< 2022年4月北海道白糠町に開校した日本初の掘削技術専門学校 >

掘削技術専門学校は2025年度入学生を募集中地熱開発資源開発などの地下利用に特化した専門学校!!在校生の半分は学び直し(リカレント教育)

学校法人ジオパワー学園

掘削技術専門学校ガイド表紙

学校法人ジオパワー学園(北海道白糠町、理事長沼田昭二)は、掘削技術専門学校の2025年4月入学生を募集中であることをお知らせします。掘削技術専門学校は、国内初の地熱資源開発や二酸化炭素地下貯留(CCS、CCUS)などの地下利用に特化した専門学校です。在校生の約半分は社会人を経験し、学び直しのために入学した学生です。

掘削技術は人が地下に関わるときに必ず必要な技術で、地球上に暮らし、地下資源や地下を利用している人類にとって必要不可欠な技術です。

【Webページ】https://www.geopower-academy.ac.jp/

 

掘削技術専門学校の概要 

学校法人ジオパワー学園は、「業務スーパー」を運営している株式会社神戸物産の創設者である沼田昭二理事長が設立した学園で、掘削技術専門学校を経営している。掘削技術専門学校は、地熱資源開発を主体とした地下資源開発や地下利用を目的とした井戸を掘削する技術を学ぶ学校です。掘削技術の専門学校は、わが国では初めての設立で、掘削技術者の不足に対応するために掘削技術者を教育するとともに掘削業界へ就職することを目的としています。

学校では石油掘削技術であるロータリー式掘削コース、地質調査技術であるスピンドル式掘削コース、掘削管理者養成コースの三つコースにより授業をおこなっている。教育内容は、坑井をただ掘るだけでなく、坑井を使用できるように仕上げる技術、問題が発生した坑井を修復する技術、坑井を保守管理し長持ちさせる技術、最後に坑井を廃棄するとき安全に埋め立てる技術が含まれている。更に掘削に係わる探査、地質、地熱エネルギー、法規、試験、生産、温泉、水井戸、鋼管、検層などの技術と安全管理、特別教育、技能講習についても学ぶことができます。

・所在地:北海道白糠郡白糠町大楽毛(おたのしけ)34-4

・学校修業年:修業年 1年 4月入学 全日制

・学科と定員:掘削科

   ・ロータリー掘削コース : 30名

   ・スピンドル掘削コース : 30名

   ・掘削管理者養成コース : 20名

・教育科目概要

 教育科目は、掘削技術、掘削関連技術、安全・技能講習・特別教育の三つに分かれています。

                   学校位置図

①掘削技術の教育内容

掘削技術の科目は、前期に掘削技術入門で掘削技術がどのような場所で用いられているか学び、その後掘削技術の概要と装置や機器について学びます。後期には作業や演習を含めて実作業に近い教育内容としています。この教育には坑井をただ掘るだけでなく、坑井を使用できるように仕上げる技術、問題が発生した坑井を修復する技術、坑井を保守管理し長持ちさせる技術、最後に坑井を廃棄するとき安全に埋め立てる技術が含まれています。

②掘削関連技術の教育科目

掘削作業に関連する技術としては、基礎数理、地熱エネルギー工学、発注者側の掘削計画や坑井試験、関係法規や環境問題、発電・エネルギー利用、温泉、水井戸、地質学の基礎、鋼管技術、物理検層、パソコンの基本、工具の使用方法です。

③  安全・技能講習・特別教育

・掘削資機材

掘削技術の授業を実務に合わせて実施するため、掘削機器や関係装置の実機を学校に配置してあります。これらの機器は国内掘削会社、掘削機器メーカー、商社などから無償で提供していただいたものです。提供された機器には、実機はもとより学校教育で使用しやすいよう加工されたものや3Dプリンターで製作した模型などもあります。掘削機の取扱いや構造・整備は、これらの実機を用いて教育をおこなっています。

                       T-70型掘削機

安全管理は実作業を伴う掘削技術では重要な科目で、机上での授業だけでなく、安全作業に必要な危険に対する感性を学べる科目を含めています。また、関係会社入社後に短期間で実務が実施できるよう、基本的には社内教育で行われる特別教育と最低限必要な技能講習を教育科目に含めています。

掘削技術の授業を実務に合わせて実施するため、掘削機器や関係装置の実機を学校に配置してあります。これらの機器は国内掘削会社、掘削機器メーカー、商社などから無償で提供していただいたものです。提供された機器には、実機はもとより学校教育で使用しやすいよう加工されたものや3Dプリンターで製作した模型などもあります。掘削機の取扱いや構造・整備は、これらの実機を用いて教育をおこなっています。

掘削シミュレータの操作

大型のロータリー式掘削機を稼働させ操作演習を実施することは、安全管理上困難であるため、掘削シミュレータを導入し操作演習を実施しています。導入したシミュレータは、Endeavor Technologies Corp.の掘削シミュレータ X3Plusで、石油掘削作業のシミュレータです。画面は、ロータリー式掘削のトップドライブ掘削とケリー掘削に対応し、一部日本語による操作ができる仕様となっています。

