東工大・JSA標準化討論会の開催 [2013年1月16日(水)]
システムの信頼性と標準化を巡る競いあい
[開催趣旨] 鉄道をはじめとするインフラや自動車などで多数のマイクロコンピュータが使われ,そのソフトウエアもますます巨大になる中で,安全性や信頼性を維持することが大変重要になって来ています。鉄道では確率を多用したRAMS(Reliability, Availability, Maintainability, Safety)の考え方が海外での契約に取り入れられてきて,2002年には国際規格となりました。内外の商習慣の違い,安全文化の違いがある中,現在,もっと鉄道の運営に合うように日本から改訂を提案しようとしています。自動車のソフトウエアでも海外には日本とは異なる標準化の動きがあります。
この度の討論会では,標準化の動きとして鉄道のRAMSと自動車のAutosar,一つの基本である組込みソフトの信頼性を話題に講演して頂き,ソフトウエアを含むシステムの信頼性と標準化について今後のあり方を考えます。これらに関わる方々を含めた有識者が集い,講演及びパネルディスカッションを行うことによって、学生、研究者、社会人に対して、上記の問題認識と取り組みへの向上を目指します。
[開催要領] 東工大工学系HP(http://www.eng.titech.ac.jp/news/hyoujun0116.html)
日時:2013年1月16日(水) 15:00~17:30(受付14:30)
場所:東京工業大学大岡山キャンパス本館2階H121 (収容240人)
http://www.titech.ac.jp/about/campus/o_map.html
定員:240名
参加料:無料
◆パネル終了後にごく簡単な懇親会を考えています。詳細は下記
●プログラム
15:00~15:05 開会挨拶1 岸本喜久雄(東京工業大学大学院理工学研究科工学系長)
15:05~15:10 開会挨拶2 田中正躬(パネリスト,日本規格協会理事長)
15:10~15:40 講演1:鉄道のRAMSを変える:松本雅行(パネリスト,JR東日本執行役員)
15:40~16:10 講演2:自動車のAutosar:徳田昭雄 (パネリスト,立命館大学教授)
16:10~16:40 講演3:組込みソフトの信頼性:平山雅之 (パネリスト,日本大学教授)
16:40~17:30 パネリスト・フロアを交えた討論
●モデレータ:渡邉 朝紀 (東京工業大学大学院特任教授)
●参加いただきたい方 大学の教員、学生で安全・信頼性や標準化に興味を持っている方、 企業で標準化活動に関わっている方、我が国の安全・信頼性や標準化への取り組みに問題意識のある方
◆懇親会 東京工業大学100年記念館「角笛」にて開催
17:40受付開始[パネル終了後]
参加費2,000円
■参加申し込み : 下記URLからお申し込みください。
URL: http://ws.formzu.net/fgen/S20368597/
【締め切り】1月9日(水)
主催:一般財団法人日本規格協会、国立大学法人東京工業大学大学院理工学研究科工学系
担当 : 電気電子工学専攻JR東日本寄附講座 特任教授 渡邉朝紀
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