フューチャーショップ、「Amazonログイン&ペイメント」オプション提供開始から4ヶ月経過。新規会員や受注件数の増加に効果を発揮。

ECサイト構築支援プラットフォーム「FutureShop2」を提供する株式会社フューチャーショップ(本社:大阪市北区 代表取締役:星野裕子、以下フューチャーショップ)は、総合オンラインストアAmazon.co.jp (以下、Amazon) のアカウントでログイン・決済できる「Amazonログイン&ペイメント」が利用可能になるオプションサービスをリリースし、4ヶ月が経過しました。導入や利用の状況を調査しましたのでその結果を報告いたします。
2015年9月1日のリリースから4ヶ月間実施した導入キャンペーンでは、451店舗が導入意向を示しました。それらの店舗に対して2015年12月中旬にサービス継続の意思確認と同時にアンケートを実施したところ、回答は301店舗(回答率67%)、その中でキャンペーン期間内に実際に稼働した店舗数は229(稼働率76%)でした。稼働した店舗のうち、キャンペーン後も「継続する」意向を示した店舗数は216となり、94%もの店舗が継続して導入する結果となりました(表1)。
 

表1 キャンペーン結果・実際に稼働した店舗の利用意向表1 キャンペーン結果・実際に稼働した店舗の利用意向

 

アンケート未回答を含め、キャンペーン後も継続の意向を示した店舗数は312でした。


また、実際に導入した83%の店舗が「効果を感じた」、または、「見込めそう」とアンケートに回答するなど、肯定的な意見が高い割合を示しています(図1)。

図1.Amazonログイン&ペイメント導入結果(n=229・選択式)図1.Amazonログイン&ペイメント導入結果(n=229・選択式)


ご継続いただける理由として最も多かった選択肢は、約半数の店舗が回答した「今後の売上増加が見込める」でした。同数で「受注額が増加した」「カゴ落ちが改善した」と続いています(図2)。 

図2キャンペーン後、「Amazonログイン&ペイメント」を継続する理由(選択式、複数回答)図2キャンペーン後、「Amazonログイン&ペイメント」を継続する理由(選択式、複数回答)


継続されない理由は、下記の結果となりました(図3)。

図3 キャンペーン後、「Amazonログイン&ペイメント」を継続しない理由(選択式、複数回答)図3 キャンペーン後、「Amazonログイン&ペイメント」を継続しない理由(選択式、複数回答)


ここで挙げられた「決済処理が面倒」とは、調査期間中においてFutureShop2では決済処理の一括機能を実装していなかったことによります。

2016年1月27日に決済処理の一括処理機能を提供いたします。

また、ECサイト来訪者の利用状況や導入効果を測定するために、次の三つの調査・分析を行いました。

利用状況の検証として2015年12月1日~31日に「Amazonログイン&ペイメント」を決済手段として提供していた260店舗を調査した結果を表2にまとめています。全決済に対する「Amazonログイン&ペイメント」を利用した割合は平均30.18%と、前回の調査より1ポイントの向上が見られました。理由の一つとして、サービスリリース後から時間が経過し、消費者の認知度が上がったことにより利用率が高まったことが考えられます。
 

表2 決済手段の割合から見る2015年12月の「Amazonログイン&ペイメント」利用率(n=260)表2 決済手段の割合から見る2015年12月の「Amazonログイン&ペイメント」利用率(n=260)

 

導入により新規会員登録数が増加したかを検証するため、2014年12月に月間流通総額100万円以上を達成した店舗で、現在も継続してご利用いただいている店舗の中から約600店舗を無作為に抽出して調査し、2015年12月の新規会員登録数の増加率を下記にまとめました(表3)。
 

表3 2014年12月と2015年12月を比較した新規会員登録の成長率表3 2014年12月と2015年12月を比較した新規会員登録の成長率

 

また、2015年12月は新規購入顧客全体で「Amazonログイン&ペイメント」を利用して会員登録を行った割合は44.67%という結果も出ており、これらの結果からAmazonアカウントを持っているECサイト来訪者がAmazon以外のサイトでも利用したため新規会員数が増加したということが考えられます。


次に、同群の受注件数への影響を調査いたしました(表4)。

表4 2014年12月と2015年12月を比較した受注件数の増加率表4 2014年12月と2015年12月を比較した受注件数の増加率


各店舗が行った施策はそれぞれ異なり、さまざまな要因が影響しているものの、取り組みの1つとして「Amazonログイン&ペイメント」を導入した店舗は導入していない店舗より「月間受注件数」が増加していると、2項目で統計上有意な差が出ています。特に、スマートフォンからの受注件数は導入済店舗が25ポイントも高いなど、高い効果を示しました。


これらの理由として、自社ECサイトでこれまで課題の一つであった、購入までのハードルをこの「Amazonログイン&ペイメント」導入によって下げることができたことが考えられます。

会員数が増加することにより、自社ECサイトでのプロモーションやマーケティングの機会をこれまで以上に活用でき、今後もさらなる売上向上への寄与が期待されます。

今後もフューチャーショップは、EC市場の成長の一助となるべく、ネットショッピングをより楽しく、有益な世界にしていくことを目指します。

※ Amazon.co.jpおよびAmazon、Amazonログイン&ペイメントはAmazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

【サービス概要】
Amazonログイン&ペイメント対応
http://www.future-shop.jp/function/construction/loginandpayments.html

【関連記事】
フューチャーショップ、「FutureShop2」で構築されたECサイトに、総合オンラインストアAmazon.co.jpのアカウントでログインと決済が可能になる「Amazonログイン&ペイメント」オプションサービスを9月1日リリース
http://www.future-shop.jp/news/2015/05/12.html

フューチャーショップ、「Amazonログイン&ペイメント」導入サービス開始1ヶ月で稼働数150店舗を突破。新規購入者の平均3人に1人が「Amazonログイン&ペイメント」を利用。
http://www.future-shop.jp/news/2015/10/08.html

【フューチャーショップについて】
フューチャーショップが提供するFutureShop2(http://www.future-shop.jp/)シリーズは、未来に向けたEC戦略も検討できるECプラットフォームです。
国内向け「FutureShop2」はロイヤルティマーケティングに取り組める豊富な機能を有し、越境EC・インバウンド対応時には同じオペレーションの「FutureShop2 OVERSEAS」をご利用頂けます。オムニチャネル化への取組み時は実店舗ECポイント連携に加え、実店舗在庫連携機能もご利用頂ける「FutureShop2X」を提供しています。
また、プラットフォーム自体の機能が充実しているだけでなく、他システムとも多数連携しており、柔軟性や拡張性にも優れています。"売上を創るEコマースプラットフォーム"を目指し、プロユースに応える高機能であることにこだわり、EC事業者の「やりたいこと」にとことん、応えます。

【フューチャーショップ会社概要】
社名:株式会社フューチャーショップ Future Shop Co.,Ltd.
所在地:〒530-0011大阪市北区大深町4番20号グランフロント大阪 タワーA 24階
資本金:1億円
代表者:代表取締役 星野 裕子
従業員:32名(2015年4月1日現在)
設立:2010年3月 (株式会社フューチャースピリッツより分社)
事業内容:電子商取引(Eコマース)支援サービスの提供、EC構築・運営ASP「FutureShop2」企画・運営・開発
コーポレートサイトURL:http://www.future-shop.jp/corporate/
サービスサイトURL:http://www.future-shop.jp/

 

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会社概要

URL
https://www.future-shop.jp/
業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市北区大深町4番20号 グランフロント大阪 タワーA 24階
電話番号
06-6485-5200
代表者名
星野 裕子
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2010年03月