掘削シミュレータの操作

・講師

講師は常勤・非常勤を含めて16名おり、それぞれの専門分野で数十年にわたり活躍してきた実務経験豊富な専門家です。講師の内3名は博士号を持ち、また3名は技術士(総合管理部門、応用理学部門)です。

 学び直しをしてこれまでと違う技術者になりませんか

国内の掘削業界は、石油・天然ガス、地熱資源開発、二酸化炭素の地下貯留、地質調査、温泉掘削などで多くの作業をおこなっています。地熱資源開発と二酸化炭素の地下貯留は、国のエネルギー政策の重要課題で、これからも多くの作業が見込まれ、技術者不足が明らかになっています。このため、本校の卒業生は売り手市場となっており、複数の会社の内定を得て、就職する企業を学生が選択していることが多くあります。本校のこれまでの学び直しの学生は、20歳代から40歳代まで在籍しており、全ての学生が就職または内定しています。

また、この業界は、現場作業はありますが、長期間の休みがとりやすい、賃金は比較的高いなどの特徴があります。

本校で学び直しをおこない、技術者不足であると共に今後の発展が強く期待される掘削業界で働きませんか!

 学び直しの学生への対応

本校の掘削科は専門実践教育訓練の指定講座となっています。専門実践教育訓練は、厚生労働省が所管する教育訓練費給付制度で、働く方々の主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的としています。この制度により本校を卒業すると授業料の一部がハローワークから支給されます。

受給には、受講前にハローワークで受給資格を確認することが必要です。本校を卒業すると受講費用の50%(年間上限40万円)が支給されます。卒業後1年以内に雇用保険の被保険者として雇用された場合は、受講費用の20%(年間上限16万円)を追加で支給されます。また、前職を退職して入学すると在学中は、失業保険が延長されます。

年齢などによっては奨学金を得ることが可能です。詳細は学校へ問い合わせてください。

教育訓練費給付制度(厚生労働省)

就職

本校は、創立3年目でまだ2年しか卒業生を輩出していませんが、これまでの卒業生は高校新卒生、学び直し生の全員が掘削関連企業に就職しています。2024年度の求人票提出会社は、60社で希望求人数は100名以上となっています。在籍学生数の10倍近い求人があります。求人票提出会社60社の職種は、掘削技術者57%、調査技術者15%、土木技術者13%、その他15%となっています。

2024年7月に実施した就職説明会には、来校した会社が27社、Webで説明した会社が9社参加しています。

就職説明会以後に会社訪問や現場見学、採用試験が実施され、2024年度は、11月までに在校生全員の就職が内定しています。

就職説明会

学校の地域貢献

①地域機関への掘削技術や地熱開発の説明

学校周辺地域の各機関に来校していただき、掘削技術専門学校の説明のみならず、掘削技術の概要や地熱開発について説明しています。これらの説明は、掘削技術の必要性と地球温暖化防止やカーボンニュートラルとの関係を理解いただける内容としています。また、掘削関係の機械を間近で見ることができることから、技術概要や規模感を理解いただけると思います。

 これまで来校された機関は、地元商工会や老人クラブ、教員研究会などである。来校者は小学校生高学年から高齢者まで様々な年齢層で、総人数は300名以上にもなります。

白糠未来塾見学

②出前授業

本校講師が出向いての出前授業を実施しています。これまでに北海道白糠高等学校と釧路市立鶴野小学校で地熱資源開発や掘削技術などの出前授業を実施しました。

③北海道白糠高等学校との連携

地元の白糠高等学校の生徒に掘削関連の学習や見学・体験等の機会を計画的・継続的に提供し、白糠高校から本校への進学、技術者の育成という道筋も用意したいと考え、両校校長間で協議し、連携校とすることで合意しました。

北海道立白糠高等学校の研修

学校施設の利用

学校の施設は掘削に関係する技術教育の場として有効であることから、関係機関や企業が教育の場として使用または使用を計画中です。

・独立行政法人国際協力機構(JICA)の社会基盤部資源・エネルギーグループが実施する海外地熱掘削技術者研修は、2022年度は2023年3月~4月、2023年度と2024年度は12月に実施しました。

・独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が実施する2024年度地熱資源開発研修を11月に実施しました。

・民間会社に学校設備を用いて社内技術者教育が実施可能であることを説明したところ、1社が2024年11月に教育会場として使用しました。

掘削技術専門学校資料ダウンロード

掘削技術専門学校パンフレット

https://www.geopower-academy.ac.jp/wp-content/uploads/2024/05/GDTS_SG2025_web_s.pdf

2025年4月入学・募集要項

https://www.geopower-academy.ac.jp/wp-content/uploads/2024/05/GDTS_guidelines2025_webA4.pdf

専修学校#知る専 文部科学省より

https://shirusen.mext.go.jp/mastering_article/article-4700/

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会社概要

学校法人ジオパワー学園

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URL
https://www.geopower-academy.ac.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
北海道白糠郡白糠町大楽毛34-4
電話番号
0154-76-0086
代表者名
沼田昭二
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年06月