大阪・靱公園に1,000名が集まる!若者が仕掛ける「ポリオ根絶×盆踊り」チャリティイベントを実施
「踊ってつながる、支援の輪」をテーマに、キッチンカーや体験ブースも展開。集まった寄付金は全額ポリオ根絶活動へ寄付
2025年10月19日(日)、大阪・靱公園 東園にて、国際ロータリー第2660地区ローターアクトは【 END POLIO NOW 秋のチャリティ盆踊り】を開催しました。
本イベントは今年で第3回を迎え、「ファンドレイジング × 地域連携 × チャリティ」を掛け合わせた新しい形の社会貢献プロジェクトとして企画されました。当日はローターアクターやロータリアン、地域の方々など約1,000名以上が 来場しました。世代を越えて楽しめる盆踊りや体験ブースが並び、会場は温かい雰囲気に包まれました。
■ローターアクトクラブとは
ロータリークラブの青年部門として、18〜30歳の若者がボランティア・地域貢献・国際交流を行う 団体です。ローターアクトクラブでは、18歳以上の人たちが集まって、地域社会のリーダーと意見交換をしたり、リーダーシップと専門的なスキルを育んだりしながら、楽しく奉仕活動を行っています。社会の課題に主体的に向き合い、各地域に根ざした活動を展開しています。
■国際ロータリー2660地区とは
国際ロータリー第2660地区(大阪府全域)は、ロータリアン約3,000名・ローターアクトクラブ26クラブで構成されるエリアです。若者と地域が協働し、国際奉仕から地域支援まで幅広い活動を行っています。
■ポリオとは
ポリオは感染力の強いウイルス性疾患で、特に5歳未満の子どもが感染しやすい病気です。主に汚染水を介して感染し、神経を侵すと身体まひを引き起こすことがあります。治療法はありませんが、安全なワクチンによって予防が可能です。1988年以降、世界の患者数は99.9%減少し、現在の常在国はアフガニスタンとパキスタンの2カ 国のみです。
■ロータリーのポリオ根絶活動
ロータリーは国際的なパートナーと協力し、これまでに25億人以上の子どもにワクチンを提供してきました。累計21億ドル以上の支援と会員ボランティアにより、世界中の子どもたちをポリオから守っています。活動を止めると、今後毎年約20万人の子どもがまひになる可能性があるため、 ロータリーは根絶達成まで支援を継続しています。
■本イベント概要
日時: 2025年10月19日(日)10:00〜17:00 (盆踊り 11:30〜12:00/15:00〜15:30)
場所: 靱公園 東園(大阪市西区靱本町)
本イベントは、地域の公園を舞台に、子どもから大人までが気軽に参加できる盆踊りを中心に構成。楽しみながらポリオについて知り、支援の輪を広げることを目的としています。
■櫓(やぐら)エリア:「踊ってつながる、支援の輪」
会場中央には大きなやぐらを設置し、ケーシーハシモト様の太鼓演奏とともに来場者が輪になって盆踊りを楽しみました。2回の盆踊りのいずれも多くの参加者が集まり、笑顔と一体感あふれる時間となりました。
■飲食・ポリオ啓発ブース
ローターアクターによる、楽しみながらポリオについて学べるポリオ啓発ブースと地域の方々が運営する飲食ブースが並び、子どもから大人まで楽しみながら学べる空間を創出しました。
■キッチンカーエリア
カレー・スイーツなど多彩なメニューのキッチンカーが出店し、地域との交流をさらに活性化しました。食を通じてイベント全体の満足度を高める要素となり、参加者同士が親睦を深めることができました。
■オリジナルグッズ販売
今回のイベント用にロングTシャツとマフラータオルを制作しました。普段使いができるデザインに 刷新し、イベント後もポリオ啓発につながるアイテムとして好評を得ました。また、本イベントにて たくさんの方々に着用していただき、会場全体に一体感が生まれました。グッズを通して啓発のメッセージが自然と広がり、参加者同士の交流のきっかけにもなりました。
■寄付金について
当日会場で集まった募金は、すべてポリオ根絶のための活動資金として寄付いたしました。




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