「しらかわカタールスポーツパーク」オープン
地域の方々へ心身の健康を届ける、カタールフレンド基金プロジェクト
東日本大震災の被災地復興支援プロジェクトに資金を援助するカタール国の基金「カタールフレンド 基金(以下、QFF)」(議長:ユセフ・モハメド・ビラール駐日カタール国特命全権大使)が助成した「しらかわカタールスポーツパーク」が福島県白河市に2月22日(日)にオープンしました。
QFFでは、東日本大震災による被害や福島第一原子力発電所事故による市民の健康への影響を懸念し、市民の運動不足や心身の健康を改善するため、白河市が提案した「しらかわカタールスポーツパークプロジェクト」 を平成 25 年 6 月に採択しました。約6億6,000万円を助成し、白河市総合運動公園内の東日本大震災の被害を受けた国体記念体育館と陸上競技場の改修と、市民が集う健康施設「アナビースポーツプラザ」を新設しました。これにより地域の住民15万人が同施設を利用予定です。
既に国体記念体育館と陸上競技場の改修工事は完了、本年 4 月よりリニューアルオープンし、小中学生向けの陸上教室やラジオ体操第3による健康講座などを実施、また昨年9月の白河駅伝や11月の福島駅伝のスタート地点としても利用され、白河市のみでなく広く福島県民に馴染みのある施設となっています。
カタール国旗の色で各スポーツの世界大会でカタール国のユニフォームにも使用されている色の名前「アナビー」を冠した新施設「アナビースポーツプラザ」は、2階に屋内型フットサルコート、1階には0歳児から未就学児までが遊べるキッズルームや、様々なフィットネスマシーンが設置されたエクササイズルームが完備され、子どもから大人まで幅広い年代の方々がスポーツを通じて、交流できる施設となっています。
また施設の入り口には、白河市とカタールを象徴するモチーフが描かれた壁画が掲示されているほか、施設内には、スポーツを通じた二国間の強い絆や交流を紹介するパネルや展示物が設置され、40年来の日本とカタール国の親しい関係を紹介しています。
この度の「アナビースポーツプラザ」の完成を記念して行われたオープニングセレモニーには、カタール国外務大臣 ハリッド・ビン・モハメド・アルアティーヤ閣下をはじめ、ユセフ・モハメド・ビラール駐日カタール国特命全権大使、鈴木和夫白河市長、カタールフレンド基金の親善大使を務める別所哲也氏らが参列し、同施設を利用する中学生、高校生、市民の方々ら約160人ともに施設の完成を祝いました。
セレモニーで、カタール国外務大臣 ハリッド・ビン・モハメド・アルアティーヤ閣下は、「しらかわカタールスポーツパークが完成し、本日オープンを迎え、若い方からご年配の方まで多くの地元の方々にご利用いただけることができるようになったことを大変嬉しく思います。この素晴らしいプロジェクトが地域の復興に貢献し、また市民の方々が気軽に集まり、スポーツを楽しみながら交流を深めることができる場所として、地域のコミュニティに役立つことを期待しております。」と述べました。また鈴木市長は、「プロジェクトの目玉でもあるアナビー・スポーツ・プラザが市民の新たな健康とスポーツの場としてオープンできますことは、震災からの復興に一層の弾みがつくものと考えております。」と述べました。
また、オープニングイベントとして、幅広い年代で楽しめるスポーツとして、海外でも人気のけん玉でギネス世界記録を目指す「けん玉ギネス世界記録チャレンジ」を開催しました。当日は子どもから大人まで約280名の市民の方々にお集まりいただき、世界で初めて250人以上の人が一斉に参加する最大のけん玉教室に挑戦し、見事、ギネスワールドレコーズTMに認定され、公式認定証が手渡されました。
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