスには、脳の少ないリソースで効率的に情報を処理する「神経効率

 (Neural Efficiency)」が関与することが知られており、本枠組みはその観点とも整合的です。 

 利き認知®は、個々の得意な情報処理パターンを可視化し、根性論ではなく「成果につながる頑張り 

 方」の個別最適化を支援することを目的としています。

 本枠組みの妥当性については、教育現場での実装および行動・学習指標との整合性に加え、埼玉大学

   との共同研究により、生理指標(近赤外分光法(fNIRS)・アイトラッキング・瞳孔径・自律神経指

   標)を用いた検証を実施しており、その成果の一部は学会発表および論文化されています

   (https://x.gd/hc9sq)。

■【今後の展開】

 沖縄県での導入を皮切りに、今後は対象の拡大(年齢・環境)、長期的効果の検証、教育・企業現場

 への応用を進めるとともに、再現性および実装可能性の検証を継続します。

 また、5月13日〜15日に 東京ビッグサイト(東1・2・3・8ホール)で開催されるEDIX(教育総合 

 展)にも出展します(ブース番号:ST-5)。


監修者:臨床心理士 松島雅美

【ディアビアイ監修者】

臨床心理士/公認心理師 松島雅美 

Je respire(ジュレスピール)株式会社 代表取締役  

一般社団法人国際メンタルビジョントレーニング協会 代表理事

埼玉大学先端産業国際ラボラトリー研究員

1972年生まれ。京都女子大学大学院修了。被災地、病院、教育機関、就労支援センターなどでのべ3万人以上をカウンセリング。アスリートはのべ2000人以上をサポート。

ワールドビジネスサテライトや東洋経済オンライン、日曜日の初耳学などメディア出演多数。

メンタルの強さは性格や気の持ちようではなく、視点や頭の使い方と行動習慣であることを伝えるために「メンタルビジョントレーニング」を開発・提供しています。

著書:アタマとココロがすっきりする眼球体操(セブン&アイ出版)

         メンタル強めになる習慣(フォレスト出版)

Je respire株式会社

Je respire株式会社

“誰もが自然に自分を整えられる社会”を目指して。
Je respireは、心理学と認知科学の知見をもとに、
“気合”や“がまん”ではなく、科学に基づくアプローチで、
働く人・学ぶ人・すべての人のウェルビーイングを支えていきます。

本件に関するお問い合わせ

E-mail: info@mental-vision.com

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会社概要

Je respire株式会社

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URL
https://mental-vt.com/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都港区赤坂8-8-10-101
電話番号
-
代表者名
松島雅美
上場
未上場
資本金
-
設立
2012年10月