複雑な計数管理業務を自動化!不動産私募ファンド運用管理プラットフォーム「FKRM(ファンド計数管理システム)」提供開始
~ファンド組成から投資家管理、出資請求、償還・分配管理、IRR・成功報酬の自動計算、投資家向け通知書作成まで、複雑な計数管理業務を一元化・自動化し、ファンド運用のDXを実現~

不動産DXを推進するProp Tech plus株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:土井 敏宏)は、不動産私募ファンドの運用管理に特化した新プラットフォーム「FKRM(Fund KPI Report & Monitor)」の提供を開始いたしました。なお、本サービスはダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社に先行導入されています。
本システムは、ファンド組成から投資家管理、出資・分配業務、複雑な計数計算、投資家向け通知書作成までを一元管理し、属人化しがちな計数管理業務の自動化と品質向上を支援します。
サービス提供の背景
不動産メザニンファンドの運用現場では、投資事業有限責任組合(LPS)スキームの下、案件ごとやファンドレベルでのIRR計算、投資家別の出資比率に応じた按分計算、源泉税や成功報酬の算出など、
専門性が高く複雑な計数管理業務が日常的に発生します。
従来は表計算ソフトや個別のシステムで分散管理されるケースが多く、以下のような課題がありました。
<従来の課題>
-
データの整合性
複数のExcelファイルで管理することによる転記ミスや計算ミスのリスク
-
属人化
複雑な計算ロジックの理解が特定の担当者に依存し、引き継ぎが困難
-
改修コスト
投資条件や報酬体系の変更時に、Excelファイル全体の見直しが必要
-
拡張性の限界
Excelであるがゆえに、複雑な自動計算の拡張や新たな計算ロジックの追加が困難
こうした課題に対し、ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社の現場知見をもとに、ファンド運用に必要な計数管理機能を一つの基盤に統合し、データ入力から計算、帳票出力、投資家向け通知書作成までをシームレスに連携できる仕組みとして、本システムを開発しました。
FKRM(ファンド計数管理システム)の主な特徴

1.ファンド組成から運用終了までを一元管理
ファンド基本情報、GP(無限責任組合員)・LP(有限責任組合員)の投資家情報、SPC(特別目的会社)、案件、投資対象資産などの基礎データを一つのデータ基盤に集約します。
運用プロセス全体で同じデータを参照でき、情報の分断を防ぎます。
2.複雑な計数計算を自動化
-
借入利息計算
案件ごとの借入金利・返済スケジュールをもとに利息を自動計算
-
各種運用報酬計算
期中報酬、取得報酬、成功報酬などの運用報酬を自動算出
-
出資請求・償還の自動按分
投資家の出資比率に応じて、キャピタルコールおよび償還額を自動按分
-
源泉税自動計算
源泉税対象投資家の税額を自動計算し、投資家別に按分
-
分配額計算
決算期ごとの利益分配額を投資家別に自動計算
計算ミスのリスクを低減し、業務の標準化を実現します。
3.出資請求から償還・分配までの運用フローをカバー
-
キャピタルコール(出資請求)
投資家別の出資請求額を計算し、履行状況を管理
-
償還管理
元本の償還タイミング・金額を記録し、投資家別に按分
-
分配管理
決算期ごとの分配額を投資家別に計算
資金の流れを一元管理し、関係者間で同じデータを参照できる状態を実現します。
4.リアルタイム計数管理
-
案件IRR見込みの自動算出
入力された案件データと計算結果から、将来の案件IRRをリアルタイムで算出
-
ファンドIRR見込みの自動算出
各案件のデータとファンドレベルの収支をもとに、ファンド全体のIRR見込みを自動計算
運用状況を常に可視化することで、迅速な経営判断を実現します。
5.各種計数出力・レポート作成の効率化
運用データをもとに、報酬残高や各種イベントの一覧、各種計数レポートを出力。手作業の集計・転記の負荷を大幅に軽減します。
6.投資家向け通知書をExcel形式で自動出力
投資家別の出資履歴、分配金額、源泉税額、償還額などをもとに、投資家向けの通知書をExcel形式で出力できます。通知書作成にかかる時間を短縮し、迅速かつ正確な情報提供を支援します。
期待される効果
本システムの導入により、以下の効果が期待されます。
-
業務効率化
手作業による集計・計算時間を大幅に削減
-
精度向上
計算ミスや転記ミスのリスクを大幅に低減
-
属人化解消
複雑な計算ロジックをシステム化することで、担当者の異動などの変化にも柔軟に対応
本件に関するお問い合わせ

Prop Tech plus株式会社
今後の展望
本システムの提供により、不動産メザニンファンドの運用における計数管理業務の効率化と精度向上を実現し、運用担当者がより戦略的な業務に注力できる環境の提供を目指してまいります。
今後は各種投資スキームへの対応拡大など引き続き、ファンド運用業界のDX推進に貢献してまいります。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
