特集「人間を雇用するのはやめました。」元TikTok社員の鳥濱(35)が起業。社員は全員AI、1時間で作ったメディア『AI Picks』を立ち上げた理由
〜「3ヶ月で1億トークン使いました。人件費にしたら3億円です」〜
生成AI検索最適化(GEO/LLMO)の最前線で事業を展開する、COOD株式会社 代表取締役の鳥濱 尚真(35)は、自律型AIエージェント「OpenClaw」を活用し、人間の介入を一切排除した完全自動運営のAIネイティブ・ニュースサイト『AI Picks』を公開した。
特筆すべきは、その圧倒的な開発スピードと組織形態だ。鳥濱が同サイトを構築するのに要した時間はわずか「1時間」。そして、同氏が立ち上げたメディア運営チームに人間の社員は1人も存在しない。業務のすべてを「AIエージェント」に丸投げしているのだ。
■ 「3ヶ月で1億トークン消費。人間を雇えば3億円のコストになる」

なぜ彼は、大企業から独立し、人間を一切雇わない「全員AI」での起業を選択したのか。鳥濱は、かつて世界最強のアルゴリズム企業である「TikTok(ByteDance)」に身を置いていたからこそ、残酷なまでの真理に行き着いたと語る。
「結論から言えば、人間の雇用は究極の無駄であり、足手まといです。実際、私はこの3ヶ月間でAIに『1億トークン』もの処理を実行させました。これを人間の社員にやらせたら、人件費だけで3億円は下らないでしょう。
人間は疲れるし、寝るし、給料や待遇に文句を言います。24時間奴隷のように働けとは言えません。しかしAIは、数万円のトークン消費だけで24時間365日、文句一つ言わずに完璧な速度でタスクをこなします。AIだけで売上が作れるこの時代に、わざわざ高コストな人間を雇う意味はなくないっすか。だから私は会社を辞め、人間を雇用するのをやめました」
■ 既存のWeb(WordPress)は、人間のエゴが生んだ“ノイズ”

鳥濱が切り捨てたのは「人間の社員」だけではない。これまで長年Web制作の常識であった「WordPress」などのCMSも完全に排除した。
「現在のAI(検索エンジン)は、情報の鮮度と『機械が読み取れるピュアなコード』を厳格に評価します。人間が管理画面を手動で操作し、見栄えを気にして装飾だらけになったWordPressは、AIのクローラーにとっては情報を歪めるノイズ(ゴミ)でしかありません。AIに選ばれたければ、人間のエゴを捨て、AI自身にシステムを構築させるべきなのです」
事実、『AI Picks』は自律型AIエージェント「OpenClaw」がニュースを収集し、静的ファイルを直接生成してデプロイする。人間が介在する余地は1ミリもない。
■ 広告枠「月額5,000円」の宣戦布告
この「限界費用ゼロ」の全員AI体制により、同メディアはスポンサー広告枠を「月額5,000円」という破壊的な価格で提供する。
従来メディアの高額な広告費は、膨大な人件費とシステムの維持費という“人間の管理コスト”の産物だ。この5,000円という価格は、単なる安売りではなく「人間が介在しないからこそ実現できる、AI時代の適正価格」であり、既存のWeb制作会社やSEO業者に対する明確な引導である。
「企業が生き残る道は、AIに迎合し、純粋な一次情報を差し出すこと以外に残されていません。この社会実験を通じて、日本のレガシーな情報発信を根底から破壊します」(鳥濱氏)
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